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ケースで学ぶ現代経営学('12)

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主任講師
小倉 行雄 (放送大学客員教授)
佐藤 善信 (関西学院大学大学院教授)
放送メディア
テレビ
放送時間(平成29年度)
第1学期:(水曜)6時00分~6時45分
第2学期:(金曜)11時15分~12時00分

講義概要

今日の企業経営について受講者が実際的に把握できるようにする。このため、経営戦略やマーケティングの枠組み、あるいは財務計数情報はいかに用いるかなど、今日の企業が抱える実践的課題に即して講義する。また、特定企業に焦点をあてた本格的なケースから課題を解くためのミニ・ケースなど、多様なケースも織り交ぜて講義する。
※詳しくはシラバス

開設年度
平成24年度
科目区分
コース科目(社会と産業コース(専門科目))
〔2009年度~2015年度〕専門科目(社会と産業コース)
〔2008年度以前〕専門科目(産業と技術専攻)
科目コード
1548433
単位数
2単位
単位認定試験
試験日・時限
平成29年度 第1学期:平成29年7月25日(火曜)2時限(10時25分~11時15分)
平成29年度 第2学期:平成30年1月24日(水曜)5時限(14時25分~15時15分)
単位認定試験
平均点
(平成28年度 第1学期)68.5点
(平成28年度 第2学期)66.6点
備考
 
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授業の目標

今日の企業が抱える実践的課題に即して学ぶ。これにより、受講者が現実の経営課題はどのような構造をなしているかつかみやすくする。また、各自が経営課題に立ち向かう際、そうしたことを自らの力で解く経験の一助にしたい。

履修上の留意点

「経営学入門('12)」により、企業経営に関する基礎的な見方を身につけた上での受講が望まれる。

シラバス

テーマ 内容 執筆担当講師名
(所属・職名)
放送担当講師名
(所属・職名)
1 実践課題から経営を理解する 経営のような実践的世界で物事をつかむには、理論的なアプローチだけでなく、現実から出発する実践経営的なアプローチも有効である。そこではケース手法が有力なツールになる。これを踏まえ、理論と現実を関連づけて理解する。また、今日の企業が行きあたる経営課題を実践経営の学びの中に位置づける。

【キーワード】
実践経営的なアプローチ、ケースメソッド、ケース的手法、戦略展開の手順化、戦略の見える化、見通しと構想を持つ、構造変化、創造的な解決
小倉 行雄
(放送大学客員教授)
小倉 行雄
(放送大学客員教授)
2 ビジネスフレームワークの理解 各種のビジネスフレームワークを理解し、今日の企業課題を実践的に解くための一助にする。

【キーワード】
PEST分析、3C、5F分析、SWOT分析、成長マトリックス、4P、 4C、ライフサイクル、ライフサイクル戦略
小倉 行雄
(放送大学客員教授)
小倉 行雄
(放送大学客員教授)
3 製品開発と市場優位の獲得 市場において優位性を獲得するための有力な方策である製品開発について検討する。

【キーワード】
製品開発の手順、開発の手がかり、開発方式の類型化
小倉 行雄
(放送大学客員教授)
小倉 行雄
(放送大学客員教授)
4 市場と顧客の変化に対応するマーケティング 市場や顧客はどのように変化しているか。それにより、業界の勢力図はどう変化するか。そこで、どのようなマーケティング手法が有効となるか。

【キーワード】
関係性マーケティング(CRM)、データベースマーケティング、インターネットマーケティング、デジタルマーケティング
佐藤 善信
(関西学院大学大学院教授)
佐藤 善信
(関西学院大学大学院教授)
5 戦略的コストダウンの方法 今日のコストダウンは、どのように理解すべきか。コストダウンの主要な方法を検討する。また、主要企業におけるコストダウンの実際事例も検討する。

【キーワード】
源流からのコストダウン、コストのつくり込み、許容原価、生産方式の転換、部品点数削減、部品の共通化、集中購買、海外調達、拠点の再編
小倉 行雄
(放送大学客員教授)
小倉 行雄
(放送大学客員教授)
6 グローバル化への対応 海外進出はどのようなプロセスを経て進むか。海外進出する企業のタイプ分け、海外で成功するための要件などを検討する。

【キーワード】
ターゲット市場の特定、BOP、ハイコンテクスト文化、ローコンテクスト文化、5つの文化判断基準、国際企業組織の分類
佐藤 善信
(関西学院大学大学院教授)
佐藤 善信
(関西学院大学大学院教授)
7 ヒューマン・パワーの育成 人を伸ばす組織は、競争優位性の基となる。こうした組織をつくるには職業能力の形成が重要である。人的資本に関する理論的フレームワーク、マクロ的フレームワークを学習する。さらに、現代企業の人材育成の方策と課題を解説する。

