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臨床薬理学特論('17)

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主任講師
柳田 俊彦 (宮崎大学教授)
放送メディア
オンライン
配信期間(平成29年度)
第2学期:平成29(2017)年10月5日~平成30(2018)年2月28日

講義概要

薬理学・薬剤学の基礎知識を深め、主要な疾患別の治療薬ならびに予防薬の薬効、作用機構、副作用、リスクマネジメント等、臨床における薬物の理論と実際について学習する。また、小児、女性、高齢者等、年齢による特性、個体差のある薬理作用と主要薬物の安全管理を学ぶ。看護師の特定行為研修制度の対応科目のひとつであり、指定の以下の内容を含むものとする。
1.薬物動態の理論と演習
2.主要薬物の薬理作用・副作用の理論と演習
3.主要薬物の相互作用の理論と演習
4.主要薬物の安全管理と処方の理論と演習
  ※年齢による特性(小児/高齢者)を含む
※詳しくはシラバス

開設年度
平成29年度 ※第2学期開設
科目区分
生活健康科学プログラム
科目コード
6910068
単位数
1単位
単位認定試験
試験日・時限
 
 
単位認定試験
平均点
 
 
備考
 
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授業の到達目標

・薬理学・薬剤学の基礎知識を深め、薬物治療の基本概念を理解できる。
・薬物の作用機序、生体内動態、及び薬理作用と副作用の関係を説明できる。
・各種疾病の病態生理や病状を考慮した上で、薬理学的根拠に基づいた適切な治療薬物の使用方法を検討できる。
・主要薬物の安全管理と処方の理論を理解できる。

成績評価の方法

成績評価と単位認定は、ディスカッション、レポートを含む演習(20%)、小テスト(40%)、および最終テスト(40%)の評価により行う。なお、最終テストを受験するには演習課題をすべて提出する必要がある。インターネットによる受講環境があれば、自宅などでもテスト受験、単位取得が可能である。
※オンライン上の学習で評価します。放送授業と異なり、通信指導や学習センターにおける単位認定試験は行いません。また、単位修得できなかった場合の再試験制度もありません。

履修上の留意点

本科目は、看護師の特定行為研修の共通科目に対応した科目となっている。看護師の特定行為研修科目として利用する場合は、看護師として3~5年以上の実務経験を有する必要がある。この科目を履修するにあたっては「医療安全学特論」「臨床推論」「フィジカルアセスメント特論」「臨床病態生理学特論」「疾病・臨床病態概論」などの科目とあわせて履修することが望ましい。
※本科目の受講には、インターネットなどの受講環境が必要です。詳細は本学ホームページをご参照ください。

シラバス

テーマ 内容 担当講師名
(所属・職名)
1 薬理学総論 医薬品と、その適性な使用の根拠となる薬理学の基礎知識を深め、薬物治療の基本概念を学ぶ。
・医薬品の分類と法律、開発から臨床応用まで
・作用原理について(薬力学と薬物動態学)
・好ましくない副作用(有害作用)と薬物相互作用

【キーワード】
薬事法、毒物と劇物、麻薬、覚せい剤、抗精神病薬、治験、薬力学(受容体、チャネル、セカンドメッセンジャー、薬物動態学(吸収、分布、代謝、排泄)、副作用、薬物相互作用、薬物-食物相互作用
柳田 俊彦
(宮崎大学教授)
ゲスト:武田 泰生(鹿児島大学病院薬剤部教授・薬剤部長)
2 薬理学各論(1)
末梢神経、中枢神経に作用する薬物
末梢神経、中枢神経に作用する薬物について、主要薬物の薬理作用・副作用とはどういうものか、薬物の作用機序、生体内動態、及び薬理作用と副作用の関係について学ぶ。

【キーワード】
交感神経作動薬、副交感神経作動薬、不眠症、不安神経症、うつ病などの気分障害、パーキンソン病、アルツハイマー病
柳田 俊彦
(宮崎大学教授)
ゲスト:上園 保仁(国立がんセンター研究所がん患者病態生理研究分野長)
3 薬理学各論(2)
抗炎症薬、抗アレルギー薬、呼吸器系、消化器系に作用する薬物
抗炎症薬、抗アレルギー薬、呼吸器系、消化器系に作用する薬物について、主要薬物の薬理作用・副作用とはどういうものか、薬物の作用機序、生体内動態、及び薬理作用と副作用の関係について学ぶ。

【キーワード】
ステロイド、NSAIDs、抗ヒスタミン薬、気管支喘息、消化性潰瘍
柳田 俊彦
(宮崎大学教授)
ゲスト:礒濱 洋一郎(東京理科大学薬学部教授)
4 薬理学各論(3)
心血管系、血液系に作用する薬物
心血管系、血液系に作用する薬物について、主要薬物の薬理作用・副作用とはどういうものか、薬物の作用機序、生体内動態、及び薬理作用と副作用の関係について学ぶ。

【キーワード】
高血圧、利尿薬、不整脈、狭心症、心不全、貧血
柳田 俊彦
(宮崎大学教授)
ゲスト:武田 泰生(鹿児島大学病院薬剤部教授・薬剤部長)
5 薬理学各論(4)
内分泌系、代謝系、泌尿生殖器系に作用する薬物
内分泌系、代謝系、泌尿生殖器系に作用する薬物について、主要薬物の薬理作用・副作用とはどういうものか、薬物の作用機序、生体内動態、及び薬理作用と副作用の関係について学ぶ。

【キーワード】
糖尿病、甲状腺疾患、骨粗鬆症、高脂血症、排尿障害
柳田 俊彦
(宮崎大学教授)
ゲスト:武田 泰生(鹿児島大学病院薬剤部教授・薬剤部長)
6 薬理学各論(5)
感染症に使用する薬物、消毒薬
感染症に使用する薬物、その主要薬物の薬理作用・副作用とはどういうものか、薬物の作用機序、生体内動態、薬理作用と副作用の関係、及び使用法について学ぶ。

【キーワード】
抗菌薬、抗ウイルス薬、薬物耐性、院内感染、新興・再興感染症、消毒薬、予防接種
柳田 俊彦
(宮崎大学教授)
ゲスト:赤瀬 智子(横浜市立大学 医学部看護学科教授)
7 薬理学各論(6)
抗がん薬、緩和ケア、漢方薬
抗がん薬、緩和ケアに使用する薬物、漢方薬について、主要薬物の薬理作用・副作用とはどういうものか、薬物の作用機序、生体内動態、及び薬理作用と副作用の関係について学ぶ。

【キーワード】
化学療法、抗生物質、薬物耐性、多剤併用、細胞周期、分子標的薬、オピオイド、緩和ケア、漢方薬
柳田 俊彦
(宮崎大学教授)
ゲスト:上園 保仁(国立がんセンター研究所がん患者病態生理研究分野長)
8 主要薬物の安全管理と処方の理論 主要薬物の安全管理と処方とはどういうものか、年齢による特性(小児/高齢者)や妊娠・出産・授乳期の特性も含めて、医療安全、高リスク患者について学ぶ。さらに、医薬品をめぐる問題として、誤った使用に起因する事故の回避や副作用の回避、疑義照会などについて学ぶ。

【キーワード】
医薬品の安全管理・ハイリスク薬、小児、妊産婦、授乳婦、高齢者、医薬品の適性使用、薬害、インシデント、疑義照会
柳田 俊彦
(宮崎大学教授)
ゲスト:武田 泰生(鹿児島大学病院薬剤部教授・薬剤部長)
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