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現代経済学('13)

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主任講師
依田 高典 (京都大学大学院教授)
放送メディア
テレビ
放送時間(平成29年度)
第1学期:(水曜)9時00分~9時45分
第2学期:(木曜)14時30分~15時15分

講義概要

現代の経済学の内容と歴史をアルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン国立銀行賞(いわゆるノーベル経済学賞)の歴史を振り返る形で概観していく。ノーベル経済学賞は、1968年にスウェーデン国立銀行が設立300周年祝賀の一環として、ノーベル財団に働きかけ、設立された賞である。スウェーデン王立科学アカデミーにより選考され、ノーベル財団によって認定される。ノーベル経済学を振り返れば、現代の経済学の色々な顔が見えてくるはずである。
※詳しくはシラバス

開設年度
平成25年度
科目区分
コース科目(社会と産業コース(専門科目))
〔2009年度~2015年度〕専門科目(社会と産業コース)
〔2008年度以前〕専門科目(社会と経済専攻)
科目コード
1639218
単位数
2単位
単位認定試験
試験日・時限
平成29年度 第1学期:平成29年7月27日(木曜)5時限(14時25分~15時15分)
平成29年度 第2学期:平成30年1月27日(土曜)2時限(10時25分~11時15分)
単位認定試験
平均点
(平成28年度 第1学期)69.2点
(平成28年度 第2学期)69.5点
備考
 
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授業の目標

経済学の理論の細部には立ち入らず、ノーベル経済学賞受賞者の生い立ちと研究業績の現代社会的意義について、分かりやすく解説していきたい。

シラバス

テーマ 内容 執筆担当講師名
(所属・職名)
放送担当講師名
(所属・職名)
1 ノーベル経済学賞の誕生
-フリッシュとサミュエルソン-
今回取り上げる経済学者とそのノーベル経済学賞受賞理由
1969年ラグナル・フリッシュ「経済過程の分析に対する動学的モデルの発展と応用を称えて」
1970年 ポール・サミュエルソン「静学的および動学的経済理論の発展に対する業績と、経済学における分析水準の向上に対する積極的貢献を称えて」

【キーワード】
ノーベル経済学賞、理論経済学、数理経済学
依田高典
(京都大学大学院教授)
依田高典
(京都大学大学院教授)
2 現代ミクロ経済学の構築
-ヒックス、アロー-
今回取り上げる経済学者とそのノーベル経済学賞受賞理由
1972年 ジョン・ヒックス、ケネス・アロー「一般的経済均衡理論および厚生理論に対する先駆的貢献を称えて」

【キーワード】
一般均衡理論、厚生経済学、社会選択理論
依田高典
(京都大学大学院教授)
依田高典
(京都大学大学院教授)
3 社会経済学の射程
-ミュルダール、ハイエク-
今回取り上げる経済学者とそのノーベル経済学賞受賞理由
1974年 グンナー・ミュルダール、 フリードリヒ・ハイエク「貨幣理論および経済変動理論に関する先駆的業績と、経済現象・社会現象・組織現象の相互依存関係に関する鋭い分析を称えて」

【キーワード】
社会経済学、開発経済学、制度経済学
依田高典
(京都大学大学院教授)
依田高典
(京都大学大学院教授)
4 アメリカ・ケインジアンの活躍
-クライン、トービン-
今回取り上げる経済学者とそのノーベル経済学賞受賞理由
1980年 ローレンス・クライン「景気変動・経済政策を分析する上での経済的なモデル・手法の開発に対して」
1981年 ジェームズ・トービン「金融市場とその支出決定・雇用・生産物・価格との関連性の分析を称えて」

【キーワード】
景気循環論、経済政策、ケインズ経済学
依田高典
(京都大学大学院教授)
依田高典
(京都大学大学院教授)
5 反ケインズ革命ののろし
-フリードマン、ルーカス-
今回取り上げる経済学者とそのノーベル経済学賞受賞理由
1976年 ミルトン・フリードマン「消費分析・金融史・金融理論の分野における業績と、安定化政策の複雑性の実証を称えて」
1995年 ロバート・ルーカス「合理的期待仮説の理論を発展、応用し、1970年代以降の財政・金融政策などマクロ経済理論に大きな影響を与えた事を称えて」

【キーワード】
マネタリズム、合理的期待形成学派、サプライサイド経済学
依田高典
(京都大学大学院教授)
依田高典
(京都大学大学院教授)
6 シカゴ学派の繁栄
-スティグラー、ベッカー-
今回取り上げる経済学者とそのノーベル経済学賞受賞理由
1982年 ジョージ・スティグラー「産業構造や市場の役割・規制の原因と影響についての独創的な研究を称えて」
1992年 ゲーリー・ベッカー「非市場に於ける行動を含めた広範にわたる人間の行動と相互作用へのミクロ経済学分析の応用を称えて」

