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現代の国際政治('13)

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主任講師
高橋 和夫 (放送大学教授)
放送メディア
テレビ
放送時間(平成29年度)
第1学期:(土曜)16時00分~16時45分
第2学期:(金曜)19時00分~19時45分

講義概要

国際政治の風景を太いタッチで描く。本書の二つのキーワードは、アメリカとイスラムである。アメリカという視点からイスラム世界を、イスラムという視点からアメリカを語る。両者の視点の交わった点に浮かび上がってくる風景は、アメリカの一極覇権の衰退である。
その衰退の大きな要因はイラクとアフガニスタンの戦争の負担である。イラクとアフガニスタンの経験を踏まえて、戦争の新しい形を紹介する。全体を通じて21世紀の国際政治の新しい風景を描きだす。
※詳しくはシラバス

開設年度
平成25年度
科目区分
コース科目(社会と産業コース(専門科目))
〔2009年度~2015年度〕専門科目(社会と産業コース)
〔2008年度以前〕専門科目(社会と経済専攻)
科目コード
1639250
単位数
2単位
単位認定試験
試験日・時限
平成29年度 第1学期:平成29年7月23日(日曜)5時限(14時25分~15時15分)
平成29年度 第2学期:平成30年1月21日(日曜)7時限(16時45分~17時35分)
単位認定試験
平均点
(平成28年度 第1学期)76.4点
(平成28年度 第2学期)76.8点
備考
 
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授業の目標

一番目の目標は国際政治への興味を引き起こす。
二番目にニュースを批判的に受け取る姿勢を養う。つまり、誰が、どういう目的で、いかにしてニュースを「制作」したかを考える習慣を養うきっかけを提供する。そのためにニュース映像を多用し、その背景を解説する。
三番目に論理的な思考の習慣を養うきっかけを提供する。そのために適切な分量の印刷教材を提供し、読むと言う行為を通じての思考を求める。

履修上の留意点

「国際理解のために('13)」「ロシアの政治と外交('15)」「パレスチナ問題('16)」「世界の中の日本('15)」などの関連する分野の科目の履修が望ましい。

シラバス

テーマ 内容 執筆担当講師名
(所属・職名)
放送担当講師名
(所属・職名)
1 テレビと国際政治/もうだまされないために テレビの国際政治に対する影響と為政者による映像操作の例を提示する。またユーチューブなどの新たなメディアの意味を考える。

【キーワード】
主観と客観、部分と全体、ニクソンの罠(わな)、ユーチューブ
高橋 和夫
(放送大学教授)
高橋 和夫
(放送大学教授)
2 アメリカの世界戦略(1)
スーパー・パワーへの道
アメリカの「普通」の国から超大国への成長の過程を振り返る。

【キーワード】
小国としてのアメリカ、リンカーン、南北戦争、奴隷制度、総力戦
高橋 和夫
(放送大学教授)
高橋 和夫
(放送大学教授)
3 アメリカの世界戦略(2)
唯一のスーパー・パワーへ
第一次世界大戦、第二次世界大戦、冷戦という三回のアメリカのヨーロッパへの介入を解説し、唯一の超大国への軌跡をたどる。

【キーワード】
ウィルソン大統領、フランクン・ルーズベルト大統領、スプートニック・ショック、核の傘
高橋 和夫
(放送大学教授)
高橋 和夫
(放送大学教授)
4 次のスーパー・パワーは? スーパー・パワーの条件を検討しつつ、アメリカの次の「アメリカ」を考える。

【キーワード】
軍事力、経済力、人口、政治制度、インダストリー、イノベーション
高橋 和夫
(放送大学教授)
高橋 和夫
(放送大学教授)
5 アメリカの中東政策 アメリカの中東政策の目標は何か?アメリカは、なぜイスラエルを支持するのか?こうした疑問を考える。

