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問題解決の進め方('12)

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主任講師
柴山 盛生 (放送大学客員准教授)
遠山 紘司 (放送大学客員教授)
放送メディア
テレビ
放送時間(平成29年度)
第1学期:(木曜)20時45分~21時30分
第2学期:(日曜)8時15分~9時00分

講義概要

問題とは何かを考え、問題の発見、解決の手順、解決に必要な情報をどのように収集・整理し分析するのか、解決に必要な考え方とは何かなど一連の過程を通して解決策を見いだしていく科学的技法を提供する。また、その過程で思考や発想などを目的に沿って他人に伝え、理解してもらうための基本的な技術を習得する。そして、ここでの学習が実際に応用できることをねらいとして、さまざまな分野から問題発見と解決の具体的な事例を集めて紹介する。
※詳しくはシラバス

開設年度
平成24年度
科目区分
基盤科目(基盤科目)
〔2009年度~2015年度〕基礎科目
〔2008年度以前〕 共通科目(一般科目)
科目コード
1128221
単位数
2単位
単位認定試験
試験日・時限
平成29年度 第1学期:平成29年7月23日(日曜)3時限(11時35分~12時25分)
平成29年度 第2学期:平成30年1月21日(日曜)5時限(14時25分~15時15分)
単位認定試験
平均点
(平成28年度 第1学期)73.1点
(平成28年度 第2学期)69.6点
備考
 
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授業の目標

大学に入学後に、学習を進める上での基本的な方法を学ぶ。また、社会や産業の仕組みを理解し、仕事や生活に活用できることを目標として、ものの見方、考え方とともに実践的な知識を習得する。

シラバス

テーマ 内容 執筆担当講師名
(所属・職名)
放送担当講師名
(所属・職名)
1 問題とは何か 問題解決を進めるにあたって最初に「問題とは何か」について定義しておく必要がある。問題には、易しいものから難しいものまでレベルの違いがあるし、起こった時期によっても種類分けすることが出来る。今回はこれらについて述べた後、全15章の構成を概説するとともに、もう一つの教材であるテレビを使った放送授業の見方について触れる。

【キーワード】
問題とは、問題のレベル、問題の種類
遠山紘司
(放送大学客員教授)
遠山紘司
(放送大学客員教授)
2 問題を見つける 前章で問題を定義した。それでは問題をどのようにして見つけるのであろうか。漫然と暮らし、日々の仕事をこなしているだけでは問題は見えてこない。問題が見つかれば全てが解決するのだろうか。また、問題は一つとは限らず、同時に複数生じることがある。どのような対応が必要になるのだろうか。

【キーワード】
見えない問題、現状の把握、「不」のつく字
遠山紘司
(放送大学客員教授)
遠山紘司
(放送大学客員教授)
3 目標を設定する 解決する問題が把握できたら、次は目標の設定である。目標は到達水準を示したものである。問題を解決するために何故、目標を設定する必要があるのか。どのようなことに注意しながら目標を設定すればよいのか。目標は問題の解決の度合い、すなわち達成度を評価する目安にもなる。          

【キーワード】
目標の条件、優先順位、制約条件、現状分析 
遠山紘司
(放送大学客員教授)
遠山紘司
(放送大学客員教授)
4 解決への手順を決める これまでに、問題とは何かを定義し、問題の見つけ方、それを解決するための目標設定について説明してきた。いかにすばらしい目標を設定したとしても、それを実現しなければ意味がない。この章では解決にいたる全体像を概観したのち、目標に向けて実行に移すための解決策の立て方について述べる。

【キーワード】
解決への全体像、問題の確定、解決案の立案
遠山紘司
(放送大学客員教授)
遠山紘司
(放送大学客員教授)
5 解決への姿勢 この章では、解決の姿勢として問題の解決策を立てる上で必要な考え方を取り上げて学ぶ。問題を解決するという行為は、自分のあるいは属する組織の経営すなわちマネジメントという行為の大事な部分である。そこで、マネジメントにおける姿勢を参考に問題解決の姿勢を考える。そして問題解決において大切なこととして、これまでの復習も含めて、解決への姿勢を具体的にすることを学ぶ。

【キーワード】
マネジメント、ドラッカーの名言・格言、アイディアの可視化、意志の力、外部の力の活用
東 千秋
(放送大学名誉教授)
東 千秋
(放送大学名誉教授)
遠山紘司
(放送大学客員教授)
6 情報を収集し整理する 問題解決においては、関連する情報を探して集めそれらを整理することが必要である。情報の収集では収集の目的、情報の作成方法、外部資料の収集について、情報の検索においては、図書検索、インターネット検索について、情報の整理では、整理の考え方・方法、集めた情報の検討などについて学習する。 

