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情報化社会と教育('14)

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主任講師
苑 復傑 (放送大学教授)
中川 一史 (放送大学教授)
放送メディア
ラジオ
放送時間(平成29年度)
第1学期:(金曜)16時45分~17時30分
第2学期:(木曜)21時30分~22時15分

講義概要

この授業は情報化社会における教育のあり方と問題点とを、多角的な視点から考えるものである。まず第1章では、情報と教育との間の関係を、その基礎的な意味に立ち戻って考える。続く第2章から第5章までは、高等教育を中心として、情報化社会のもつ意味と問題点とを考える。さらに第6章から10章までは、初等教育、中等教育の情報化社会への対応、授業での取り組み、そして第11章から15章までは、情報化社会における各学校段階でのメディア教育の内容と実態、メディア・リテラシーの実際とその意味を論じる。
※詳しくはシラバス

開設年度
平成26年度
科目区分
コース科目(情報コース(専門科目))
〔2009年度~2015年度〕専門科目(情報コース)
〔2008年度以前〕専門科目(情報コース)
科目コード
1570145
単位数
2単位
単位認定試験
試験日・時限
平成29年度 第1学期:平成29年7月27日(木曜)8時限(17時55分~18時45分)
平成29年度 第2学期:平成30年1月28日(日曜)2時限(10時25分~11時15分)
単位認定試験
平均点
(平成28年度 第1学期)76.5点
(平成28年度 第2学期)87.6点
備考
 
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授業の目標

情報化社会における教育の現状や課題に関する知識を習得する。 情報技術の応用に関して用いられる様々な新しい用語について基本的な知識を得る一方で、情報技術との関連を通して教育および学習の意味について考えなおす機会とする。

履修上の留意点

この科目の通信指導はWebのみでの提出となります。郵送では受け付けませんので、ご注意ください。

シラバス

テーマ 内容 執筆担当講師名
(所属・職名)
放送担当講師名
(所属・職名)
1 情報と教育 情報化社会の進展が教育に大きな可能性を拓いているが、教育は情報化社会の発展に重要な役割をもっている。しかしそれだけではなく、情報化社会がもたらす問題にも教育は対処しなければならない。この第1回の授業ではまず、①情報化社会とは何かを整理し、②その教育との基本的な関係を考えたうえで、③とくに高等教育と情報化社会との関係を概観して、第2回から第5回の授業での論点を紹介する。

【キーワード】
情報通信技術、情報化社会、情報、知識、教育、学校、大学教育
苑 復傑
(放送大学教授)
苑 復傑
(放送大学教授)
2 大学の授業改革と情報通信技術 情報通信技術は、旧来からの大学の組織や授業の方法をより効果的なものとするのに大きな役割を果たす。しかしその一方でそれを促進するためには多大な費用と組織的な努力が必要となる。この授業ではまず、①現代の高等教育の問題点とその改革の方向、②授業のあり方における情報通信技術の活用の具体的な形態、③組織的な授業改革の中での情報通信技術の役割を考える。

【キーワード】
ICT、授業改革、学習管理システム、LMS、ファカルティ・ディベロップメント、FD、教育力
苑 復傑
(放送大学教授)
苑 復傑
(放送大学教授)
3 インターネット大学 情報通信技術の発展は、従来の組織的な制約を乗り越えて大学がその教育機能を発展させることを可能にしている。それは伝統的な形態の大学に代替するものとして、バーチャルな大学が可能となることを意味する。この授業ではまず①伝統的な大学の社会的な制約を整理し、②一部の授業をインターネットで配信する大学、③インターネットによって完全に大学教育課程を提供する大学の事例を紹介し、そうした大学についての質保証、社会的認証などいくつかの問題点を指摘する。

【キーワード】
バーチャル大学、インターネット大学、インターネット授業、混合型学習
苑 復傑
(放送大学教授)
苑 復傑
(放送大学教授)
4 大規模公開オンライン授業 2000年代に入ってから、伝統的な研究大学においては、その授業を公開する運動が広がってきた。この授業では、まず①オープンコースウエアと称する公開授業教材(OCW)を取り上げ、②2010年ごろ発生した大規模公開オンライン授業ムーク(MOOC)の実態について紹介し、そして③その背景、MOOCの可能性、そしてその潜在的な問題点を論ずる。

【キーワード】
公開授業教材、オープン・コース・ウェア(OCW)、大規模公開オンライン授業、ムーク(MOOC)
苑 復傑
(放送大学教授)
苑 復傑
(放送大学教授)
5 情報化社会と高等教育の未来 高等教育における情報化の発展は、多様な可能性を切り開くものであった。しかし他方で、これまでの高等教育になかった問題点をも作りだす。この授業では情報通信技術の進展とその高等教育への導入が、高等教育にもたらす基本的な課題を、①対面授業を中心とする授業のあり方、②大学を支える市場メカニズムと質保証の枠組みに関して論じ、さらに③情報化社会において必要とされる人間像と学習のあり方について考える。

