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情報メディアの活用('16)

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主任講師
山本 順一 (桃山学院大学教授)
気谷 陽子 (元放送大学客員准教授)平成28年11月ご逝去
高鍬 裕樹 (大阪教育大学准教授)
放送メディア
テレビ
放送時間(平成29年度)
7月22日(土)~8月5日(土)18時15分~19時00分
〔再放送〕7月23日(日)~8月6日(日)8時15分~9時00分

講義概要

この講義においては、学習情報センターおよび読書活動センターとしての機能が期待されている、日本の学校図書館制度のなかで、とりわけ前者の学習情報センターの機能発揮のために、同僚教員と協働しつつ、児童生徒に向き合う、司書教諭に対して求められる、高度情報通信社会に対する時代感覚とインターネット、情報通信機器とアナログを含むコンテンツの学校教育における活用能力にかかわる知識の伝達とスキル修得を支援する内容を展開するものとする。
※詳しくはシラバス

開設年度
平成28年度
科目区分
夏季集中科目(司書教諭資格取得に資する科目)
科目コード
1527258
単位数
2単位
単位認定試験
試験日・時限

単位認定試験
平均点

備考
 
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授業の目標

児童生徒たちに対して、学校図書館と教室等を舞台に、21世紀を生きる、クリティカル・シンキング(critical thinking)と課題解決の能力を備え、 情報倫理や知的財産権に関する本質的認識を身につけた、主体的な生涯学習者として育っていくことを支援する司書教諭にとって、従来の伝統的メディアである図書や雑誌等を取扱う技術に加え、進展を続ける情報通信環境のもとで基本的に求められる知識とスキル、方向感覚を修得していただくことをこの授業の目標としている。

履修上の留意点

印刷教材をよく読み、できる限り放送教材を視聴し、関係文献に眼を通すとともに、PCの操作やインターネット接続を前提とするところでは、実際に自分自身で作業をし、関係する知識とスキルの修得に努めてほしい。単位認定試験課題については、現職の教員や教育実習を受けた学生が自分の経験とその感想をまとめるだけでは所期の成果が得られたことにはならず、不合格となります。

シラバス

テーマ 内容 執筆担当講師名
(所属・職名)
放送担当講師名
(所属・職名)
1 学校図書館の現状と情報メディアの利用 本講義の導入的内容。岡山県の公立学校に付設される学校図書館の現状を紹介し、学校教育に望まれる学校図書館と情報メディアの利用の在り方について考える。

【キーワード】
プライバシー、インターネット検索、著作権法、調べ学習
山本 順一
(桃山学院大学教授)
大園 京子
(岡山県立岡山大安寺中等教育学校司書)
山本 順一
(桃山学院大学教授)
大園 京子
(岡山県立岡山大安寺中等教育学校司書)
2 情報社会化という視点からの歴史的変動 人間社会の歴史は、超長期的視点からみれば、生存に必要な‘モノ’の生産から、その陰に隠れていた‘情報’を重視する社会への変遷と見ることもできよう。本講では、古代からの歴史変動の中で、そこに生きる個々の人間と社会のあり方も変わってきていることを指摘したい。

【キーワード】
インターネット・コミュニティ、サイバーハラスメント、ソックパペット、スマートフォン等の利用
山本 順一
(桃山学院大学教授)
山本 順一
(桃山学院大学教授)
3 情報通信の基盤の技術的背景 現代社会における情報通信は、インターネットを代表とする通信ネットワークを基盤としている。この通信ネットワークを実現している情報技術であるパケット交換方式、DNS、暗号化などの技術を解説し、その長所や限界を指摘する。

【キーワード】
パケット交換方式、IPアドレス、DNS、暗号化、検索エンジン、クローリング
高鍬 裕樹
(大阪教育大学准教授)
高鍬 裕樹
(大阪教育大学准教授)
4 学校教育と情報リテラシー 情報リテラシーとは、様々な種類の情報源の中から必要な情報にアクセスし、アクセスした情報を正しく評価し、活用する能力であり、情報リテラシーの範囲は多岐にわる。学校図書館において、各学校段階で求められる情報リテラシー教育について学習する。

【キーワード】
情報リテラシー、知識基盤社会、学校教育の情報化、情報利用の過程、オープン教材
気谷 陽子
(元放送大学客員准教授)
気谷 陽子
(元放送大学客員准教授)
5 学習情報ニーズに応える情報探索と情報収集 インターネット上の資源が豊富となり、膨大な情報の中から、目的にあう情報を検索して収集するスキルの重要性がますます高まっている。情報検索と情報収集の基礎知識とそのスキルについて学習する。

【キーワード】
情報検索の過程、人的支援サービス、検索漏れ、ノイズ、蔵書計画、相互貸借
気谷 陽子
(元放送大学客員准教授)
気谷 陽子
(元放送大学客員准教授)
6 伝統的な情報資源と電子情報資源の特性と活用方法 学校図書館は、印刷資料を中心とする従来型の図書館から、多様な情報メディアを供給するメディアセンターに変貌することが期待されている。伝統的な情報資源である印刷資料と電子資料のそれぞれの特性を検討し、そのメリット、デメリットを認識した活用方法等について学習する。

