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音を追究する('16)

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主任講師
大橋 理枝 (放送大学准教授)
佐藤 仁美 (放送大学准教授)
放送メディア
ラジオ
放送時間(平成29年度)
第1学期:(月曜)20時00分~20時45分

講義概要

ヒトは日常生活の中で多様な音を聞き、認識・処理している。また、音を通してさまざまな表現を行い、音によってさまざまな影響を受けている。さらに、我々は音声言語を基本としていろいろな事柄を表現している。本科目では、物理的・生物的・精神的・文化的・芸術的視点など多角度から「音」というものにアプローチし、音の持つ意味を解き明かしつつ、最終的に我々が住み心地・生き心地をよくする音の活用に結び付けていきたい。
多領域にも携わるテーマのため、広い領域・分野層の学生に受講を勧めたい。
※詳しくはシラバス

開設年度
平成28年度
科目区分
コース科目(人間と文化コース(総合科目))※共用科目(生活と福祉・心理と教育・社会と産業・自然と環境)
〔2009年度~2015年度〕総合科目
〔2008年度以前〕専門科目(その他)
科目コード
1940015
単位数
2単位
単位認定試験
試験日・時限
平成28年度 第2学期:平成29年1月24日(火曜)3時限(11時35分~12時25分)
平成29年度 第1学期:平成29年7月26日(水曜)7時限(16時45分~17時35分)
単位認定試験
平均点
(平成28年度 第1学期)70.6点
備考
 
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授業の目標

単独分野だけでは得られない、音に対する総合的な知見を得る。

履修上の留意点

特になし。

シラバス

テーマ 内容 執筆担当講師名
(所属・職名)
放送担当講師名
(所属・職名)
1 音との付き合い 身の回りにどんな音があるのかに気づくことを通して、この教材で扱う内容を概観すると共に、各章を理解するために前提として知っていることが必要な概念を学ぶ。

【キーワード】
音波、振動、聞こえ、選択的知覚、周期性、合奏、度、声、音響、録音、再生、言語、音声、メッセージ、鐘、響き、騒音
大橋 理枝
(放送大学准教授)
岸根 順一郎
(放送大学教授)
佐藤 仁美
(放送大学准教授)
高松 晃子
(聖徳大学教授)
亀川 徹
(東京芸術大学教授)
坂井 素思
(放送大学教授)
大橋 理枝
(放送大学准教授)
岸根 順一郎
(放送大学教授)
佐藤 仁美
(放送大学准教授)
高松 晃子
(聖徳大学教授)
亀川 徹
(東京芸術大学教授)
坂井 素思
(放送大学教授)
2 音とはなにか 多くの人が、「音の研究」といえば「音楽の研究」を思い浮かべる。しかし、音が生まれ、空間を伝わり、私たちの耳に届く直前までの過程、つまり音が音楽になる直前までの過程は物理学の対象である。物理学の対象としての音の研究は、音楽の研究と密接に関連しながら2500年の長きにわたって積み上げられてきた。本章では、物理現象としての音について基本的な見方・考え方を学ぶ。

【キーワード】
音と光、媒質、音の科学史、空気バネ、音圧、デシベル
岸根 順一郎
(放送大学教授)
岸根 順一郎
(放送大学教授)
大橋 理枝
(放送大学准教授)
佐藤 仁美
(放送大学准教授)
3 音の知覚・認知・認識 音の知覚・認知・認識について、生理的・神経学的・心理学的観点から学ぶ。

【キーワード】
聴覚、蝸牛、伝音器、感音器、可聴範囲、難聴、耳鳴り
佐藤 仁美
(放送大学准教授)
佐藤 仁美
(放送大学准教授)
大橋 理枝
(放送大学准教授)
4 音の感覚と心理的要素 音から得られる感覚などと、音をめぐる心理的要素について学ぶ。

【キーワード】
共感覚、色聴、感覚モダリティ、スクリャービン
佐藤 仁美
(放送大学准教授)
佐藤 仁美
(放送大学准教授)
大橋 理枝
(放送大学准教授)
5 物理的な音 音を物理現象としてとらえる基本的な見方は第2章で述べた。本章では、もう少し立ち入って「波動としての音」つまり「音波」を捉える見方を述べる。

【キーワード】
振動と波動、重ね合わせの原理、音の3要素、定常波、音速
岸根 順一郎
(放送大学教授)
岸根 順一郎
(放送大学教授)
佐藤 仁美
(放送大学准教授)
大橋 理枝
(放送大学准教授)
6 楽器 楽器になりうるものをできるだけ広く捉え、分類することから始める。続いて、自然や動物の音の模倣をする楽器を取り上げる。さらに、身近な楽器の歴史、構造、音程、音組織、音色などを扱い、楽器に凝らされているさまざまな工夫を理解する。

