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データベースと情報管理('16)

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主任講師
柳沼 良知 (放送大学教授)
三輪 眞木子 (放送大学教授)
放送メディア
ラジオ
放送時間(平成28年度)
第1学期:(木曜)10時30分~11時15分
第2学期:(日曜)19時00分~19時45分

講義概要

テキスト・画像・音声・映像を含む多様な形態の電子情報が、インターネット等のネットワークを通じて広く流通しており、こうしたマルチメディアの電子情報を効率よく蓄積・検索できるデータベースの構築と活用が重要になっている。本科目では、多様な形態の電子情報を効果的・効率的に活用するために必要な知識と技術の習得と、テキスト・画像・音声・映像を含むマルチメディア・ドキュメントの電子化・蓄積・組織化・検索を含むデータベース技術の習得を目指す。
※詳しくはシラバス

開設年度
平成28年度
科目区分
情報学プログラム
科目コード
8970092
単位数
2単位
単位認定試験
試験日・時限
平成28年度 第1学期:平成28年7月22日(金曜)5時限(14時25分~15時15分)
平成28年度 第2学期:平成29年1月21日(土曜)6時限(15時35分~16時25分)
単位認定試験
平均点
備考
「データベースと情報管理('12)」の単位修得者は履修不可
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授業の目標

