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プログラムからのメッセージ
   
 

■生活健康科学プログラム

「生活、健康、福祉を切り口に、人間活動の根本である生活環境を改善する指導的人材を育成する。」

  都市と地方、若年層と高齢層のライフスタイルの違い、食と健康の問題、高齢化社会への対応など複雑で多様化する現代生活の課題を解決していくためには、生活・健康・福祉に関する総合的な視野と、医療や環境などの他領域と連携し問題を解決していく施策が必要です。
  本プログラムでは、企業や行政、教育機関、地域活動、非営利組織などで活動している方や、生活に関わる幅広い分野で問題意識を持っている方に対し、新しい時代の生活のあり方と、具体的な方法を習得する機会を提供します。
  人間活動の根本である生活を深く研究するためには、生活に関わる全ての分野が対象になります。幅広い分野を網羅する本大学院の長所を生かし、他のプログラム等と連携しつつ、独自性のある高水準の生活健康科学の研究・教育の展開を目指しています。

 

■人間発達科学プログラム

「現代の家庭、学校、地域社会が抱える教育課題に対して、実践的な研究を行い、解決策を探る。」

  人間は生涯にわたり、社会の最小単位である家庭をはじめ、学校、地域社会のコミュニティの中で成長と発達を続けます。本プログラムでは、人間の生涯にわたる発達過程のメカニズムを心理面や社会面を中心に科学的に解明し、その過程で生じる発達に関わる諸問題の解決を目指して実践的な研究を進めていきます。
  受講生の多くは、教育関係の仕事に携わっているか、教育問題に対し深い関心を抱いている方です。漠然と感じている問題意識を具体的に社会で役立てるためには、自らが持つ問題意識を客観的に解明し、科学的に検証することがまず必要になります。正確な事実認識に基づいてこそ、問題解決に向けた実践的な取り組みが生まれていくのです。本プログラムでは研究を通じ、現代のコミュニティや教育問題、人間の発達に関する諸問題を科学的に認識する研究能力と、問題解決に向け多面的に思考していく実践能力を身につけることが可能です。

 

■臨床心理学プログラム

「重要性が高まる心理臨床の領域で、高度な実習を通して、臨床心理士の育成と再研修を行なう。」

  不登校やいじめ問題、子育てへの不安、虐待やDV、中高年の職場環境の問題、喪失や死との出会い、そもそも生きてゆくことにまつわる不安など、現代においては、こころの問題の深刻さは増し、専門的・実践的な取り組みが求められています。本プログラムは、教育、医療、福祉、司法、労働・産業等さまざまの分野で広い視野を持ちながら実践的に活動できる高度専門職業人(臨床心理士)の育成および再研修を目指しています。
  臨床心理学は心理臨床の実際の中から「臨床の知」を紡ぎ出そうとする学問であるので、本プログラムでは、理論と知識の習得に加え、実習・演習に重点が置かれています。1年次には専任教員による年間3週間に及ぶ本部での「臨床心理基礎実習」「臨床心理査定演習」、2年次には全国の「臨床心理実習」委託機関で、心理臨床の現場での「実習指導」が行なわれます。

 

■社会経営科学プログラム

「時代が求めるパラダイムを模索し、政治や経済など、あらゆる領域で具体的提言を行う。」

  情報化、グローバル化、戦争・テロ問題、少子高齢化など、急激に進む社会変化に対して、広い視野と多角的な見地、新たな発想から導き出される持続可能な社会経営システムのあり方が、今、問われています。
  本プログラムでは、主に企業や行政機関、非営利組織で近い将来に中心的な役割を果たす、企画力・指導力の素養を併せ持つ人材の育成を目指しています。さまざまな領域のガバナンスに必要とされる高度な知識と技術を習得するために、社会的自我、コミュニティ、都市、自治体、企業、政治、法律、経済、経営、環境、国際など、現実の社会情勢に応じた実践的かつ多彩なプログラムを用意し、研究活動をサポートします。
  社会の構造と変容を、多様な見地とより高い視野から理論的、経験的に解明し、研究の中で論理的な思考力と応用力を身につけると同時に、新たなパラダイムに基づく具体的提言を積極的に行っていきます。

 

■文化情報学プログラム

「文化、教育、情報技術など多彩な学問を深耕。人間の本質を追求し、新たな自分を発見する生涯学習を行う。」

  文化情報学プログラムでは、単なる知識の習得ではなく、知識の習得を通じ一人ひとりが多様な情報を判断する基礎的な学力を身につけ、現在の情報化社会において、総合的な知見と判断力を生かした実践的活動ができる人材の養成を目指しています。哲学、歴史、文化、教育、情報技術、数理工学など、分野を問わずあらゆる学問を情報学の手法を用い体系的に深く掘り下げ研究する中で、自分にとって本当に必要な知力や価値観は何かを同時に発見していきます。
  新たな知見を創造するために、多彩な分野の教員が研究を手厚くサポートするのも大きな特徴です。どの研究テーマにも共通するのは、人間の本質を明らかにするということ。自ら研究テーマを決め修士論文を書き上げる中で、自分を見つめなおし、社会との関わりについて模索し社会に対し自分がどのような貢献ができるのか、新たな自己発見につながる機会をじっくりと提供します。生涯学習の面白さとその価値が、本プログラムでは実感できるはずです。

 

■自然環境科学プログラム

「多面的・統合的な自然の追求を通じて、循環型社会のあり方や、環境問題などの解決への道を探る。」

  地球温暖化やエネルギー問題、環境や生物多様性の保全問題など、人類が直面する多くの難問は、自然との調和を逸脱した人間の生活の帰結であるとともに、統合的な視点を欠いたままで自然のありようと成り立ちを探求し、性急にその利用を図ってきた科学技術の帰結でもあります。時間的にも空間的にも果て知れぬ広がりを持つ自然現象と、それらが示す複雑な相関関係を科学的に捉えるためには、幅広い学問分野の研究者が相互に補完しあう研究体制が必要です。
  本プログラムでは、宇宙という無辺の世界から素粒子という極微の世界まで、あるいは生命圏全体の構造と動態からDNAなど生体物質の構造と動態までを視野に収めながら、物理学、化学、生物学、地球科学、天文学、数学、情報学などあらゆる切り口から学問的探求を行うことを目指しています。われわれは、分野や年齢に捉われないそのような研鑽を通じて、科学的認識に基づいて問題を把握し、その解決策を導く評価能力や実践能力を持つ高度専門職業人への道と、自然に対する深い洞察力と叡智を備えた知識人への道とを拓くことが出来ると確信しています。

   
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