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初歩からの生物学('14)

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主任講師
松本 忠夫 (放送大学客員教授)
二河 成男 (放送大学教授)
放送メディア
テレビ
放送時間(平成29年度)
第1学期:(金曜)13時00分~13時45分
第2学期:(日曜)16時45分~17時30分

講義概要

生物とはいかなるものかという課題について、大学レベルにおける基礎から講義する。さらに、人々が日常生活を行っていく上で関係する生物学上の知識を講義する。
※詳しくはシラバス

開設年度
平成26年度
科目区分
コース科目(自然と環境コース(導入科目))
〔2009年度~2015年度〕基礎科目
〔2008年度以前〕共通科目(一般科目)
科目コード
1234234
単位数
2単位
単位認定試験
試験日・時限
平成29年度 第1学期:平成29年7月26日(水曜)5時限(14時25分~15時15分)
平成29年度 第2学期:平成30年1月25日(木曜)6時限(15時35分~16時25分)
単位認定試験
平均点
(平成28年度 第1学期)72.7点
(平成28年度 第2学期)75.9点
備考
※この科目は「初歩からの生物学(’08)」を一部改訂しています。
「初歩からの生物学('08)」単位修得者に対する履修制限はありません。
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授業の目標

生涯教育の場における学生にとっては、最近の生物学の進歩は著しいので、過去の教育で受けた内容が古くなっていることが多い。そこで、本科目では、生物学を基本から解きほぐすことを目標とする。取り上げる題材はできるだけ日常生活と関係する事柄にするが、さらに、現在における先端的研究でのトピックスも、できるだけやさしく講義したい。

履修上の留意点

生物学に関する過去の知識を前提としないで理解できるよう、できるだけ分かり易い講義にしたいが、もし、分からない事柄が出て来た場合には、世の中には種々の啓蒙書があるので、それらを積極的にひもといて学習をしてほしい。また、インターネットによる知識収集も大いに役立つので利用して欲しい。

シラバス

テーマ 内容 執筆担当講師名
(所属・職名)
放送担当講師名
(所属・職名)
1 生物学を学ぶ意義
※改訂回
本章は全体の序章として、生物学とはいかなるものか、そして学ぶ意義について考える。そのために、生物学とはどのような学問構造をしているか、また、どのような研究課題があるかの大筋を学ぶ。

【キーワード】
生物学、生命科学、科学と技術、生命倫理、方法論
松本忠夫
(放送大学客員教授)
松本忠夫
(放送大学客員教授)
2 生物の特性
※改訂回
生物には、他の物体には見られない顕著な特徴がある。この章では”生命・生物の世界”が、”非生命・非生物の世界”とどのように異なるのかを学ぶ。そのためには、地球の40億年前に、生命体がいかなる場所で、どのようにして誕生したかについて、また、宇宙全体での生命体の存在可能性についての考えを及ばす必要がある。

【キーワード】
生物圏、非生物圏、生命、非生命、生命体の誕生、宇宙生命体
松本忠夫
(放送大学客員教授)
松本忠夫
(放送大学客員教授)
3 生物の誕生と歴史 太古の地球において最初の生物が誕生し、長い年月をかけて世代交代を繰り返しながら徐々に変化し、現在のような多種多様な生物たちが共存する世界が形成されるに いたった。このような生物の歴史と、生物の時間的な変化、すなわち進化のしくみについて学ぶ。

【キーワード】
生物の誕生、進化
二河成男
(放送大学教授)
二河成男
(放送大学教授)
4 多様な生物の世界(1) 現在の地球にはどのような生物が存在しているのか、大分類について説明する。2回にわたるが、この回では単細胞生物に関して、その栄養獲得様式と、生活型について説明する。また、多細胞生物では、光合成生物、従属栄養生物などにふれる。

【キーワード】
単細胞生物、栄養獲得、生活型、多細胞生物、光合成
松本忠夫
(放送大学客員教授)
松本忠夫
(放送大学客員教授)
5 多様な生物の世界(2) 前回に引き続いて、現在の地球にはどのような生物が存在しているのか、特に動物についてその栄養獲得様式と生活型について説明する。さらに動物の形態、生理、生態などいろいろな側面から説明する。

【キーワード】
動物、栄養獲得、生活型、適応放散
松本忠夫
(放送大学客員教授)
松本忠夫
(放送大学客員教授)
6 細胞:生命の最小単位 私たちの体も、他の生物と同様に細胞からできている。細胞といっても多種多様なものが存在する。その一方で、細胞全般に共通するしくみもたくさんある。このような相違点と共通点について、細胞のかたちや中身といった物理的な特徴と、移動や分裂といった機能的な特徴から考える。

