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現代日本の政治('15)

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主任講師
飯尾 潤 (政策研究大学院大学教授)
放送メディア
テレビ
放送時間(平成28年度)
第1学期:(木曜)20時00分~20時45分
第2学期:(水曜)12時00分~12時45分

講義概要

われわれが生きる日本で展開しつつある政治のあり方を、その基本構造にまで目を向けつつ解説するのが講義の目的である。現在、日本の政治は大きな変化を遂げつつあるが、その背景にある経済・社会あるいは国際環境の変化にも注意を払いつつ、歴史や国際比較の観点も一部に盛り込んで、豊富な事例を用いて具体的に解き明かしていきたい。
※詳しくはシラバス

開設年度
平成27年度
科目区分
コース科目(社会と産業コース(専門科目))
〔2009年度~2015年度〕専門科目(社会と産業コース)
〔2008年度以前〕専門科目(社会と経済専攻)
科目コード
1639374
単位数
2単位
単位認定試験
試験日・時限
平成28年度 第1学期:平成28年7月28日(木曜)7時限(16時45分~17時35分)
平成28年度 第2学期:平成29年1月29日(日曜)1時限(9時15分~10時05分)
単位認定試験
平均点
(平成27年度 第1学期)68.2点
(平成27年度 第2学期)65.6点
備考
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授業の目標

現代日本政治に即して、政治学の基本的な概念と方法を学ぶことによって、政治学と現代日本に関わる基本的な知識を身につけるとともに、現代日本において有権者として生活するための高度なリテラシーを身につけることを目指している。また現代日本の政治において、特に焦点となる事項を掘り下げて考察することにより、社会科学一般についての能力を高めることも期待している。

履修上の留意点

政治学は、積み上げ式の履修課程をとらなくても理解できるので、単独で履修して差し支えないが、関連する他の政治学関連の科目とともに履修すれば、さらに理解が深まるものと思われる。また、日頃から新聞や雑誌などで政治に関するニュースに親しむことも有益である。

シラバス

テーマ 内容 執筆担当講師名
(所属・職名)
放送担当講師名
(所属・職名)
1 現代日本政治を見る視点:現代・日本・政治 講義のはじめに、現代の範囲、日本とは何を意味するのか、政治とは何かといった問いかけから、この講義の対象範囲について説明し、同時に日本政治の基本的な見方を紹介していく。

【キーワード】
現代日本、政治、政治学
飯尾 潤
(政策研究大学院大学教授)
飯尾 潤
(政策研究大学院大学教授)
2 日本の民主政:議院内閣制の展開 日本政治の制度的な背景について、大きな見取り図を描くことを目的とする。政治制度としての議院内閣制や、立憲主義による民主政治の保障、政治と政策との関係などについて論じ、以降の講義で具体的に検討する項目の位置づけを明確にする。

【キーワード】
民主主義と民主政、憲法、議院内閣制
飯尾 潤
(政策研究大学院大学教授)
飯尾 潤
(政策研究大学院大学教授)
3 総理大臣と内閣:日本における執政府 日本政治の中核をしめる執政部、すなわち内閣総理大臣と内閣の実態と機能について、大統領制や他の議院内閣制との比較も交えながら説明し、同時に政府・与党関係、大統領的首相論、執政中枢論などについても取り上げる。

【キーワード】
議院内閣制、大統領制、執政府、与党
飯尾 潤
(政策研究大学院大学教授)
飯尾 潤
(政策研究大学院大学教授)
4 政治と行政:中央省庁と官僚制 執政部を支える行政機関と、それを担う官僚の日本的なあり方について、具体的な事例も取り上げつつ、歴史的変化も含め、政治において官僚制が果たす役割について論じていく。

【キーワード】
行政組織、官僚制、行政改革
飯尾 潤
(政策研究大学院大学教授)
飯尾 潤
(政策研究大学院大学教授)
5 国会と与野党関係 日本の議会であり国権の最高機関とされる国会のあり方について、二院制や委員会制などの制度の意味を解き明かしつつ、そこで展開される審議過程や、与野党関係の実際について検討し、立法過程における国会の役割を解明する。

【キーワード】
議会、二院制、立法過程、与野党
飯尾 潤
(政策研究大学院大学教授)
飯尾 潤
(政策研究大学院大学教授)
6 政党システムと選挙制度 政党システム(一党優位性、二大政党制、穏健多党制など)が、選挙制度とどのように関係しているのかを理論的に検討したのち、政権交代や連合政治などの話題に触れて、現代日本の政治変動について論じる。