【キーワード】
オープンアクセス、レファレンスブック、デジタル教科書
気谷 陽子
(元放送大学客員准教授)
気谷 陽子
(元放送大学客員准教授)
7 探求学習に有用・有益な各種インターネット情報資源 学校や学校図書館で活用可能なインターネット情報資源とその使い方について具体的に紹介する。書誌情報(文献探索に資する情報)そのものや、必要な書誌情報を絞り込むための情報資源を紹介する。さらに法律や統計情報へのアクセスを可能とする情報資源を紹介する。

【キーワード】
文献情報、雑誌記事情報、法律情報、統計情報
高鍬 裕樹
(大阪教育大学准教授)
高鍬 裕樹
(大阪教育大学准教授)
8 学校(図書館)で有用なソフトウェアの使い方 : 文献管理と発想法 学校(図書館)で情報を収集し活用する際に有用なソフトウェアを紹介・解説する。文献情報を保存し管理するためのソフトウェア「DiSCUS」を紹介し、使い方を解説する。また、コンピュータ上でKJ法を実現するソフトウェア「IdeaFragment2」を紹介し、その使い方を解説する。

【キーワード】
ソフトウェア、DiSCUS、文献情報、IdeaFragment2、KJ法
高鍬 裕樹
(大阪教育大学准教授)
高鍬 裕樹
(大阪教育大学准教授)
9 学校(図書館)で有用なハードウェアの使い方 : 情報の集約と編集 学校(図書館)で情報を収集し活用する際に有用なハードウェアを紹介・解説する。スキャナやデジタルカメラなど情報をコンピュータのなかに取り込み加工・活用することを支援するハードウェアを紹介し、その有効な使い方を提案する。適宜有用なソフトウェアについても紹介・解説する。

【キーワード】
ADFスキャナ、書籍用スキャナ、OpticBook、斜め補正、SQS、RectAce
高鍬 裕樹
(大阪教育大学准教授)
高鍬 裕樹
(大阪教育大学准教授)
10 情報メディアの利用と知的財産制度 授業や学校図書館で利用される各種情報メディアに関連する知的財産権を中心として、知的財産権制度一般について概観する。

【キーワード】
知的財産権、特許権、意匠権、育成者権、学業秘密、商標権、著作権、オープンアクセス
山本 順一
(桃山学院大学教授)
山本 順一
(桃山学院大学教授)
11 著作物の利用と創造に関連する諸問題 児童生徒が授業その他で既存の著作物を利用し、あたらしい著作物を創造する場合に関連する法規範や情報倫理について検討を加える。

【キーワード】
著作権、パブリックドメイン、TEACH Act、引用、パブリシティ権、表現の自由
山本 順一
(桃山学院大学教授)
山本 順一
(桃山学院大学教授)
12 児童生徒の創造的活動と法的規律 調べ学習など授業を通じての児童生徒の学校図書館を利用しての創造的活動、図書委員の文化祭等の行事その他の諸活動に関連して、知的財産権や情報倫理など注意しなければならないことについて論じる。

【キーワード】
図書委員会、図書館だより、表紙画像、文化祭、レポート、プレゼンテーション
大園 京子
(岡山県立岡山大安寺中等教育学校司書)
山本 順一
(桃山学院大学教授)
大園 京子
(岡山県立岡山大安寺中等教育学校司書)
山本 順一
(桃山学院大学教授)
13 学校図書館のネットワークと社会的連携 児童生徒や教職員の情報ニーズは多様であり、学校図書館が単独で全てのニーズに対応できるわけではない。学校内の教職員や児童生徒、保護者、地域のボランティアなど地域社会との連携、公共図書館との連携協力が欠かせない。学校図書館どうしの相互協力ネットワークや学校図書館支援センターを含め、学校図書館をめぐる様々な連携協力について学習する。

【キーワード】
情報サービス、相互協力、学校図書館支援センター、公共図書館
気谷 陽子
(元放送大学客員准教授)
気谷 陽子
(元放送大学客員准教授)
14 特別支援教育と情報資源利用 特別支援教育とは、児童生徒一人ひとりの教育的ニーズを把握し、その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善または克服するため、適切な指導および必要な支援を行おうとするものである。情報メディア利用を中心に、特別支援教育における学校図書館の役割と活動について学習する。

【キーワード】
インクルーシブ教育、合理的配慮、特別支援教育、プリントディサビリティ、アシスティブテクノロジー(AT)
気谷 陽子
(元放送大学客員准教授)
気谷 陽子
(元放送大学客員准教授)
15 学校図書館と情報メディアの課題と展望 本講義の全体を振り返り、それぞれの講師の立場から、あらためて社会と学校教育、学校教育と学校図書館の現状を整理し、今後の学校図書館の近未来的将来像と司書教諭に期待される教育的役割について話し合い、受講生に対して一定の方向感覚の獲得をうながす。

【キーワード】
アリゾナの学校図書館、情報活用能力、デジタル教科書、学校図書館予算
山本 順一
(桃山学院大学教授)
高鍬 裕樹
(大阪教育大学准教授)
気谷 陽子
(元放送大学客員准教授)
大園 京子
(岡山県立岡山大安寺中等教育学校司書)
山本 順一
(桃山学院大学教授)
高鍬 裕樹
(大阪教育大学准教授)
気谷 陽子
(元放送大学客員准教授)
大園 京子
(岡山県立岡山大安寺中等教育学校司書)
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