【キーワード】
細胞、細胞小器官、細胞核、細胞骨格、細胞分裂
二河成男
(放送大学教授)
二河成男
(放送大学教授)
7 生命活動を支える物質 生物は細胞からできている。では、細胞は何から構成されているのであろうか。細胞も、われわれの身の回りにある物と同様に分子から構成されている。細胞を構成する分子には非生物世界を構成する分子とは違った特徴があること、さらに地球上のすべての細胞は基本的には共通の分子を利用して共通のしくみで活動していることを学ぶ。

【キーワード】
分子、水、タンパク質、糖、脂質、核酸
二河成男
(放送大学教授)
二河成男
(放送大学教授)
8 生体内の化学反応
※改訂回
様々な生命活動は、体内で合成される物質や、物質を分解することによって得られるエネルギーによって支えられている。このような物質の合成や分解は、代謝とよばれ、その実体は良く制御された化学反応の連鎖である。生物が営む化学反応の特徴と、主な代謝の反応経路について学ぶ。

【キーワード】
酵素、代謝、光合成、呼吸
二河成男
(放送大学教授)
二河成男
(放送大学教授)
9 個体の統合と恒常性
※改訂回
多細胞体制をとる生物の体は、細胞、組織、器官、器官系、個体といった階層化された構造からなる。各構造の働きをほどよく調節することによって、個体としての統一性が保たれている。ここでは、個体にみられる細胞を基盤とした階層構造と、統一性を支える生体内の調節機構について学ぶ。

【キーワード】
組織、器官、内部環境、恒常性
二河成男
(放送大学教授)
二河成男
(放送大学教授)
10 個体の再生産
※改訂回
生物は、自己とほとんど同じものを産生することによって、増殖する。ここではその個体の再生産を、生殖、発生、成長、繁殖、老化といった、多細胞体制を捕る生物に一般的に見られる個体のライフサイクルに沿って解説する。

【キーワード】
生殖、性、受精、発生、成長、繁殖、老化
二河成男
(放送大学教授)
二河成男
(放送大学教授)
11 世代を越えた情報の伝達 子は親に似る。このことはすべての生物に共通に見られる現象である。これは遺伝情報を担ってるDNAが親から子に受け渡されるためである。この遺伝のしくみと、DNAの情報を細胞がどのようにして読み取るかについて学ぶ。

【キーワード】
遺伝、染色体、遺伝子、DNA、RNA、タンパク質
二河成男
(放送大学教授)
二河成男
(放送大学教授)
12 情報の交換(1)
個体内の情報伝達
細胞は、さまざまな物質を利用してお互いの間での情報伝達を行っている。その結果、われわれの体全体の細胞が協調して働くことができたり、子孫の細胞に遺伝情報を伝達することができる。ここでは、いくつかの代表的な体の中の情報伝達について学ぶ。

【キーワード】
シグナル分子、受容体、神経細胞
二河成男
(放送大学教授)
二河成男
(放送大学教授)
13 情報の交換(2)
個体間の情報伝達
生物は個体間でさまざまな手段を使って情報交換を行っているが、その様相を同種間の場合、異種間の場合で説明する。そして、それらの情報交換の機能や進化的由来について考察する。

【キーワード】
情報伝達、情報交換、同種間、異種間
松本忠夫
(放送大学客員教授)
松本忠夫
(放送大学客員教授)
14 生物群集の成り立ち 生物は多数の種が競争、共生、寄生、捕食などの関係をもって同所的に存在して群集を構成している。そして、群集はさらにそれぞれのおかれた地域環境とともに、生態系をなしている。この回では、おもに沖縄県の八重山諸島を例にとって、そこでの生物群集の様相、そしてその生物群集の保全活動について説明する。

【キーワード】
群集、生態系、八重山諸島
松本忠夫
(放送大学客員教授)
松本忠夫
(放送大学客員教授)
15 生き物としての人間
※改訂回
いうまでもなく人類も生き物であり、哺乳類の霊長類の仲間である。しかし、人類は他の霊長類に見られない特別な進化をとげた。人類は他の霊長類からどのような経緯で進化したのだろうか。今や人類は世界拡散をとげ、著しく個体数が増大し、すべての他生物に多大な影響を与えているが、その様相を環境生物学の視点から見ることにする。

【キーワード】
霊長類、類人猿、人類の特徴、二足歩行、ヒト、人口爆発、野生生物の減少、人間、ケニア、マダガスカル
松本忠夫
(放送大学客員教授)
松本忠夫
(放送大学客員教授)
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