【キーワード】
情報収集、外部資料の収集、情報検索、情報整理
柴山盛生
(放送大学客員准教授)
柴山盛生
(放送大学客員准教授)
7 グラフを活用する 数値情報はグラフにして示すと視覚的にわかり易く、問題の発見と解決に役立つ。この章では基本的なグラフである、棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフ、散点グラフの4つについて述べた後で、その他、質的な違いを分かり易く示すレーダーチャートや内訳を表す帯グラフなどについても説明する。

【キーワード】
グラフ、棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフ、散点グラフ
大林康二
(元北里大学教授)
大林康二
(元北里大学教授)
8 数値情報を扱う アンケートによる市場調査や工場における品質管理等などで集められる数値情報を解析すると、問題の発見と解決に役立つ特徴を導き出すことができる。これらの数値情報はばらつきのあるデータであることが多く、数値統計の方法で解析する。統計的データの代表値、記述統計、推測統計、推定、検定、要因分析などについて説明する。

【キーワード】
記述統計、推測統計、正規分布、要因分析
大林康二
(元北里大学教授)
大林康二
(元北里大学教授)
遠山紘司
(放送大学客員教授)
9 図解化して見る 問題を解決する過程で有効な表現方法の一つに図解がある。図解により問題の全体像や全体の中での位置関係が分かる。また、自分が考えた内容を短時間で他人に理解してもらうこともできる。口頭で説明したり文章化したりするのが難しいものでも図解化するならば一目で理解できるものが多い。その考え方、進め方を学習する。

【キーワード】
図解の基礎、図解のパターン、図解の進め方
柴山盛生
(放送大学客員准教授)
柴山盛生
(放送大学客員准教授)
10 分析的に考える 問題解決においては、様々な事柄を分析してある目標に向けた解決手順を考える。そのために必要な考え方である演繹的推論、帰納的推論、確率判断、意思決定による進め方などを学習する。さらに、物事を選択するため、ゼロベースの視点からの議論を行ったりブレークスルーを発見したりする意思決定を進めながら考える方法を考える。

【キーワード】
推論、確率、ゼロベース、ブレイクスルー
柴山盛生
(放送大学客員准教授)
柴山盛生
(放送大学客員准教授)
11 発想を広げる 分析的に進める方法とは異なる発想のアプローチを考える。問題の解決策を導く上で、アイディアを出すために物事を発散的に考えたり、通常の関係とは異なる結びつきを考えたりすることを繰り返して発想を広げる方法を学ぶ。ここでは発想に関して、概念、知識、連想などについて説明し、それを基礎とした発想を広げる手法を紹介する。

【キーワード】
概念、知識、連想、推理
柴山盛生
(放送大学客員准教授)
柴山盛生
(放送大学客員准教授)
12 コミュニケーションの取り方 効果的なコミュニケーションはどうあればよいのか、ここではコミュニケーションの取り方についてコミュニケーションの仕組みと能力、コミュニケーションにおける問題の発生と対策、さらに情報の送り手の言葉によるプレゼンテーションについて事例を通して学ぶ。

【キーワード】
コミュニケーションの構造と要素、プレゼンテーション、コミュニケーションにおける問題の発生と対策
東 千秋
(放送大学名誉教授)
東 千秋
(放送大学名誉教授)
遠山紘司
(放送大学客員教授)
13 個人と組織での進め方 問題には個人で処理するものと、組織的に取り組むものがある。最初に個人が問題を発見し解決に至る過程を効果的に行う方法を考える。次に意見、考え方の異なる人の集まるグループや組織における進め方を考える。また、組織は個人の集合体でもある。組織の中での個人のあり方を合わせて学ぶ。

【キーワード】
PDCAサイクル、事務局、「2・6・2の法則」
遠山紘司
(放送大学客員教授)
遠山紘司
(放送大学客員教授)
14 解決策を実行する 問題解決に向けて、解決策を実行する。開始にあたって、役割分担、スケジュールの策定など実施計画を検討する。また、実行している途中での計画の進捗状況を調べる方法や、途中での評価、新たに生じた問題への対処などについて考える。ここでは、効果的な問題解決策の進め方を学ぶ。

【キーワード】
計画の実行の吟味、代替手段と優先順位の検討
柴山盛生
(放送大学客員准教授)
柴山盛生
(放送大学客員准教授)
15 評価する 問題は解決できたのか、またどの程度目標が達成したのかを判断するための評価方法を学習する。ここでは、評価の対象や種類およびいくつかの数値的でない評価方法や数値的な評価法などの理論と手順について説明するとともに、それらに対応した例を考える。最後にこの科目のまとめをおこなう。

【キーワード】
評価、目標値との比較、まとめ
柴山盛生
(放送大学客員准教授)
柴山盛生
(放送大学客員准教授)
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