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高齢期の生活と福祉('15)

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主任講師
山田 知子 (放送大学教授)
放送メディア
ラジオ
放送時間(平成28年度)
第1学期:(月曜)22時15分~23時00分
第2学期:(水曜)20時45分~21時30分

講義概要

平均寿命の伸びにより、高齢期が人生の3分の1を占めることとなった。また人口の高齢化はますます進み、高齢者が全人口の3分の1を占めると推計されている。人生の最終ステージである高齢期の安定した生活を考えることは、すべての人にとって、重要な生活課題となっている。経済、家族、住宅、地域社会との関係、また、疾病・障がいによる介護の問題も、真剣に検討し、避けることのできない課題である。この科目では、最初に、日本の人口構造の変化、少子高齢社会の現状、高齢期にある人々の生活実態について、家族、所得、労働等の視点からみる。次に高齢期の生活を支える社会制度について概観する。それらをふまえ、第3に、社会全体が高齢期の生活問題をどうとらえ、解決のためのあるべき社会システムについて考えたい。世代間が連帯して支えあっていく新しい社会システムとしての社会福祉の在り方を探る。
※詳しくはシラバス

開設年度
平成27年度
科目区分
コース科目(生活と福祉コース(専門科目))
〔2009年度~2015年度〕専門科目(生活と福祉コース)
〔2008年度以前〕 専門科目(生活と福祉専攻)
科目コード
1519018
単位数
2単位
単位認定試験
試験日・時限
平成28年度 第1学期:平成28年7月27日(水曜)2時限(10時25分~11時15分)
平成28年度 第2学期:平成29年1月26日(木曜)4時限(13時15分~14時05分)
単位認定試験
平均点
(平成27年度 第1学期)91.5点
(平成27年度 第2学期)73.4点
備考
 
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授業の目標

超高齢社会における人生の生き方を、自分自身の問題として考えると共に、人々が支えあって暮らしていく社会を作るにはどうしたらよいのかを、みんなで議論し、行動する姿勢を身につけることができるようにすることが学習の目標である。

履修上の留意点

「健康と社会」、「人口減少社会のライフスタイル」、「公衆衛生」など基本的な科目を履修していることが望ましい。

シラバス

テーマ 内容 執筆担当講師名
(所属・職名)
放送担当講師名
(所属・職名)
1 高齢期の生活と社会福祉 本講義の目的、構成およびライフステージにおける高齢期の意味について述べる。

【キーワード】
老い、世代、当事者
山田 知子
(放送大学教授)
山田 知子
(放送大学教授)
2 高齢化社会の衝撃 世界の高齢化、日本の高齢化、国連の取り組みについて述べる。

【キーワード】
世界の高齢化、国連のとりくみ、人口減少社会
山田 知子
(放送大学教授)
山田 知子
(放送大学教授)
3 高齢者と家族 高齢者と家族について介護、看取りという視点から考える。また、孤独死やゴミ屋敷などについて地域の生活問題という視点から考える。

【キーワード】
ビジネスパーソンと介護、看取り、孤独死
山田 知子
(放送大学教授)
山田 知子
(放送大学教授)
4 高齢者と経済 高齢者の所得は二極化しているといわれる。失業や生活保護について言及する。高齢期の経済的なゆらぎはどのようにして生まれるのか、考える。

【キーワード】
高齢者の貧困、高齢者と仕事
山田 知子
(放送大学教授)
山田 知子
(放送大学教授)
5 高齢者のための福祉施策の展開 戦前期から戦後、介護保険、今日に至る高齢者福祉施策の流れを概観する。

【キーワード】
養老院、福祉元年、社会福祉基礎構造改革
山田 知子
(放送大学教授)
山田 知子
(放送大学教授)
6 高齢期の生活を支える所得保障制度 多くの労働者は一定の年齢が来ると労働市場から退場し、稼動収入の減少、喪失に直面する。この事態に対応するために、わが国に用意されている高齢期の所得保障制度を概観する。

