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映像コンテンツの制作技術('16)

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主任講師
近藤 智嗣 (放送大学教授)
放送メディア
テレビ
放送時間(平成28年度)
第1学期:(土曜)16時00分~16時45分
第2学期:(月曜)9時45分~10時30分

講義概要

情報コースのマルチメディア領域の科目として、映像コンテンツの制作技術を体系的に学ぶ科目である。映像コンテンツの制作工程としては、プリプロダクション、プロダクション、ポストプロダクションの3つに大きく分けることができ、映像制作に必要な技能としては、技術面と表現面がある。商用の映像制作では、これらの各分野で細かく分業化されているが、本科目は各専門職を養成することが目的ではないため、映像制作について体系的に扱う。また、一般的な映像制作講座ではなく、高等教育の学問分野として映像コンテンツの制作を位置づけている。
※詳しくはシラバス

開設年度
平成28年度
科目区分
コース科目(情報コース(専門科目))
〔2009年度~2015年度〕専門科目(情報コース)
〔2008年度以前〕専門科目(情報コース)
科目コード
1570200
単位数
2単位
単位認定試験
試験日・時限
平成28年度 第1学期:平成28年7月26日(火曜)6時限(15時35分~16時25分)
平成28年度 第2学期:平成29年1月25日(水曜)6時限(15時35分~16時25分)
単位認定試験
平均点
 
 
備考
 
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授業の目標

本科目の目標は、映像コンテンツの制作における表現面と技術面の両側面を体系的に身につけることである。表現面としては、企画・構成、シナリオ、カメラワーク、照明、編集などがあり、技術面としてはカメラの仕組み(色温度、レンズなど)、音声収録、色調整などがある。本科目は、映像のクリエイターを養成することが目的ではなく、映像コンテンツの制作技術を学ぶことをとおして、マルチメディアの基礎技術を理解し、映像の表現技法を習得することである。

履修上の留意点

この科目を履修した後に「CGと画像合成の基礎('16)」などに進んでいくことが望ましい。

シラバス

テーマ 内容 執筆担当講師名
(所属・職名)
放送担当講師名
(所属・職名)
1 動画の原理 動画は静止画が連続的に表示されるものであるが、なぜ静止画の集まりが動いて見えるのだろうか。映画は、どのような経緯をたどって誕生したのだろうか。現在のテレビなどの映像フォーマットはどうなっているのだろうか。これらの疑問について解説する。

【キーワード】
残像、仮現運動、ハイビジョン、4K、8K
近藤 智嗣
(放送大学教授)
近藤 智嗣
(放送大学教授)
2 モンタージュ モンタージュとは一言で言うと「演出を伴った映像編集」のことである。ただ撮影しただけの映像と映画やテレビドラマなどの編集された映像には、どのような違いがあるのだろうか。現代の映画に至るまでの歴史的な経緯から映像編集の基本を考えてみる。

【キーワード】
映像編集、モンタージュ、クレショフ効果
近藤 智嗣
(放送大学教授)
近藤 智嗣
(放送大学教授)
3 ビデオカメラの基本機能 ビデオカメラに付いているスイッチ類は、何の機能なのか。また、操作するときは何に気をつければよいのだろうか。そして、これらを操作すると映像はどのように変化するのだろうか。ビデオカメラのスイッチ類のうち、基本的な機能であるズーム、フォーカス、ホワイトバランスについて解説する。

【キーワード】
ビデオカメラ、ズーム、フォーカス、ホワイトバランス
近藤 智嗣
(放送大学教授)
近藤 智嗣
(放送大学教授)
4 明るさの調節 ビデオカメラには、明るさの調整に関係する機能がある。アイリス、シャッタースピード、ゲイン、NDフィルターの4つである。これらは、どのように使い分けるのか、そして、映像はどのように変化するのだろうか。また、適正な明るさとは何か。これらの疑問について解説する。

【キーワード】
アイリス、シャッタースピード、ゲイン、NDフィルター、波形モニター
近藤 智嗣
(放送大学教授)
近藤 智嗣
(放送大学教授)
5 カメラワーク 手ぶれ防止のためにもカメラは三脚で固定させるのが基本である。しかし、ビデオカメラは動かしながらでも撮影できる。手ぶれを抑えてカメラを動かすには、どうすればよいのか。また、どのような装置があるのだろうか。さらに、動かすことによってどのような効果があるのだろうか。これらの疑問について解説する。