【キーワード】
コンピテンシー、学習成果の評価、市場メカニズム、質保証、学生の主体性、相互作用としての学習
苑 復傑
(放送大学教授)
苑 復傑
(放送大学教授)
6 学校における児童・生徒をとりまく情報化社会への対応 児童・生徒が情報化社会に対応する力を育むには、学校において、情報社会に参画する態度形成だけでなく、言語活動の充実、コミュニケーション力の育成、そしてそれらを支える環境整備も重要になってくる。この授業では、これらを視野に入れて、学校における児童・生徒をとりまく情報化社会への対応について検討する。

【キーワード】
児童・生徒、情報化社会、ネット環境
中川 一史
(放送大学教授)
中川 一史
(放送大学教授)
7 情報化社会と小学校の授業の実際・学校の取り組み 情報化社会への対応とは、必ずしも、インターネットでメールを送ったり、有害情報の対処をしたりすることだけではない。この授業では、学習指導要領に見る情報化社会への対応と小学校の授業の実際および情報化社会に対応する小学校の取り組みについて紹介する。

【キーワード】
小学校、情報化社会、授業、カリキュラム
中川 一史
(放送大学教授)
中川 一史
(放送大学教授)
8 情報化社会と中学校の授業の実際・学校の取り組み この授業では、学習指導要領に見る情報化社会への対応と情報化社会に対応する中学校の取り組み、および中学校での情報化社会に関する授業の実際やカリキュラムのあり方について紹介する。

【キーワード】
中学校、情報化社会、授業、カリキュラム
中川 一史
(放送大学教授)
中川 一史
(放送大学教授)
9 情報化社会と高等学校の授業の実際・学校の取り組み この授業では、学習指導要領に見る情報化社会への対応と情報化社会に対応する高等学校の取り組み、および高等学校での情報化社会に関する授業の実際やカリキュラムのあり方について紹介する。

【キーワード】
高等学校、情報化社会、授業、カリキュラム
中川 一史
(放送大学教授)
中川 一史
(放送大学教授)
10 家庭・地域における児童・生徒をとりまく情報化社会への対応 これまで学校種による授業の実際やカリキュラムについて紹介してきたが、この授業では、情報化社会への家庭・地域における対応や、研修会・教材の配信等について論じていく。

【キーワード】
家庭、地域、児童・生徒、情報化社会
中川 一史
(放送大学教授)
中川 一史
(放送大学教授)
11 メディア・リテラシーの概要 この授業では、メディア教育によって育まれるメディア・リテラシーという能力の概要について解説する。まず、メディア・リテラシーという言葉の定義について先行研究を取り上げて整理する。また、ICTによるコミュニケーションの変化やデジタルネイティブという世代の登場を踏まえ、ICT時代、あるいはソーシャル・メディア時代のメディア・リテラシーを研究する重要性について検討する。

【キーワード】
メディア、リテラシー、定義、ICT、デジタルネイティブ
中橋 雄
(武蔵大学教授)
中橋 雄
(武蔵大学教授)
12 メディア教育の歴史的展開 この授業では、時代や社会に応じたメディア・リテラシーのあり方を問い直していく必要があることについて考える。例として、イギリス、カナダ、日本の歴史的な系譜について扱う。また、日本でメディア・リテラシーが注目された理由のひとつといえる情報教育の展開を確認することから、「情報活用能力」の育成を目指す情報教育と「メディア・リテラシー」の育成を目指すメディア教育の接点を探る。

【キーワード】
歴史的系譜、イギリス、カナダ、情報教育、情報活用能力
中橋 雄
(武蔵大学教授)
中橋 雄
(武蔵大学教授)
13 メディア教育の内容と方法 この授業では、メディア教育が何をどのように学ぶものとして捉えられてきたか、ということについて整理する。メディア教育として学習者が理解すべき内容である「メディアの特性」とはどのようなものか、これまでどのように整理され、どのように学ばれてきたのか、先行研究を取り上げて紹介する。その上で、メディアを活用して子どもたちが表現する授業デザインを探究してきたD-projectの取り組みを事例として取り上げる。

【キーワード】
メディア、リテラシー、メディアの特性、教育内容、教育方法
中橋 雄
(武蔵大学教授)
中橋 雄
(武蔵大学教授)
14 学校教育におけるメディア教育 この授業では、日本の学校教育においてメディア教育がどのように位置付いているのか解説する。特に学習指導要領における指針、学力テストの内容に見られる位置付け、教科としての実践開発研究の取り組みについて紹介する。

【キーワード】
学校教育、学習指導要領、学力テスト、研究開発学校
中橋 雄
(武蔵大学教授)
中橋 雄
(武蔵大学教授)
15 メディア教育を支援する教材とガイド この授業では、わが国の学校教育におけるメディア教育が、学校外の機関によってどのように支援されてきたかについて学ぶ。メディア教育用の教材は、総務省、公共放送、研究者など、様々な立場のもとで開発されてきた。これらは、どのような学習内容を取り上げ、どのような方法で学習を促進させようとしてきたのか確認する。また、こうした支援を継続的に行う上での課題について検討する。

【キーワード】
教材、リソースガイド、総務省、学校放送、研究者
中橋 雄
(武蔵大学教授)
中橋 雄
(武蔵大学教授)
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