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メディアと知的財産('16)

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主任講師
児玉 晴男 (放送大学教授)
放送メディア
オンライン
配信期間(平成29年度)
第1学期:平成29(2017)年4月5日~8月31日
第2学期:平成29(2017)年10月5日~平成30(2018)年2月28日

講義概要

本科目は、ウェブ環境でグローバルに提供される知的財産を三つのかたち(コンテンツ、知的財産、財産的情報)に分類し、それらがどのように創造され、保護され、活用されているかを、知財権法の基礎的な知識と身近な例による権利の関係を明らかにしながら、解説します。
※詳しくはシラバス

開設年度
平成28年度
科目区分
コース科目(情報コース(専門科目))
〔2009年度~2015年度〕専門科目(情報コース)
〔2008年度以前〕専門科目(情報コース)
科目コード
5570034
単位数
2単位
単位認定試験
試験日・時限
単位認定試験
平均点
備考
 
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授業の到達目標

本科目は、大学学部レベルの知財権法に関する総合的な知識を提供するものです。本科目は、ウェブ環境で創造され流通する知的財産と知的財産権の個別の法律を知的財産の保護と活用の均衡の観点から整理して説明し、メディアと知的財産との関わりから理解することを目標とします。

成績評価の方法

成績評価は、小テスト(50%)、ディスカッション(50%)の評価により行います。
※オンライン上の学習で評価します。放送授業と異なり、通信指導や学習センターにおける単位認定試験は行いません。また、単位修得できなかった場合の再試験制度もありません。

履修上の留意点

「情報社会の法と倫理」と「著作権法概論」は、履修しておくとよいでしょう。大学院科目「知的創造サイクルの法システム」は、適宜、参照されるとよいでしょう。
※本科目の受講には、インターネットなどの受講環境が必要です。詳細は本学ホームページをご参照ください。

シラバス

テーマ 内容 担当講師名
(所属・職名)
1 知的財産の法のしくみ 知的財産は、著作権法、知的財産法、不正競争防止法の視点から、コンテンツ、知的財産、財産的情報に対応づけられます。本講は、知的財産基本法の知的財産と知的財産権との対応関係から、知財権法の全体像を解説します。

【キーワード】
コンテンツ、知的財産、財産的情報、知的財産権、知的財産基本法、コンテンツの創造、保護及び活用の促進に関する法律
児玉 晴男
(放送大学教授)
2 知的財産の国際条約のしくみ 知財権法の国際的な枠組みのベルヌ条約、パリ条約は閉塞状態となっています。他方、経済摩擦やデジタル環境への対応等で新たな国際的な枠組みが形成されています。本講は、知的財産の国際条約の全体像を解説します。

【キーワード】
ベルヌ条約、ローマ条約、世界知的所有権機関条約、パリ条約
児玉 晴男
(放送大学教授)
3 コンテンツの創造、保護および活用の促進法のしくみ(1) コンテンツの創造と保護は、コンテンツの創造、保護及び活用の促進に関する法律および著作権法に関係します。本講は、保護される客体のコンテンツ(著作物)、主体(著作者、著作権者、著作隣接権者)、権利の構造について解説します。

【キーワード】
コンテンツの創造、保護及び活用の促進に関する法律、著作権法、コンテンツ、著作物、著作者の権利
児玉 晴男
(放送大学教授)
4 コンテンツの創造、保護および活用の促進法のしくみ(2) コンテンツの活用は、著作権等の帰属とコンテンツ(著作物)の著作権等管理および著作権等の制限に関わりをもっています。本講は、コンテンツ(著作物)の利用と、公表されたコンテンツ(著作物)の使用について解説します。

【キーワード】
著作隣接権、著作権等管理事業法、著作権等の制限、罰則、オープンデータ、オープンコンテンツ
児玉 晴男
(放送大学教授)
5 電子書籍・電子図書館 電子書籍と電子図書館は、コンテンツ流通と文化的所産の公正な利用に関与します。本講は、電子書籍の著作・制作・流通に関する権利の関係と、電子図書館における電子情報を使用するうえの権利の関係について解説します。

