授業科目一覧
基盤科目
コース科目
卒業研究(全科履修生のみ)
夏季集中科目
メニューここまで

社会調査の基礎('15)

※印刷用にはシラバスPDF版新規ウィンドウ をご利用ください
主任講師
北川 由紀彦 (放送大学准教授)
山北 輝裕 (日本大学准教授)
放送メディア
テレビ
放送時間(平成29年度)
第1学期:(土曜)16時45分~17時30分
第2学期:(火曜)6時00分~6時45分

講義概要

社会調査に関する基本的事項(社会調査の目的、歴史、方法論、各種調査方法とその長所短所、調査倫理など)を学習する。
卒業研究や修士課程での修士論文作成のために、あるいは職務や市民活動などの中で社会調査を行おうとする学生に対し、問題関心や目的に沿った的確な方法で適切に調査を実施し、分析し、結果をまとめるための基本的な考え方を習得してもらうことを特に念頭に置いている。
※詳しくはシラバス

開設年度
平成27年度
科目区分
コース科目(社会と産業コース(導入科目))
〔2009年度~2015年度〕共通科目(一般科目)
〔2008年度以前〕共通科目(一般科目)
科目コード
1128345
単位数
2単位
単位認定試験
試験日・時限
平成29年度 第1学期:平成29年7月30日(日曜)5時限(14時25分~15時15分)
平成29年度 第2学期:平成30年1月23日(火曜)7時限(16時45分~17時35分)
単位認定試験
平均点
(平成28年度 第1学期)82.3点
(平成28年度 第2学期)84.5点
備考
「社会調査('05)」「社会調査('09)」単位修得者は履修不可
このページのトップへ本文ここまで

授業の目標

社会調査に関する基本的事項(社会調査の目的、歴史、方法論、各種調査方法とその長所短所、調査倫理など)を身につけることを目標とする。

履修上の留意点

社会調査の基本的な考え方や、各種の調査方法の長所・短所、留意点(どのような場合にどのような方法で調査を行うのが適切で、どのような限界があるのか)などについて、できるだけ幅広く解説します。量的調査の技法についてより深く学びたい場合は、「身近な統計('12)」や「社会統計学入門('12)」なども活用してください。

シラバス

テーマ 内容 執筆担当講師名
(所属・職名)
放送担当講師名
(所属・職名)
1 社会調査とは何か 社会調査は、「調べる」という営みのうちの一つであるが、「調べる」こと一般とはいくつかの点において区別される特別な営みである。この回では、社会調査という営みの固有の特徴を理解したうえで、社会調査の大まかな種類や、社会調査について学ぶことの意味について学習する。

【キーワード】
社会調査の定義、第一次資料/第二次資料、調査リテラシー
北川 由紀彦
(放送大学准教授)
北川 由紀彦
(放送大学准教授)
2 社会調査の歴史 社会調査の歴史は、社会の多様で複雑な現実をとらえようとしてなされてきた試行錯誤と発展の歴史でもある。この回では、そうした試行錯誤の中から、いくつかの調査や試行を採り上げ、社会調査の発展のうえで果たした意味について学習する。

【キーワード】
社会問題、参与観察、エスノグラフィー、多変量解析
北川 由紀彦
(放送大学准教授)
北川 由紀彦
(放送大学准教授)
3 研究と社会調査 社会調査は研究の一部をなすが、全てではない。この回では、研究という一連の営みの中で社会調査が占める位置、仮説の種類や、仮説を検証するということの意味などについて学習する。

【キーワード】
記述と説明、探索型調査と仮説検証型調査、理論仮説と作業仮説、独立変数と従属変数
北川 由紀彦
(放送大学准教授)
北川 由紀彦
(放送大学准教授)
4 社会調査の対象と方法 ひとくちに社会調査といっても、その方法は一つではないし、それによって集められるデータの性質も異なる。どのような方法を用いるのかは、調査の目的に応じて選択される。この回では、調査の方法について大きく量的調査、質的調査に区分した上で、それぞれの長所・短所などについて学習する。

【キーワード】
質的調査、量的調査
北川 由紀彦
(放送大学准教授)
北川 由紀彦
(放送大学准教授)
5 既存の資料・データの収集と活用 自ら調査を企画・実施しようとする調査を有意義なものとするためには、既存の資料やデータを収集・読解することが非常に重要となる。この回では、既存資料の探索・収集の方法やその意味、社会調査のデータ・アーカイブの活用可能性などについて学習する。

【キーワード】
先行研究、既存資料、データ・アーカイブ
北川 由紀彦
(放送大学准教授)
北川 由紀彦
(放送大学准教授)
6 質的調査(1)
質的調査の種類と考え方
質的調査の種類(フィールドワーク、参与観察、聞き取り調査等)を解説し、完成物としてのエスノグラフィーを紹介する。質的調査の基本的な考え方について解説する。