【キーワード】
Beckerの人的資本理論、一般的技能、企業特殊的技能、OJT、Off-JT、自己啓発、組織のフラット化
原田 順子
(放送大学教授)
原田 順子
(放送大学教授)
8 情報化対応とIT経営 経済社会の環境変化要因の何がIT経営を浮上させるのか。ITを活用する利点、メリットはどこにあるか。ITを活用して業務効率を飛躍的に向上させるためのポイントは何か。

【キーワード】
IT、ICT、CIO、IT経営力指標、IT経営ロードマップ、見える化、共有化、柔軟化
齋藤 正章
(放送大学准教授)
齋藤 正章
(放送大学准教授)
9 戦略的アライアンス
経営
企業は競争しつつも、他方で提携、協調、協力の関係をつくりながら活動している。そこで、企業がとっているアライアンスという提携などの戦略に注目していきたい。戦略的アライアンスの考え方とその手法を具体的に説明する。

【キーワード】
戦略的アライアンスの意味、M&Aとの関連性、ライセンシング、クロス・ライセンス、ジョイント・ベンチャー、アウトソーシング、サプライチェーン・マネジメント
齊藤 毅憲
(横浜市立大学名誉教授)
齊藤 毅憲
(横浜市立大学名誉教授)
10 低迷からの復活要因を探る 旭山動物園をケースに取り上げ、同園がなぜ低迷期から脱することができたのか、そして2004年以降、なぜ入園者数を激増させるようになったのかを考察する。

【キーワード】
顧客価値、サービス・マーケティングの3角形、人的資源開発、経験学習、PDCAサイクル、アプリシエイティブ・インクアイアリー(AI)、リーダーシップ
佐藤 善信
(関西学院大学大学院教授)
佐藤 善信
(関西学院大学大学院教授)
11 いい会社とは何か 中堅優良企業の伊那食品工業を取り上げ、同社の長期持続的発展経営の中核となるものが何か明らかにする。

【キーワード】
成功のコア・セオリー、研究開発体制、市場開拓、企業成長マトリックス、日本型経営の長所と短所、上場を目指さない経営
佐藤 善信
(関西学院大学大学院教授)
佐藤 善信
(関西学院大学大学院教授)
12 市場参入戦略を考える 目指す市場において圧倒的なシェアの上位企業が存在する場合、新規に市場参入するにはどのようなことが留意点となるか。これについて事業的な共通性は欠くが、ロングライフパンのパイオニア企業であるコモとFAセンサー市場で高収益を誇るキーエンスをケースとして取り上げる。

【キーワード】
マーケティング発想、事業コンセプト、市場の切り取り方、ニッチ市場のとらえ方、強みの源泉、「新製品」かソリューションか
佐藤 善信
(関西学院大学大学院教授)
佐藤 善信
(関西学院大学大学院教授)
13 珍味会社の経営(その1):ビジネスモデルの形成と進化のプロセス 珍味会社である伍魚福を総合ケースとして取り上げる。本章は、その1であり、伍魚福のビジネスモデルの進化プロセスを振り返る。ビジネスモデルの進化におけるコア・コンピタンスの重要性と経路依存性の問題点を考察する。

【キーワード】
ファブレス企業、ビジネスモデル、「活用(exploitation)」と「探索(exploration)」、アントレプレナーシップ、起業家(企業家)精神、組織学習、経路依存性(path dependence)、組織慣性、組織変革、コア・コンピタンスとコンピテンシー
佐藤 善信
(関西学院大学大学院教授)
佐藤 善信
(関西学院大学大学院教授)
14 珍味会社の経営(その2):経営理念と人材成長との関係 本章では、伍魚福の経営理念、ミッション、経営ビジョンとビジネスモデルと人材育成との関連性を取り上げる。特に、経営ビジョンの構築とそれを全社的に共有することの重要性について考察する。

【キーワード】
経営理念、経営ミッション、経営ビジョン、組織文化の3層構造、組織文化と儀礼の関係、従業員の帰属意識、個人学習と組織学習の連動
佐藤 善信
(関西学院大学大学院教授)
佐藤 善信
(関西学院大学大学院教授)
15 公開情報から企業実態をつかむ 公開情報を基本にして企業実態をつかむ。公開情報からいい会社をつかむ方法を検討する。また、『会社四季報』を例にとり、その情報について経営的観点からの読みとりを行う。

【キーワード】
公開情報、いい会社、経営トップのあり方、事業のあり方、設立、事業構成、海外売上高比率、上場スピード、株主構成、外国人持株比率、従業員の平均年令・年収、業績欄、財務比率欄
小倉 行雄
(放送大学客員教授)
小倉 行雄
(放送大学客員教授)
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