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心理と教育を学ぶために('12)

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主任講師
小川 正人 (放送大学教授)
森 津太子 (放送大学教授)
山口 義枝 (日本大学准教授)
放送メディア
ラジオ
放送時間(平成29年度)
第1学期:(土曜)15時15分~16時00分
第2学期:(火曜)20時45分~21時30分

講義概要

心理と教育コースに入学した学生を対象にして、コース全体のガイダンスと教育学、心理学、臨床心理学の三領域の基礎知識を学ぶ。三領域それぞれの研究的意義、研究方法、研究対象を学ぶとともに、三領域に共通する考え方、重なる部分を知ることで教育と心理について複合的な思考方法や視点を身につける。
※詳しくはシラバス

開設年度
平成24年度
科目区分
コース科目(心理と教育コース(導入科目))
〔2009年度~2015年度〕基礎科目
〔2008年度以前〕 共通科目(一般科目)
科目コード
1118021
単位数
2単位
単位認定試験
試験日・時限
平成29年度 第1学期:平成29年7月25日(火曜)5時限(14時25分~15時15分)
平成29年度 第2学期:平成30年1月24日(水曜)7時限(16時45分~17時35分)
単位認定試験
平均点
(平成28年度 第1学期)76.5点
(平成28年度 第2学期)73.9点
備考
 
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授業の目標

心理と教育コースに入学した学生がコース全体の学問体系を見通しながら、教育学、心理学、臨床心理学の三領域の基礎知識を学べるようにする。三領域それぞれの研究的意義、研究方法、研究対象を学ぶとともに、三領域に共通する考え方、重なる部分を知ることで教育と心理について複合的な思考方法や視点を身につける。

履修上の留意点

関連の導入科目として「発達科学の先人たち(’16)」「教育学入門(’15)」「心理学概論(’12)」、専門科目として「心理臨床の基礎(’14)」などを履修することが望ましい。

シラバス

テーマ 内容 執筆担当講師名
(所属・職名)
放送担当講師名
(所属・職名)
1 心理と教育:三領域の違いと交流を学ぶ 教育学、心理学、臨床心理学は、人間の発達とそれを通して社会の有様を考える点では共通した学問的基盤を有するが、三領域それぞれの研究意義、研究方法、研究対象がどのようなものかを解説し、「心理と教育」を学習する今日的意義を考える。

【キーワード】
教育学、心理学、臨床心理学、研究対象、研究方法
小川 正人
(放送大学教授)
森 津太子
(放送大学教授)
山口 義枝
(日本大学准教授)
小川 正人
(放送大学教授)
森 津太子
(放送大学教授)
山口 義枝
(日本大学准教授)
2 教育:教育学って何? 教育研究(教育学)の基本的な特徴を確認しながら、教育研究が、狭義の教育学としての教授学(pedagogyペダゴジー)から教育事象を経験科学的に研究しようとする教育科学として展開したこと、そして、教育研究の多様な研究分野(教育○○学)について理解をする。また、各研究分野における教育研究の多様な接近の仕方、研究方法などを通して、教育事象を理解し分析する複眼的な研究方法の大切さを学ぶ。最後に本コース所属の教員紹介として担当講師の研究を紹介する。

【キーワード】
教育学、教授学(ペダゴジー)、教育科学、教育研究分野、仮説発見(析出)型アプローチ、仮説検証型アプローチ、定量的研究、定性的研究、理論研究
小川 正人
(放送大学教授)
小川 正人
(放送大学教授)
3 教育:発達するということ-教育はなぜ必要か- 教育の目標を確立し、教育の過程を進めていくためには発達の過程を十分に捉えておかなければならない。では発達と教育はどう違うのか。そして人間はどのような過程を経て発達していくのか。また教育はなぜ必要なのかについて考察する。最後に本コース所属の教員紹介として担当講師の研究を紹介する。      

【キーワード】
発達、学習、教育、文化、社会的適応、発達課題
住田 正樹
(放送大学名誉教授、九州大学名誉教授)
住田 正樹
(放送大学名誉教授、九州大学名誉教授)
4 教育:集団のなかで育つ 人間が実際に発達していくのは社会集団のなかの人間関係を通してである。人間は生まれてから構造と機能を異にするさまざまな社会集団に所属し、多様な方向に形成されていく。どのような社会集団に所属し、どのように方向づけられていくのか。最後に本コース所属の教員紹介として岡崎友典客員准教授からお話を伺う。

【キーワード】
発達、社会化、教育、人間関係、社会集団、 通過集団、準拠集団、第一次集団
住田 正樹
(放送大学名誉教授、九州大学名誉教授)
住田 正樹
(放送大学名誉教授、九州大学名誉教授)
ゲスト:岡崎 友典(放送大学客員准教授)
5 教育:教育の社会的機能と教育の統制・管理 教育は、個人の成長・発達を促すとともに社会化の機能を有するが、そうした教育の社会化機能は、教育を現実の社会、経済、政治に深く結びつける。戦後日本の社会と教育の関わりを学び、教育と社会の間のダイナミズムとその関係の在り方について考える。最後に本コース所属の教員紹介として岩永雅也教授からお話を伺う。
【キーワード】
教育、発達的機能、社会的分化・選別機能、後発効果、 日本的経営、学校体系、教育統制・管理
小川 正人
(放送大学教授)
小川 正人
(放送大学教授)
ゲスト:岩永 雅也(放送大学教授)
6 心理:心理学って何? 心理学という学問に対して持たれているイメージと、実際の心理学との違いを足がかりにして、心理学の学問的特徴と心理学が目指すものについて考えていく。また、心理学の基礎資格である「認定心理士」の分類を参考に、心理学の諸領域はどのようなものかを理解する。最後に本コース所属の教員紹介として星薫客員准教授からお話を伺う。