【キーワード】
産業組織論、人的資本理論、シカゴ学派
依田高典
(京都大学大学院教授)
依田高典
(京都大学大学院教授)
7 動学的マクロ経済学の発展
-ソロー、プレスコット-
今回取り上げる経済学者とそのノーベル経済学賞受賞理由
1987年 ロバート・ソロー「経済成長理論への貢献を称えて」
2004年 エドワード・プレスコット「動学的マクロ経済学への貢献:経済政策における動学的不整合性の指摘と、リアルビジネスサイクル理論の開拓を称えて」

【キーワード】
経済成長論、景気循環論、リアルビジネスサイクル理論
依田高典
(京都大学大学院教授)
依田高典
(京都大学大学院教授)
8 金融経済学の革新
-マーコヴィッツ、ショールズ-
今回取り上げる経済学者とそのノーベル経済学賞受賞理由
1990年ハリー・マーコウィッツ「資産形成の安全性を高めるための一般理論形成を称えて」
1997年マイロン・ショールズ「「金融派生商品(デリバティブ)価格決定の新手法」に対して。オプション評価モデルであるブラック-ショールズ方程式の開発と理論的証明」

【キーワード】
ポートフォリオ理論、金融工学
依田高典
(京都大学大学院教授)
依田高典
(京都大学大学院教授)
9 国際経済学の精緻化
-オリーン、マンデル-
今回取り上げる経済学者とそのノーベル経済学賞受賞理由
1977年ベルティル・オリーン「国際貿易に関する理論および資本移動に関する理論を開拓した業績を称えて」
1999年 ロバート・マンデル「さまざまな通貨体制における金融・財政政策(「マンデル・フレミング・モデル」)と、「最適通貨圏」についての分析を称えて」

【キーワード】
国際経済学、貿易論
依田高典
(京都大学大学院教授)
依田高典
(京都大学大学院教授)
10 市場と組織の経済学
-コース、ウィリアムソン-
今回取り上げる経済学者とそのノーベル経済学賞受賞理由
1991年 ロナルド・コース「制度上の構造と経済機能に於ける取引コストと財産権の発見と明確化を称えて」
2009年オリヴァー・ウィリアムソン「経済的なガヴァナンスに関する分析を称えて」

【キーワード】
取引費用経済学、制度経済学、組織経済学
依田高典
(京都大学大学院教授)
依田高典
(京都大学大学院教授)
11 ゲームと情報の経済学
-ナッシュ、アカロフ-
今回取り上げる経済学者とそのノーベル経済学賞受賞理由
1994年ジョン・ナッシュ「非協力ゲームの均衡の分析に関する理論の開拓を称えて」
2001年ジョージ・アカロフ「情報の非対称性を伴った市場分析を称えて」

【キーワード】
ゲーム理論、ナッシュ均衡、情報経済学
依田高典
(京都大学大学院教授)
依田高典
(京都大学大学院教授)
12 行動経済学の流行
-サイモン、カーネマン-
今回取り上げる経済学者とそのノーベル経済学賞受賞理由
1978年 ハーバート・サイモン「経済組織内部での意思決定プロセスにおける先駆的な研究を称えて」
2002年ダニエル・カーネマン「行動経済学と実験経済学という新研究分野の開拓への貢献を称えて」

【キーワード】
限定合理性、行動経済学、プロスペクト理論
依田高典
(京都大学大学院教授)
依田高典
(京都大学大学院教授)
13 歴史と倫理の経済学
-ノース、セン-
今回取り上げる経済学者とそのノーベル経済学賞受賞理由
1993年ダグラス・ノース「経済理論と計量的手法によって経済史の研究を一新したことを称えて」
1998年 アマルティア・セン「所得分配の不平等にかかわる理論や、貧困と飢餓に関する研究についての貢献を称えて」

【キーワード】
経済史、経済倫理学
依田高典
(京都大学大学院教授)
依田高典
(京都大学大学院教授)
14 ノーベル賞経済学者の活躍
-スティグリッツ、クルーグマン-
今回取り上げる経済学者とそのノーベル経済学賞受賞理由
2001年ジョセフ・E・スティグリッツ「情報の非対称性を伴った市場分析を称えて」
2008年 ポール・クルーグマン「貿易のパターンと経済活動の立地に関する分析の功績を称えて」

【キーワード】
情報非対称性、空間経済学、新貿易論
依田高典
(京都大学大学院教授)
依田高典
(京都大学大学院教授)
15 ノーベル経済学賞の忘れもの
-ハロッド、森嶋通夫-
長年、ノーベル賞候補に挙げられながら、授賞がかなわなかった、授賞に値する経済学者
ロイ・ハロッド「経済動学・経済成長論の創始を称えて」
森嶋通夫「広範な分野における数理経済学上の貢献を称えて」

【キーワード】
経済動学、経済成長論、数理経済学
依田高典
(京都大学大学院教授)
依田高典
(京都大学大学院教授)
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