放送大学エキスパート(科目群履修認証制度) FAQ -よくあるご質問-

ご質問一覧

Q&A

1. 制度全般に関する質問

Q1
「放送大学エキスパート」と「科目群履修認証制度」は同じものですか。
A1
「放送大学エキスパート」は制度の愛称です。各プラン名(健康福祉指導プラン、社会生活企画プラン等)は、認証名の愛称となります。
制度の正式名称は「科目群履修認証制度」です。認証状には、認証の正式名称(健康福祉指導者、社会生活プランナー等)が記載されます。
Q2
申請すると、何がもらえますか。
A2
学長名による「認証状」と、「証明書」(単位修得科目一覧を明記したもの)を発行します。また、希望により、携帯できるカードも発行します。「認証状」、「証明書」及び「カード」には全て右上に番号が記載されていますが、それぞれに記載されている番号は同じではありません。
Q3
本制度の対象者は誰ですか。学籍がなくても申請できますか。
A3
本学教養学部に在学中、または在学期間終了翌学期中の方が対象です。この期間を過ぎると申請できません。申請するためには再入学していただく必要があります。
Q4
本制度の目的は何ですか。認証状を取得すると、どんなメリットがありますか。
A4
全科履修生の方については、教養学部の科目をより体系的に学ぶことができ、学士号に表われない、特定分野の学習成果を対外的に伝えることができます。 選科履修生及び科目履修生の方については、学習計画を立てる際の目標として、あるいは履修モデルのようなものとしてお考えいただければと思います。
Q5
認証状は、必ず取得しないといけないものですか。
A5
本制度は本学の卒業要件ではありませんので、在学中に必ず取得しないといけないものではありません。
Q6
認証状は資格のようなものですか。また、履歴書の資格欄に書けますか。
A6
本制度は、学校教育法第105条の「履修証明制度」に基づいた制度です。本学である特定分野の科目を体系的に学習したことの証明として、履歴書に書いていただくことは可能です。

2. 申請手続について

Q7
認証状を申請するには、どのような手続が必要ですか。
A7
事前に特別な手続は必要ありませんので、通常の科目登録を行ってください。認証取得条件(プランによって異なります)を満たした時点で、所定の発行手数料をお支払いのうえ、交付願を提出してください。交付願の受付は毎月月末(土曜、日曜、祝日を除く。)を締め日とします。その後、締切日から2ケ月程度で発送します。申請締切日に注意して、余裕をもって申請をしてください。申請は月末に取りまとめますので、月の前半に交付願が届いた場合には、発送までに3ケ月弱かかります。なお、毎学期の成績発表後は申請が大変多いため、上記よりさらに1ケ月程度お時間をいただく場合があります。あらかじめご了承ください。
Q8
発行手数料の支払方法を教えてください。
A8
銀行振込、郵便定額小為替、現金書留の3通りの支払い方法があります。 申請の詳細は、こちらをご覧ください。
Q9
交付願の入手方法を教えてください。
A9
認証状等交付願は下記リンク先の「エキスパート 〜認証取得の手引き〜」最終ページに掲載しています。印刷してお使いください。また、システムWAKABAからも印刷できます。
2024年度『科目群履修認証制度(放送大学エキスパート)について~認証取得の手引き~』新規タブでPDFを開く
Q10
発行手数料の金額を教えてください。
A10
(1)認証状+証明書 1,000円
(2)認証状+証明書+カード 1,500円
となります。
証明書を2通以上希望される場合、2通目以降は1通につき200円となります。
(例)認証状+証明書2通の場合 1,200円
認証状+証明書2通+カードの場合 1,700円
Q11
交付願や発行手数料を本部や学習センターに直接持って行ったり、また認証状を本部や学習センターで直接受け取ったりすることはできますか。
A11
現在のところ、申請から交付にかかるまでの手続は、全て本部で行なっており、郵送のみでのお取り扱いとさせていただいています。ご不便をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。
Q12
単位認定試験の成績通知が届く前に、交付願を送ってもいいですか。
A12
成績通知を受け取って、認証取得条件を満たしていることを確認のうえ、交付願等の申請書類を送付してください。

3. 認証取得条件について

Q13
授業科目群は、どのような科目ですか。
A13
原則として、1科目2単位の放送授業ですが、オンライン授業では1科目1単位の科目もあります。 また、「異文化コミュニケーションプラン」、「アジア研究プラン」及び「日本文化を伝える国際ボランティア・ガイド(基礎力)養成プラン」の「任意の外国語科目」及び「日本文化を伝える国際ボランティア・ガイド(基礎力)養成プラン」の「指定の日本文化に関する科目」については面接授業(1科目1単位)も対象とします。
Q14
成績は関係ありますか。
A14
必要な単位を修得していれば、成績は問いません。
Q15
一度退学(卒業)した後、再入学したのですが、以前に修得した科目は認定されますか。
A15
退学(卒業)前に修得した科目であっても、授業科目群に該当すれば認定します。
Q16
他大学等で修得した単位は認められますか。
A16
本制度は、放送大学独自の制度であることから、授業科目群は本学が開講している科目のみを対象としており、他大学等で修得した単位は認められません。
Q17
昔に修得した科目も申請に利用できるのでしょうか。
A17
取得を希望するプランの授業科目群に指定されている科目は、利用できます。 授業科目群に指定されている科目は、その科目の開講年度から数えて10年間認証取得条件として認められます。 たとえば、「○○('17)」という科目は2017年度に開講した科目なので、2026年度中まで有効で、2027年度からは授業科目群から外れます。
Q18
科目が二段書きされている場合がありますが、どういう意味ですか。
A18
本制度は、平成18年度に始まりましたので、原則として、授業科目群は平成18年度時点で開講していた科目及びそれ以降に新たに開講した科目を対象としています。例外的に、「再履修不可」の制限がかかっている科目に限り、過去の科目も授業科目群として認めています。その場合、現在開講中の科目を上段に、閉講した科目を下段に記載し、上段、下段どちらの科目の単位を修得されても認証取得条件として認めます。なお、科目の有効期限については、上段の科目の有効期限を下段の科目にも適用します。