【キーワード】
著作物の公表、著作物の発行、電子情報、出版権、引用、納本、アーカイブ
児玉 晴男
(放送大学教授)
6 データベース・プログラム データベースとプログラムは、デジタル環境で生み出されたコンテンツになります。本講は、著作権法で保護されるデータベースとプログラムについて、著作物と著作権との関わりから解説します。

【キーワード】
創作性のないデータベース、編集著作物、データベースの著作物、プログラム著作物の登録
児玉 晴男
(放送大学教授)
7 音楽 音楽の著作は、特色ある創作活動といえます。本講は、音楽の著作権等管理について解説し、あわせて著作者の一身専属の著作者人格権・実演家人格権(同一性保持権)と著作権等管理の課題について説明を加えます。

【キーワード】
著作者、実演家、レコード、著作権等管理、著作権等管理事業者、同一性保持権
児玉 晴男
(放送大学教授)
8 映画 映画の著作物は、他の著作物と比べて複雑な構造を有しています。本講は、実演家が含まれる映画の著作物と映画製作者および映画の著作物の著作者の権利の関係ならびに映画の著作物の著作権の帰属との関係について解説します。

【キーワード】
映画製作者、著作権の帰属、映画の著作物の著作者、職務著作、実演家
児玉 晴男
(放送大学教授)
9 知的財産の創造、保護および活用の促進法のしくみ(1) コンテンツの機能性と審美性は、知的財産に関係しています。本講は、電子化知的財産や知的資産とよばれる知的財産(発明、考案、意匠の創作)の保護を、特許法、実用新案法、意匠法との相互の対照関係から解説します。

【キーワード】
発明、考案、意匠の創作、特許権、実用新案権、意匠権
児玉 晴男
(放送大学教授)
10 知的財産の創造、保護および活用の促進法のしくみ(2) コンテンツは、知的財産権管理にも関係しています。本講は、知的財産(発明、考案、意匠の創作)の活用を、特許法、実用新案法、意匠法における産業財産権の帰属と信託管理および産業財産権の制限から解説します。

【キーワード】
専用実施権、通常実施権、信託業法、産業財産権の制限、罰則、特許権オープン化
児玉 晴男
(放送大学教授)
11 ソフトウェア・デザイン ソフトウェアは、コンテンツであり、また知的財産(発明、考案、意匠の創作)にもなります。本講は、知的財産を横断するソフトウェアとデザインについて、知財権法との関わりから解説します。

【キーワード】
物の発明、システム特許、ビジネス方法特許、GUI、マスク面
児玉 晴男
(放送大学教授)
12 ブランド コンテンツと知的財産が商品・役務として標章・登録商標が付されて流通し、地域ブランドの地理的表示との関係で登録商標(地域団体商標)と登録標章が併存します。本講は、ブランドと知的財産との関係について解説します。

【キーワード】
標章、登録商標、商標権、地域ブランド、地域団体商標、登録標章
児玉 晴男
(放送大学教授)
13 キャラクター・パブリシティ 知的財産として保護される権利は、知財権法で規定されるだけでなく、判例で形成されたものがあります。本講は、キャラクターの権利とパブリシティ権について、最高裁の判例をもとに解説します。

【キーワード】
著作権、肖像権、プライバシー権、パブリシティ権、物のパブリシティ
児玉 晴男
(放送大学教授)
14 財産的情報 ウェブ環境で流通する情報には技術的保護(制限)手段と権利管理情報が付加されています。また、非公表・非公開を原則とする営業秘密なども知財権の保護の対象になります。本講は、不正競争防止法で保護される財産的情報を解説します。

【キーワード】
技術的保護(制限)手段、権利管理情報、営業秘密、ソースコード、不正競争防止法
児玉 晴男
(放送大学教授)
15 知財権法と他法との関係 知財権法は、国際条約の生物多様性条約、そして情報公開法、産業技術力強化法、独占禁止法などの他法が関与しています。本講は、知的財産の合理的な活用をはかるうえの他法と知財権法との関わりについて解説します。

【キーワード】
公文書、不開示情報、医薬品データ、伝統的文化表現、伝統的知識、遺伝資源
児玉 晴男
(放送大学教授)
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