【キーワード】
高齢者雇用、老齢年金、生活保護
片桐 由喜
(小樽商科大学教授)
片桐 由喜
(小樽商科大学教授)
7 高齢期を支える介護保険制度 介護保険法は介護需要に応え、介護負担を社会全体でカバーするために制定された。介護保険の意義や、新しい仕組みがもたらす課題などを考える。

【キーワード】
介護保険、公益性、規制
片桐 由喜
(小樽商科大学教授)
片桐 由喜
(小樽商科大学教授)
8 高齢期を支える権利擁護制度 心身の能力が衰えた高齢者は虐待等の権利侵害を受けやすい。これを未然に防止したり、あるいは解決する法制度や、権利擁護制度を概観する。

【キーワード】
権利擁護、成年後見制度、苦情解決制度
片桐 由喜
(小樽商科大学教授)
片桐 由喜
(小樽商科大学教授)
9 介護保険の利用とサービス体系 要支援・要介護認定の仕組みや利用するプロセス、およびケアプランを概説する。介護保険における先進的実践事例をもとに、施設・居宅・地域密着型の主要サービスについて、その意義や特徴等への理解を図る。

【キーワード】
要介護認定、施設サービス、居宅サービス、地域密着型サービス
嶌末 憲子
(埼玉県立大学准教授)
嶌末 憲子
(埼玉県立大学准教授)
10 地域包括ケアシステムへの展望 目指すべき地域包括ケアにおける高齢者の介護予防や生活支援をもとに、介護保険の課題と介護保険外サービス等の対策を考える。また、認知症ケアやサービスの質を確保する取組をふまえ、介護保険事業計画策定や実施への参画を提案する。

【キーワード】
認知症地域ケア会議、地域包括ケアシステム、介護保険事業計画
嶌末 憲子
(埼玉県立大学准教授)
嶌末 憲子
(埼玉県立大学准教授)
11 高齢者を支える人材養成の課題 地域包括ケアや介護保険サービスを支える人材の役割をもとに、人材養成の実態と課題について概説する。とりわけ、家族らも含めた連携・協働によるネットワークが求められる状況から、ソーシャルワーカーやケアマネジャーの重要性を確認する。

【キーワード】
介護支援専門員、ケアワーカー、多職種連携
嶌末 憲子
(埼玉県立大学准教授)
嶌末 憲子
(埼玉県立大学准教授)
12 地域で暮らす 高齢者の自立期から虚弱期、要介護期を通して、地域において主体的生活をおくるためには、どのような要件が必要となるか。住宅と生活支援をともに考える「居住福祉」の視点から高齢期の住まい、住まい方について考える。

【キーワード】
住宅政策、住み替え、住環境整備
山本 美香
(東洋大学准教授)
山本 美香
(東洋大学准教授)
13 高齢者を支えるまちづくり 「まちづくり」にはソフト面とハード面の両側面がある。ここでは、その双方からの視点で、高齢者が地域の中で暮らしやすい環境を整備するために策定された法律や制度、計画、活動などを概観する。

【キーワード】
ユニバーサルデザイン、住民主体、まちづくり
山本 美香
(東洋大学准教授)
山本 美香
(東洋大学准教授)
14 ソーシャルアクションと高齢者 高齢者自らが、年齢による差別の反対、権利擁護、社会への主体的参加を求めて、どのような行動を起こしているか。国際的な動向も交えながら、日本の高齢者による、高齢者のためのソーシャルアクションの動向を展望する。

【キーワード】
エイジズム、ソーシャルアクション
山本 美香
(東洋大学准教授)
山本 美香
(東洋大学准教授)
15 3.11を越えて 講義全体をまとめ、終末期をどうプロデュースするか、これからの社会を展望しつつ考える。

【キーワード】
世代間対立、高齢者と市場、高齢者と性、災害と高齢者
山田 知子
(放送大学教授)
山田 知子
(放送大学教授)
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