「再履修不可」の制限の有無は、「授業科目案内」の「科目名欄」で確認することができます。
Q19
「閉講科目」とは、どのような科目ですか。
A19
当初開講していた科目が、科目の改訂により閉講になった場合、「閉講科目」として別枠に記載しています。新たにその科目を履修することはできませんが、既にその科目の単位を修得済みの場合は、その科目の有効期限までは、引き続き認証取得条件として有効です。
Q20
申請するにあたり、何か注意することがありますか。
A20
単位不足等の理由により、申請受付後に発行手数料を返金する例が多数あります。返金手続には非常に時間がかかるうえ、振込手数料等はお返しできませんので、認証取得条件を満たしているかどうか、申請される前によくご確認ください。システムWAKABAから単位修得状況情報、履修情報等がご確認いただけるほか、科目群履修認証制度自己判定機能もご利用いただけます。(ただし、「計算機科学の基礎プラン」の[注]の認証取得条件については、自己判定機能はご利用いただけません。詳細は下のQ21A21をご確認ください。)
Q21
認証取得条件を満たしているかどうか、確認してもらえますか。
A21
システムWAKABAでは、単位修得情報、履修情報のほか、科目群履修認証制度自己判定機能もご利用いただけます。「科目群履修認証制度(放送大学エキスパート)について」パンフレット及び科目群履修認証制度自己判定機能を利用し、ご自身で確認してください。

自己判定機能:システムWAKABAの「教務情報」を選択⇒資格取得判定の「科目群履修認証制度自己判定」を選択⇒「判定年度」を選択⇒資格を選択し、「判定」をクリック。判定結果画面が表示されます。
資格を取得するために必要な条件が画面左「科目区分」欄に表示され、修得済みの科目・履修中の科目が「要件科目名」欄に表示されます。なお、「科目区分」欄の科目No.は、パンフレットに記載されている科目No.と連動しています。

「2023年度版科目群履修認証制度(放送大学エキスパート)について」パンフレットに記載されている2023年度要件について、「計算機科学の基礎プラン」の[注]部分の条件で認証取得条件を満たす場合、自己判定機能は対応しておりません。 認証取得条件

4. 履修証明に関する質問

Q22
平成20年4月からエキスパートが学校教育法に基づく制度になりましたが、手続には何か変更はありますか。
A22
特に変更はありません。平成20年4月以降に発行する認証状は自動的に新しいものとなります。ただし、制度改正に伴い、本学全科履修生への入学資格を有していること(高等学校卒業またはこれと同等以上の大学入学資格があること)、という条件が申請資格に加わりましたので、必要に応じて個別に大学入学資格を確認させていただくことがあります。
Q23
平成20年4月以降の認証状とそれ以前の認証状はどのように違うのですか。
A23
平成20年4月以降に発行する認証状には、学校教育法第105条の規定に基づく制度であることが明記されます。 これに対して、それ以前の認証状は放送大学独自のものとなります。平成20年3月31日以前の認証状を取得している場合、再審査により学校教育法第105条の規定に基づく制度であることを明記した認証状を発行できます。再審査及び認証状発行を申請する場合の発行手数料は、1認証につき500円となり、1回限り発行できます。なお、 実際の取り扱いは、今まで同様、各団体がどのように評価するかになると考えます。
Q24
全科履修生への入学資格を有していません。エキスパートは申請できないのですか。
A24
本学全科履修生への入学資格を有していない方は、基盤科目(保健体育を除く)または導入科目から合わせて16単位以上修得していただくと、全科履修生への入学資格が得られます。この条件の詳細については、「学生募集要項」でご確認ください。
なお、この単位についても認証状取得のための単位としてお使いいただけます。
Q25
取得済みのプランはどうすれば確認できますか。
A25
取得済みのプランは、システムWAKABAの科目群履修認証制度自己判定機能を利用し確認することができます。資格取得判定指示画面において、「判定年度」の下にプランが一覧表示されますが、既に取得しているプランは画面上に表示されません。「科目群履修認証制度(放送大学エキスパート)について」パンフレット表紙の認証一覧と見比べていただき、表示されていないプランがあれば、既に取得したプランとなります。

5. 科目群履修認証カードに関する質問

Q26
既に認証状を発行してもらっていますが、追加でカードを申し込むことはできますか。
A26
できます。カードのみの発行については、手数料は1,000円です。なお、平成20年5月以前に認証状を取得された方が新たにカードを申し込む場合は、1枚目のカードに限って特例措置により手数料が500円になります。
また、2枚目以降のカードは原則として紛失された場合等を除き発行しておりません。