【キーワード】
心理学史、素朴な心理学者、科学としての心理学、心理学の諸分野、認定心理士
森 津太子
(放送大学教授)
森 津太子
(放送大学教授)
ゲスト:星 薫(放送大学客員准教授)
7 心理:心の不思議を探求する 現代の心理学は実証性を重んじている。その実証性を保証するために、心理学ではどのような研究法が用いられるかを理解する。目に見えない心を科学的に検証するとはどういうことか、特に因果関係の検証に利用される実験研究に重きを置きつつ、各研究法を学んでいく。さらに、心理学で統計学が必要とされる理由についても理解する。最後に本コース所属の教員紹介として三宅芳雄客員教授からお話を伺う。

【キーワード】
観察法、面接法、質問紙調査法、実験法、記述統計と推測統計
森 津太子
(放送大学教授)
森 津太子
(放送大学教授)
ゲスト:三宅 芳雄(放送大学客員教授)
8 心理:心の鏡に映るもの 私たちの心に映し出される世界は、私たちの知識、経験、欲求などに彩られた主観的世界であり、各々が主観的に解釈した世界によって、私たちの思考、感情、行動は左右される。それはごく低次な知覚から高次の認知過程に至るまで、すべてにあてはまる。数ある心理学の知見の中でも特に重要と思われる、このような心理機能について、具体的な事例をもとに理解する。最後に本コース所属の教員紹介として担当講師の研究を紹介する。

【キーワード】
心の主観性、盲点、スキーマ、確証バイアス
森 津太子
(放送大学教授)
森 津太子
(放送大学教授)
9 心理:社会の中に生きる人 人の思考、感情、行動は周辺環境によっても大きく影響を受け、時にそれは、個人の意思をも上回る。なかでも他者の存在は、ひとの行動を左右する重要な環境要因であり、「人間は社会的動物である」と言われる所以でもある。他者の存在は、私たちにどのような影響を与えるのか、具体的な研究をもとに学ぶ。また、心理学実験をめぐる倫理的問題についても理解を深める。最後に本コース所属の教員紹介として大場登教授からお話を伺う。

【キーワード】
人間は社会的動物、B=f(P・E)、状況の力、倫理的問題
森 津太子
(放送大学教授)
森 津太子
(放送大学教授)
ゲスト:大場 登(放送大学教授)
10 臨床心理:臨床心理学ってなに? 臨床心理学は、人のこころの成長を援助していこうとする、実践が中心にある学問である。この臨床心理学の発展について、個人差測定の流れと力動的心理学の流れの歴史から考える。最後に本コース所属の教員紹介として佐藤仁美准教授からお話を伺う。

【キーワード】
臨床心理学、心理臨床、実践の学
山口 義枝
(日本大学准教授)
山口 義枝
(日本大学准教授)
ゲスト:佐藤 仁美(放送大学准教授)
11 臨床心理:臨床心理の対象 臨床心理学の中核には実践がある。そこで、実践の場としてはどのような領域があるのかを紹介する。また、臨床心理学の活動である、アセスメント、援助、研究についての概要を学ぶ。最後に本コース所属の教員紹介として小林真理子准教授からお話を伺う。

【キーワード】
実践の場、アセスメント、援助、研究
山口 義枝
(日本大学准教授)
山口 義枝
(日本大学准教授)
ゲスト:小林 真理子(放送大学准教授)
12 臨床心理:こころの病とは こころの病は、直接に見ることも触れることもできない。そのような対象に対して、比喩を用いて理解する感覚を、例をあげて説明する。そして、正常と異常の区分基準、発達課題とこころの危機について理解する。最後に本コース所属の教員紹介として齋藤高雅名誉教授からお話を伺う。

【キーワード】
こころの病への想像力、正常・異常の基準、発達課題
山口 義枝
(日本大学准教授)
山口 義枝
(日本大学准教授)
ゲスト:齋藤 高雅(放送大学名誉教授)
13 臨床心理:カウンセリングで性格が変わるのか カウンセリングの理論には様々なものがあるが、多くの学派に共通すると思われるカウンセラーの姿勢と、カウンセリングの原理について学ぶ。そして実際のカウンセリングの流れについて理解する。最後に本コース所属の教員紹介として小野けい子教授からお話を伺う。

【キーワード】
カウンセリング、成長の可能性、変化のプラス面とマイナス面
山口 義枝
(日本大学准教授)
山口 義枝
(日本大学准教授)
ゲスト:小野 けい子(放送大学教授)
14 臨床心理:心理検査とは 心理検査は、質問や作業を課し、人はどのような反応をするのかのデータを蓄積し、あるこころの状態に関して、その人はどのような特徴を持っているのか把握しようとするものである。心理検査には様々な種類がある。心理検査にはどのようなものがあり、どのように作られたかについて学ぶ。最後に本コース所属の教員紹介として担当講師の研究を紹介する。

【キーワード】
心理検査、信頼性、妥当性、知能検査、人格検査
小川 俊樹
(放送大学客員教授)
小川 俊樹
(放送大学客員教授)
15 心理と教育:学習の展望 14回までの学習を踏まえ、「心理と教育」に関して今後どのような学習を進めていけばよいかを論じ考えていく。

【キーワード】
教育学、心理学、臨床心理学、研究対象、研究方法
小川 正人
(放送大学教授)
森 津太子
(放送大学教授)
山口 義枝
(日本大学准教授)
小川 正人
(放送大学教授)
森 津太子
(放送大学教授)
山口 義枝
(日本大学准教授)
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