【キーワード】
三脚、カウンターバランス、移動撮影、カメラワーク
近藤 智嗣
(放送大学教授)
近藤 智嗣
(放送大学教授)
6 構図とイマジナリーライン 人物を撮影するとき、体全体を入れることもあれば顔のアップにすることもある。画面に映る被写体のサイズはどのように決めればよいのか。風景を撮影するときは、どんな構図にすればよいのか。また、2人の人物を交互に撮影するときは、どの方向から撮影すればよいのだろうか。これらの疑問について解説する。

【キーワード】
画面サイズ、構図、イマジナリーライン
近藤 智嗣
(放送大学教授)
近藤 智嗣
(放送大学教授)
7 照明 暗い場所で撮影するときは光量を補うために照明をつける。しかし、ただ明るくするだけでいいはずがない。では、照明を使うときは何を考慮すればよいのだろうか。照明の色はどうするか、照明を置く場所はどうするか。これらの疑問について解説する。

【キーワード】
ホワイトバランス、色温度、三点照明、内式ライティング、フィルター
近藤 智嗣
(放送大学教授)
近藤 智嗣
(放送大学教授)
8 マイク ビデオカメラには内蔵マイクが付いているが、トーク番組などでは、出演者が胸にピンマイクを付けている。なぜ、プロは内蔵マイクを使っていないのだろうか。マイクにはどんな種類があり、どう使い分けているのだろうか。これらの疑問について解説する。

【キーワード】
カクテルパーティ効果、マイク、指向性
近藤 智嗣
(放送大学教授)
近藤 智嗣
(放送大学教授)
9 音声 音とは何だろうか。音量が小さすぎると聞き取れないし、大きすぎると割れてしまう。収録するときの音量は何を基準に決めればいいのだろうか。機材にはメーターがついているが単位は何なのだろうか。音声の編集はどうすればいいのだろうか。これらの疑問について解説する。

【キーワード】
VUメーター、ピークメーター、dB、ナレーション
近藤 智嗣
(放送大学教授)
近藤 智嗣
(放送大学教授)
10 プリプロ/ポスプロ 映像制作で撮影に入る前の段階がプリプロ、最後の仕上げの工程がポスプロである。それぞれの工程では何をするのか。映像編集はポスプロの工程に含まれるが、その他には何があるのだろうか。映像や音声の最終調整はどのように行うのか。テロップはどのように入れるのがよいのか。これらについて解説する。

【キーワード】
ポスプロ、カラーコレクション、テロップ
近藤 智嗣
(放送大学教授)
近藤 智嗣
(放送大学教授)
11 シナリオ ストーリー展開の一方法として、起承転結があるが、シナリオの中ではどのように展開すればよいのだろうか。そのほかの方法はあるのだろうか。シナリオはどのように書くのだろうか。また、実際の撮影に入る前には何を準備すればよいのだろうか。シナリオを中心にプリプロでやるべきことを解説する。

【キーワード】
プリプロダクション、シナリオ、三幕構成、起承転結
近藤 智嗣
(放送大学教授)
近藤 智嗣
(放送大学教授)
12 撮影実践 シナリオには、どんなショットを撮影すればいいかの詳細は記されていない。これを決めるには、どんな考え方があるのか。後で編集するためには、何を撮影しておけばよいのか。このような実際の撮影に関する疑問について解説する。

【キーワード】
マッチカット、カットアウェイ、ロケ
近藤 智嗣
(放送大学教授)
近藤 智嗣
(放送大学教授)
13 編集実践 撮影した映像素材は編集して作品になっていく。編集では何を基準にして、ショットの長さ、切り替えのタイミングなどを決めていけばよいのか。状況説明、場面転換、時間経過を表現するにはどのような編集技法があるのか。これらの編集技法について解説する。

【キーワード】
ジャンプカット、オーバーラップ、ワイプ
近藤 智嗣
(放送大学教授)
近藤 智嗣
(放送大学教授)
14 CGとの合成 多くの商業用映画やテレビドラマには、コンピュータグラフィックス(CG)が使用されている。実写映像とCGなどはどのように合成するのだろうか。この方法について解説する。また、スマホなどでリアルタイムに実写映像とCGを合成するミクストリアリティ技術についても紹介する。

【キーワード】
キーイング、クロマキー、バーチャルスタジオ、マッチムーブ、MR/AR
近藤 智嗣
(放送大学教授)
近藤 智嗣
(放送大学教授)
15 3D映像 3D映画は、今や話題になることもないほど一般的なものである。3D映画を見るときは専用のメガネをかけることが多いが、どんな仕組みで、どんな種類があるのか。平面なスクリーンを見ているのになぜ立体に見えるのだろうか。これらの立体視の原理と仕組みについて解説する。

【キーワード】
立体視、奥行き知覚、両眼視差
近藤 智嗣
(放送大学教授)
近藤 智嗣
(放送大学教授)
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