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思春期・青年期の心理臨床('13)

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主任講師
佐藤 仁美 (放送大学准教授)
西村 喜文 (西九州大学大学院教授)
放送メディア
ラジオ
放送時間(平成29年度)
第1学期:(火曜)17時30分~18時15分
第2学期:(金曜)6時45分~7時30分

講義概要

思春期・青年期について、発達的側面・医学(病理)的側面などから捉え、その対応について概説する。大きく分けて、家庭・学校・社会のなかでの若者の姿を多角度からアプローチしていく。
※詳しくはシラバス

開設年度
平成25年度
科目区分
コース科目(心理と教育コース(専門科目))
〔2009年度~2015年度〕専門科目(心理と教育コース)
〔2008年度以前〕専門科目(発達と教育専攻)
科目コード
1528912
単位数
2単位
単位認定試験
試験日・時限
平成29年度 第1学期:平成29年7月29日(土曜)4時限(13時15分~14時05分)
平成29年度 第2学期:平成30年1月28日(日曜)6時限(15時35分~16時25分)
単位認定試験
平均点
(平成28年度 第1学期)77.4点
(平成28年度 第2学期)78.7点
備考
 
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授業の目標

思春期・青年期について、発達的側面、医学(病理)的側面などから理解につとめる。家庭・学校・社会において、思春期・青年期年代の特徴を内面と外面から理解すること。

履修上の留意点

関連科目として、「心理臨床の基礎」「心理カウンセリング序説」「乳幼児・児童の心理臨床」「中高年の心理臨床」をあわせて履修することをすすめる。

シラバス

テーマ 内容 執筆担当講師名
(所属・職名)
放送担当講師名
(所属・職名)
1 思春期・青年期を生きる
-思春期・青年期の課題-
思春期・青年期を心と体の両側面から捉え、大人と子どもの境目にあるこの時期であるからこそ、生きている楽しみと、生きにくさに迫っていく。

【キーワード】
思春期、青年期、アイデンティティ、自己との出会い
佐藤 仁美
(放送大学准教授)
佐藤 仁美
(放送大学准教授)
2 思春期を生きる子どもたち 児童期後期より、親との距離をおき始め、親に向けられていた愛着がしだいに自分自身に向けられてくる。このように自意識(自分への関心)が高まる中、子どもたちは、それぞれの空間をどのように生きているのか学校(社会)、家庭での臨床像とその対応について考える。

【キーワード】
思春期の課題、思春期の不適応、思春期の理解と支援
西村 喜文
(西九州大学大学院教授)
西村 喜文
(西九州大学大学院教授)
3 青年期をいかに過ごすか
-大人になるということ-
現代の高校生・大学生がおかれている社会的環境を視野に入れながら親からの分離、対人関係の問題等、子どもから大人への移行期における自我形成について考えていく。

【キーワード】
青年期の発達課題、アイデンティティ、大人になることの難しさ
西村 喜文
(西九州大学大学院教授)
西村 喜文
(西九州大学大学院教授)
4 軽度発達障害 学校現場において、軽度発達障害に対する支援が多方面からなされるようになってきた。しかし、中学、高校における軽度発達障害の理解や対応については十分とはいえない。ここでは、中学、高校における軽度発達障害の現状とその対応について考えていく。

【キーワード】
軽度発達障害、特別支援教育、思春期・青年期支援
西村 喜文
(西九州大学大学院教授)
西村 喜文
(西九州大学大学院教授)
5 学校コミュニティと心理臨床 学校現場において、事件、事故、被害など学校コミュニティの危機が問題となり、緊急支援の必要性が問われている。 ここでは、学校コミュニティと心理臨床について考えていく。

【キーワード】
学校コミュニティ、学校臨床とスクールカウンセラー、危機介入
西村 喜文
(西九州大学大学院教授)
西村 喜文
(西九州大学大学院教授)
6 若者の異文化体験
-揺らぎのマイナスとプラス-
自分らしさを自文化の中で育てること自身が難しい思春期・青年期に、異文化を体験することはそのアイデンティティの形成に複雑な課題を持ち込みマイナスに働くが、同時にそれをプラスに転じる力としても働く。その二つのせめぎあいの視点から考える。

【キーワード】
異文化適応、文化的アイデンティティ、異文化ストレス、帰国生、留学生
手塚 千鶴子
(慶應義塾大学国際センター非常勤講師)
手塚 千鶴子
(慶應義塾大学国際センター非常勤講師)
7 思春期・青年期の問題行動と課題(1)
-非行臨床を中心に-
移行期におけるつまずき自分でもてあましてしまうもの・あふれ出る爆発的なエネルギーと、その発散方法、そして、収束に向かう時とは? 非行臨床における少年たちの特徴 と、彼・彼女たちとの付き合い方などを探求する。