多様なメディアの電子情報をデータベースとして管理する方法と、それらの電子情報を効果的・効率的に活用する方法を学ぶ。

履修上の留意点

特になし。

シラバス

テーマ 内容 執筆担当講師名
(所属・職名)
放送担当講師名
(所属・職名)
1 情報管理におけるデータベースの意義 データベースは情報の組織化、蓄積、検索の部分を担う情報管理手法である。本章では、データベースの発展の歴史を振り返るとともに、多種多様なデータベースを分類する枠組みを論じる。さらに、データベース管理ソフトウェアであるデータベース管理システム(DBMS)の機能と、搭載するデータの論理構造を表す主要なデータモデルを紹介する。
【キーワード】
情報管理、データベース、データベース管理システム、DBMS、データモデル
三輪 眞木子
(放送大学教授)
三輪 眞木子
(放送大学教授)
2 情報管理の手法 情報を検索できるようにするには、組織化が必要である。情報の組織化は、情報を効果的に管理するための前提条件となる。情報を組織化することで、検索だけでなく、新情報の発見、意味づけ、複雑さの管理、診断と意思決定、情報流通の管理も可能となる。本章は、情報を組織化するために用いられてきた技法やその想定される成果を概観する。
【キーワード】
分類、要約、メタデータ、オントロジー、フォークソノミー
三輪 眞木子
(放送大学教授)
三輪 眞木子
(放送大学教授)
3 リレーショナルデータベース技術 コンピュータ上に(広義の)データベースを構築し、情報を管理するためには、データそのものと、それを管理するためのソフトウェアが必要である。このとき、データはモデル化されている必要があり、その方法の1つがリレーショナルモデルであった。本章では、最も広く用いられるリレーショナルデータベースについて解説する。
【キーワード】
リレーショナルデータベース、 SQL
森本 容介
(放送大学准教授)
森本 容介
(放送大学准教授)
4 テキストデータの検索 パソコンユーザにとってなじみの深いテキストエディタやワープロソフトによる検索は、先頭からすべての語を調べるために時間がかかり、大量の文書の検索には向いていない。検索インデックスと呼ばれる索引情報を利用すると、高速な検索を行うことができる。本章では、検索インデックスを用いたテキストデータの検索を解説する。
【キーワード】
全文検索、 検索インデックス、 形態素解析、 N-gram
森本 容介
(放送大学准教授)
森本 容介
(放送大学准教授)
5 文献データベースの構築 本章では、私たちの身近にある図書、新聞、雑誌論文などの文献データベースがどのように発展してきたかを概観する。また、文献データベースの構築手順と、検索におけるメタデータの役割を論じ、目録規則やメタデータ標準を具体的に活用する方法を示す。さらに文献検索において重要な課題である主題表現の考え方と方法を紹介する。
【キーワード】
文献データベース、情報検索、主題表現
三輪 眞木子
(放送大学教授)
三輪 眞木子
(放送大学教授)
6 文献データベースの評価 文献検索システムの評価基準として使われている適合性(relevance)の概念と、適合性に基づく評価指標である再現率(recall)と精度(precision)を考える。また、これらの指標を用いて文献検索システムを評価する検索実験を紹介する。一方、ユーザが文献データベースをどのように評価しているかを考える。最後に、文献データベースを包括的に評価する視点である、費用対効果および費用対便益の考え方を学ぶ。
【キーワード】
適合性、検索実験、システム志向、ユーザ志向、費用対効果、費用対便益
三輪 眞木子
(放送大学教授)
三輪 眞木子
(放送大学教授)
7 データベースの利用 情報を検索するプロセスをコンテンツとクエリのマッチングとしてとらえるシステム志向の情報検索モデルを紹介し、その問題点を考える。また、ユーザの情報探索行動の一部として情報検索を捉えるユーザ志向の情報探索の考え方を学ぶ。さらに、情報検索におけるユーザの心理を捉えるために、意思決定と問題解決における心の動きを捉える。
【キーワード】
情報検索、ユーザ文脈、情報探索、意思決定、問題解決
三輪 眞木子
(放送大学教授)
三輪 眞木子
(放送大学教授)
8 多様なメディアとデータベース 画像、音声、映像などのマルチメディア情報のデータベース化について、①コンピュータ技術の進展、②メディア技術の進展、③情報基盤の整備、の3つの観点から述べる。
【キーワード】
マルチメディアデータベース、コンピュータ技術、メディア技術、情報基盤
柳沼 良知
(放送大学教授)
柳沼 良知
(放送大学教授)
9 画像データベース 画像データをデータベース化する際に必要となる、画像データのデジタル化や処理手法について述べる。また、画像データベースにおける、画像データの管理手法についてもあわせて述べる。
【キーワード】
色、画像処理、画像特徴量
柳沼 良知
(放送大学教授)
柳沼 良知
(放送大学教授)
10 音声データベース 音声データをデータベース化する際に必要となる、音声データの取得や処理方法について概説する。また、音声認識による検索の実現手法や、音楽を検索する手法についてあわせて述べる。
【キーワード】
音声処理、音声認識、音楽検索
柳沼 良知
(放送大学教授)
柳沼 良知
(放送大学教授)
11 映像データベース 映像データをデータベース化する際に必要となる、映像データの取得方法について学ぶ。また、映像の処理技術の例として、情報量が大きな映像を効率的に扱うために用いられる、映像の変わり目(シーンチェンジ)の検出手法や、映像要約の概要について述べる。
【キーワード】
映像フォーマット、シーンチェンジ検出、映像要約
柳沼 良知
(放送大学教授)
柳沼 良知
(放送大学教授)
12 3次元データベース 3次元データのデータベース化について概説する。3次元データの取得や3次元データの記述方法について述べるとともに、3次元データを効率的に扱うために必要な類似形状検索技術についてあわせて述べる。
【キーワード】
3次元データ、類似形状検索
柳沼 良知
(放送大学教授)
柳沼 良知
(放送大学教授)
13 検索イメージが明確な場合の検索 画像検索や映像検索は、利用者の検索意図に基づき、検索したい画像のイメージを明確に表現できる場合に対応する「こんな検索」と、検索したい画像のイメージを明確に表現できない場合に対応する「あんな検索」の2つに分類することができる。本章では、「こんな検索」における検索手法や検索システムについて概説する。
【キーワード】
画像検索、映像検索、「こんな検索」
柳沼 良知
(放送大学教授)
柳沼 良知
(放送大学教授)
14 検索イメージが明確でない場合の検索 画像検索や映像検索は、利用者の検索意図に基づき、検索したい画像のイメージを明確に表現できる場合に対応する「こんな検索」と、検索したい画像のイメージを明確に表現できない場合に対応する「あんな検索」の2つに分類することができる。本章では、「あんな検索」における検索手法や検索システムについて概説する。
【キーワード】
映像検索、画像検索、「あんな検索」
柳沼 良知
(放送大学教授)
柳沼 良知
(放送大学教授)
15 データベースの運用と課題 映像データを配信するための手法として、Webサーバを使ったダウンロード配信やビデオポッドキャスト、専用の映像サーバを用いたストリーミング配信等の手法について述べる。また、長期的視野に立ってデータベースを運用していくために必要な、セキュリティ管理や障害対策、著作権の管理について述べる。
【キーワード】
映像配信、セキュリティ管理、障害対策、著作権管理
柳沼 良知
(放送大学教授)
柳沼 良知
(放送大学教授)
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