【キーワード】
政党システム、一党優位政党制、2大政党制、政権交代、選挙制度
飯尾 潤
(政策研究大学院大学教授)
飯尾 潤
(政策研究大学院大学教授)
7 政党組織と選挙運動 政党とは何かを明らかにする政党組織論を手がかりに、日本の政党の特質を明らかにするとともに、日本の選挙における有権者の組織化や得票手法について検討し、有権者と政府をつなぐ政党の役割について再考する。

【キーワード】
政党組織、幹部政党と組織政党、個人後援会、投票行動、選挙運動
飯尾 潤
(政策研究大学院大学教授)
飯尾 潤
(政策研究大学院大学教授)
8 社会集団の政治的役割:利益団体と市民運動 社会における政策的要求を政治に伝える仕組みとして業界団体などの利益団体が、政党や官僚制と関係を持つことが発展してきた。その展開を市民運動などの動向も視野に入れつつ整理し、国家と社会の関係を考える。

【キーワード】
利益集団、多元主義、コーポラティズム、市民運動
飯尾 潤
(政策研究大学院大学教授)
飯尾 潤
(政策研究大学院大学教授)
9 政治報道とメディアの変貌 一般の有権者は、これまで大手報道機関などによる報道を通じて、政治の実態に触れていたが、そのあり方は歴史的にも変化している。政治報道をめぐる議論を振り返り、メディアの多様化が持つ意味についても考える。

【キーワード】
マス・メディア、新聞、テレビ、政治報道、インターネット
飯尾 潤
(政策研究大学院大学教授)
飯尾 潤
(政策研究大学院大学教授)
10 政治からの独立:司法と独立行政機関 民主政治においては、全ての政府機関が民主的にコントロールされているわけではない。司法府、法執行機関、中央銀行など政権から一定の独立性を持った機関が、民主政治においてどのような機能を担うのかを考える。

【キーワード】
政治的中立、専門性、司法の独立、裁判所、中央銀行
飯尾 潤
(政策研究大学院大学教授)
飯尾 潤
(政策研究大学院大学教授)
11 地方政治:首長と議会 中央政府に関するものばかりが政治なのではなく、地方自治体においても政治活動は展開されている。研究が盛んになってきた自治体における首長(知事や市長など)と地方議会との関係を軸に、地方政治の力学を考える。

【キーワード】
二元代表制、首長、地方議会
飯尾 潤
(政策研究大学院大学教授)
飯尾 潤
(政策研究大学院大学教授)
12 中央・地方関係の展開 中央政府と、地方自治体との関係が中央・地方関係であるが、この関係は行政サービスの提供過程であるとともに、政治的駆け引きの空間でもある。中央・地方関係を通して、日本の国家構造と政治の変化について考える。

【キーワード】
中央・地方関係、集権と分権、融合と分離、地方分権改革、市町村合併、大都市制度、道州制
飯尾 潤
(政策研究大学院大学教授)
飯尾 潤
(政策研究大学院大学教授)
13 外交・安全保障と政治指導 外交は、政治の最も重要な機能の一つであるが、通常の政治とは区別された側面を持っている。第二次大戦後から現在に至るまでの国際環境の変化を受けつつ、政治がどのように外交を扱ってきたのかを検討する。

【キーワード】
外交、安全保障、民主的統制、政治指導、外交路線、二層ゲーム
飯尾 潤
(政策研究大学院大学教授)
飯尾 潤
(政策研究大学院大学教授)
14 経済と政治:福祉国家・新自由主義・グローバリゼーション 福祉国家の成長とともに、政治と経済は切り離せなくなり、福祉国家体制に対抗する新自由主義やグローバリゼーションにおいても、経済は大きな政治問題となってきた。その経済と政治の力学を考えていく。

【キーワード】
福祉国家、日本型経営、新自由主義、少子高齢化、財政赤字、グローバリゼーション
飯尾 潤
(政策研究大学院大学教授)
飯尾 潤
(政策研究大学院大学教授)
15 市民と政治:政治的統合と政治参加 政治を支える基盤は、一人一人の有権者であると同時に、社会のあり方でもある。最終回では、有権者として何ができるのかという観点から、政治参加や政治的自由、他者との共存などの問題について考える。

【キーワード】
政治参加、党派性、政治的統合、自由、市民の徳
飯尾 潤
(政策研究大学院大学教授)
飯尾 潤
(政策研究大学院大学教授)
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