【キーワード】
非行、つまづき
佐藤 仁美
(放送大学准教授)
佐藤 仁美
(放送大学准教授)
ゲスト:田高 誠(東京最高裁判所)
8 思春期・青年期の問題行動と課題(2)
-思春期心性と行動-
なぜ、内側に向かってしまうのか? 自分でもてあましてしまうもの・繊細な心のひだにアプローチする。主に不登校、ひきこもりの問題をとおして、この時期特有の内側に向かう心を探求する。

【キーワード】
不登校、引きこもり、思春期内閉、イニシエーション
北原 知典
(専修大学心理教育相談室臨床心理士)
北原 知典
(専修大学心理教育相談室臨床心理士)
9 ボディ・イメージと病理(1) この時期特有の自己意識・ボディ・イメージから病理にかかわる全般について、ジェンダーや性の問題も含め、概説する。

【キーワード】
ボディ・イメージ、身体言語、性
佐藤 仁美
(放送大学准教授)
佐藤 仁美
(放送大学准教授)
10 ボディ・イメージと病理(2) 思春期・青年期の心と身体の問題の中でも身体で表現するものとして、摂食障害・自傷行為を中心に取り上げ、それらと関係している境界性パーソナリティ障害についても触れてみる。

【キーワード】
摂食障害、自傷行為、パーソナリティ障害、境界例
大前 玲子
(大阪大学大学院講師)
大前 玲子
(大阪大学大学院講師)
ゲスト:川瀬 公美子(メンタルサポートオフィスひといき臨床心理士)
11 思春期・青年期の心理療法(1)
-総論と芸術療法・認知療法を中心に-
ちょっとした工夫が必要とされる思春期・青年期の心理療法を取り上げる。一つは、イメージを使った芸術療法としての箱庭療法・コラージュ療法ともう一つは、現実志向で歪んだものの見方・考え方を修正することを目指す認知行動療法という大きく志向の違う心理療法を紹介する。

【キーワード】
傾聴、イメージ表現療法、箱庭療法、コラージュ療法、認知療法
大前 玲子
(大阪大学大学院講師)
大前 玲子
(大阪大学大学院講師)
ゲスト:川瀬 公美子(メンタルサポートオフィスひといき臨床心理士)
12 思春期・青年期の心理療法(2)
-遊戯療法的要素について-
思春期・青年期の心の理解と付き合い方について、遊戯療法的な視点から考察し、「遊び」という表現方法の可能性について探求する。

【キーワード】
遊戯療法、遊び、イメージ、治療的枠
北原 知典
(専修大学心理教育相談室臨床心理士)
北原 知典
(専修大学心理教育相談室臨床心理士)
13 思春期・青年期とのつき合い方(1)
-メディアとコミュニケーションについて-
思春期・青年期のコミュニケーションの形や自己意識を考える上でインターネット等のメディアの存在は切り離して考えることができなくなっている。移行対象など心理学的な概念をキーワードに、メディアが持つ難しさ、そして可能性について考えていく。

【キーワード】
携帯電話、パソコン、インターネット、移行対象、他者性
北原 知典
(専修大学心理教育相談室臨床心理士)
北原 知典
(専修大学心理教育相談室臨床心理士)
14 思春期・青年期とのつき合い方(2)
-性別と組合せの問題を中心に-
樹木が上へ伸びると同時に、下への根が張られるように、思春期・青年期の成長を上下の軸から眺めてみる。

【キーワード】
ジェンダー・アイデンティティ、獲得する、受け容れる
佐藤 仁美
(放送大学准教授)
佐藤 仁美
(放送大学准教授)
大前 玲子
(大阪大学大学院講師)
ゲスト:岩岡 真弘(大阪府立和泉支援学校)、川瀬 公美子(メンタルサポートオフィスひといき臨床心理士)
15 思春期・青年期を生きぬく 思春期・青年期をどう生き抜くか。思春期・青年期を生きる姿、親や先生をはじめとする大人の役割、そして協働をめざしての試みを語り、まとめとする。

【キーワード】
居場所、安心感、信頼感
佐藤 仁美
(放送大学准教授)
佐藤 仁美
(放送大学准教授)
西村 喜文
(西九州大学大学院教授)
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