【キーワード】
楽器、音高、音程、倍音、調律、音色、うなり
高松 晃子
(聖徳大学教授)
高松 晃子
(聖徳大学教授)
大橋 理枝
(放送大学准教授)
佐藤 仁美
(放送大学准教授)
7 声の多様性を紹介する。地域や職業、音楽文化によって、標準とされる音色や技法が異なっていることを理解しよう。世界の多様な声は、どのように分類、説明されてきたのだろうか。

【キーワード】
発声、声帯、唱歌、マウス・ミュージック、リフレイン、ヴォカリーズ
高松 晃子
(聖徳大学教授)
高松 晃子
(聖徳大学教授)
佐藤 仁美
(放送大学准教授)
大橋 理枝
(放送大学准教授)
8 縦の音・横の音 「縦」と「横」という表現を手がかりに、さまざまな音楽文化における音と音との関係や、その好ましい関係を生み出すために人々がとる行動について考える。

【キーワード】
和音、和声、同時性、継時性、音程、協和、不協和
高松 晃子
(聖徳大学教授)
高松 晃子
(聖徳大学教授)
大橋 理枝
(放送大学准教授)
佐藤 仁美
(放送大学准教授)
9 音の響き 建物と音の関係に焦点を合わせ、コンサートホールや練習室の響きついて論じる。ホールによって音が違うのはどうしてか? またホールの中でも客席で音が違って聞こえるのはどうしてなのか? ステージで演奏された音が客席にどのように伝わっていくのかを理解し、音の響きについて考える。

【キーワード】
遮音、吸音、残響時間、拡散
亀川 徹
(東京芸術大学教授)
亀川 徹
(東京芸術大学教授)
大橋 理枝
(放送大学准教授)
佐藤 仁美
(放送大学准教授)
10 音の記録と再生 音をつくるための基礎知識として、録音技術、再生技術について論じる。エジソンの蓄音機から始まった録音の歴史を振り返りながら、マイクロホンの原理やデジタル録音、ステレオ録音について理解を深める。

【キーワード】
マイクロホン、スピーカー、デジタル録音、ステレオフォニック
亀川 徹
(東京芸術大学教授)
亀川 徹
(東京芸術大学教授)
佐藤 仁美
(放送大学准教授)
大橋 理枝
(放送大学准教授)
11 「言語」という音 人間がどうやって言語の音を作り出しているのかを理解すると共に、日本語における言語の音の捉え方や、実際に音声言語として日本語を話す際に聞こえる音などについて検討する。

【キーワード】
言語音、母音、子音、音節、モーラ、同化、融合
大橋 理枝
(放送大学准教授)
大橋 理枝
(放送大学准教授)
佐藤 仁美
(放送大学准教授)
12 伝える音 音をことばとして表現する場合、そこにはどのような発想が込められているのか。コミュニケーションの現場では、音声はどのような役割を果たすのか。人工物に音を発生させることで、人はどのようなメッセージを伝えようとしているのか。これらの内容の検討を通して、私たちにとって音は何を伝えるものなのかを考えていく。

【キーワード】
擬音語、音象徴、言語の恣意性、非言語音声メッセージ、命じる音、警告する音、知らせる音
大橋 理枝
(放送大学准教授)
大橋 理枝
(放送大学准教授)
佐藤 仁美
(放送大学准教授)
13 社会の音 音というものを社会的側面から捉える。寺や教会の鐘、港の霧笛、祭りの音、時報の鐘などの音は、共同体の人びとに共通に提供され、そして受け入れらてきた。ここでは、鐘の音や時の鐘を取り上げて、いかにして人びとが音の社会的関係を形成してきたのかをみていく。

【キーワード】
鐘の音、共同体の音、呼応関係、共振、同空間性、時の鐘、共同資源
坂井 素思
(放送大学教授)
坂井 素思
(放送大学教授)
大橋 理枝
(放送大学准教授)
佐藤 仁美
(放送大学准教授)
14 騒音 騒音とは何かについて考える。騒音の歴史は、人間社会の近代化の歴史とほぼ重なる。機械音、工場音、交通音、広告・宣伝の音などにおける、主観的・客観的な騒音規制基準をみていく。

【キーワード】
ノイズ、機械音、工場音、交通音、生活音、望ましくない音、騒音規制、ローファイ革命、低周波騒音
坂井 素思
(放送大学教授)
坂井 素思
(放送大学教授)
佐藤 仁美
(放送大学准教授)
大橋 理枝
(放送大学准教授)
15 音の世界 これまでに触れてきた内容と絡めながら、私たち人間が音とどのように向き合っているのかを概観する。

【キーワード】
カクテルパーティー効果(現象)、絶対音感、同質の原理、沈黙
大橋 理枝
(放送大学准教授)
佐藤 仁美
(放送大学准教授)
大橋 理枝
(放送大学准教授)
岸根 順一郎
(放送大学教授)
佐藤 仁美
(放送大学准教授)
高松 晃子
(聖徳大学教授)
亀川 徹
(東京芸術大学教授)
坂井 素思
(放送大学教授)
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