【キーワード】
質的調査、フィールドワーク、エスノグラフィー
山北 輝裕
(日本大学准教授)
北川 由紀彦
(放送大学准教授)
山北 輝裕
(日本大学准教授)
ゲスト : 飯嶋 秀治(九州大学大学院准教授)
7 質的調査(2)
インタビュー調査
インタビュー調査の一連のプロセス(アポイントメント、インタビュー、テープおこし)、具体的な方法を解説する。またインタビュー実施中の注意点について解説する。

【キーワード】
インタビュー、ラポール、「調査する側/される側」
山北 輝裕
(日本大学准教授)
山北 輝裕
(日本大学准教授)
8 質的調査(3)
フィールドワークの方法と倫理
フィールドワークによって得られたデータ(「語り」など)をフィールドノートに記す方法や、データの整理・分析の手がかりについて解説する。またフィールドワーク全体における調査倫理について考察する。

【キーワード】
フィールドノート、データ整理・分析、調査倫理
山北 輝裕
(日本大学准教授)
山北 輝裕
(日本大学准教授)
9 量的調査(1)
調査の手順
量的調査においては、実際の調査(実査)の前の段階で準備しておく事柄が相対的に多く、また、調査員を使って行うことにともなう注意事項も多い。この回では、量的調査について調査全体の手順と、それぞれの段階で考慮すべき事項等について学習する。

【キーワード】
調査員、インストラクション、調査員の手引き、現地本部
北川 由紀彦
(放送大学准教授)
北川 由紀彦
(放送大学准教授)
10 量的調査(2)
母集団と標本
社会調査において、全数調査を実施することが困難な場合には母集団からその「縮図」となるような標本を抽出して、その標本に対して調査が実施される。この回では、母集団から標本を抽出する際の各種の方法と留意点、母集団と標本との関係などについて学習する。

【キーワード】
母集団、標本抽出、有意抽出法、無作為抽出法、標本抽出台帳
北川 由紀彦
(放送大学准教授)
北川 由紀彦
(放送大学准教授)
11 量的調査(3)
調査票の作成
量的調査では調査票を用いて調査を行うが、限られた紙幅の中で必要な質問項目を網羅し、かつ、回答を的確に引き出すためには、さまざまな注意が必要になる。この回では、調査票の構成、質問項目の設定、質問文を作成する際の留意点について学習する。

【キーワード】
調査票、選択肢形式、自由回答形式、量的変数、質的変数、ダブルバーレル質問、ステレオタイプ、バイアス質問、キャリーオーバー効果
北川 由紀彦
(放送大学准教授)
北川 由紀彦
(放送大学准教授)
12 量的調査(4)
調査票の点検とデータ作成
量的調査を行なって回収された調査票は、そのままでは分析できない。回答内容を点検し、一定の規則に沿ってコードに置き換え、矛盾がなく分析に耐えるような行列データを作成する作業が必要になる。この回では、調査票を回収してから実際の分析にとりかかるまでの間に必要となる一連の作業の実際と注意点について学習する。

【キーワード】
エディティング、コーディング、クリーニング
北川 由紀彦
(放送大学准教授)
北川 由紀彦
(放送大学准教授)
13 量的調査(5)
変数間の関係を把握する
調査データの具体的な分析は、データの特徴を把握したうえで、具体的な変数間の関係についての検討という順番で進められる。この回では、変数の種類について確認した上で、データの基本的な特徴を把握する方法、特定の変数間の関係を把握するための方法、2変数間の関係についてより詳しく検討するための方法について学習する。

【キーワード】
離散変数、連続変数、統計量、擬似相関、エラボレーション、媒介関係
北川 由紀彦
(放送大学准教授)
北川 由紀彦
(放送大学准教授)
14 量的調査(6)
母集団を推測する
社会調査では、標本調査の結果得られたデータから母集団の特徴を推測することがよく行なわれる。この回では、記述統計と推測統計の違いを確認したうえで、統計的推定と統計的検定という2つの推測の方法について、基本的な考え方を学習する。

【キーワード】
記述統計、推測統計、統計的検定、帰無仮説、対立仮説、有意水準
北川 由紀彦
(放送大学准教授)
北川 由紀彦
(放送大学准教授)
15 社会調査と現代社会 社会調査は、現代社会に欠かせない営みであるが、一方では、そのあり方自体も問われている。この回では、社会調査の報告書の作成の仕方、社会調査における回収率の低下と調査拒否という問題とその背景、社会調査を行なう際に求められる調査倫理について学習する。

【キーワード】
調査報告書、調査拒否、調査倫理
北川 由紀彦
(放送大学准教授)
北川 由紀彦
(放送大学准教授)
このページのトップへ本文ここまで
授業科目案内 教養学部 放送大学