【キーワード】
シッポが犬を振る、三つの目標、親イスラエル・ロビー、AIPAC、キリスト教原理主義勢力、Jストリート
高橋 和夫
(放送大学教授)
高橋 和夫
(放送大学教授)
6 アフガニスタン(1)
大国のはざまで
アフガニスタンの歴史を紹介する。その焦点は、19世紀からのイギリスとロシアの対立であり、1979年から1989年までのソ連の軍事介入である。

【キーワード】
グレート・ゲーム、ワハン渓谷、デュランド・ライン、冷戦
高橋 和夫
(放送大学教授)
高橋 和夫
(放送大学教授)
7 アフガニスタン(2)
戦争から戦争へ
ターリバンの支配の確立後のアフガニスタン現代史を語る。アメリカの対ターリバン戦争、いわゆるアフガン戦争が話題の中心となる。

【キーワード】
ターリバン、ビンラーディン、アメリカ同時多発テロ、オバマ
高橋 和夫
(放送大学教授)
高橋 和夫
(放送大学教授)
8 パキスタンの苦悩 パキスタンという国家の直面する構造的な問題点を分析する。

【キーワード】
紀尾井町とパキスタン、三つのA、二つのパキスタン、ターレバン化、中国
高橋 和夫
(放送大学教授)
高橋 和夫
(放送大学教授)
9 イラク(1)
同盟者フセイン
イラク国家の成立からイラク戦争までの時期を振り返る。また1980年代のアメリカとイラクの友好関係に光を当てる。

【キーワード】
椅子取りゲーム、バース党、ラムズフェルドの過去
高橋 和夫
(放送大学教授)
高橋 和夫
(放送大学教授)
10 イラク(2)
「戦後」の風景
イラク戦争後に悪化した治安は、アメリカ軍の撤退までに劇的に改善した。その理由を語る。そしてアメリカ軍撤退以降のイラクの政治の現状を語る。焦点は二つである。第一にイラク中央政界の混乱、第二に北部のクルド地域の安定と繁栄である。

【キーワード】
湾岸戦争、イラク戦争、ペトレイアス、KDPとPUK、キルクーク
高橋 和夫
(放送大学教授)
高橋 和夫
(放送大学教授)
11 アラブの春 2011年に起こったアラブ諸国での民主化運動を振り返り、その動向を分析し、将来を展望する。

【キーワード】
人口爆発、孤独でなくなった群集、ピラミッド崩し、撃つか撃たないか、腐敗の構造
高橋 和夫
(放送大学教授)
高橋 和夫
(放送大学教授)
12 イランとアメリカ/「世界の中心」と超大国 イランの核開発をめぐる国際的緊張を近現代史の流れに位置づける。焦点はアメリカ・イラン・イスラエルの錯綜する関係である。

【キーワード】
核の平和利用、核兵器開発疑惑、ウラン濃縮、アメリカ・イラン関係の過去、制裁か戦争か、ネタニヤフ
高橋 和夫
(放送大学教授)
高橋 和夫
(放送大学教授)
13 アメリカのイスラム/文明の衝突を越えて アメリカとイスラムの対決という図式が、しばしば描かれる。しかし、アメリカ国内にイスラム教徒が増えている。現実はスローガンより複雑である。このアメリカのイスラム教徒について論じる。

【キーワード】
11分47秒後の驚き、白人のイスラム、ブラック・ムスリム、マルコムXの旅、移民のイスラム、「寿司」イスラム、ムスリムのアメリカ兵
高橋 和夫
(放送大学教授)
高橋 和夫
(放送大学教授)
14 ロボットの戦争 イラクやアフガニスタンでのロボット兵器の利用実態を紹介し、戦争の将来におけるロボットの役割を考える。

【キーワード】
空を飛ばないパイロット、大ロボット軍団、人工知能、ロボットの「自立」
高橋 和夫
(放送大学教授)
高橋 和夫
(放送大学教授)
15 国際政治の新しい風景 国際機関、多国籍企業、「国内」官庁、NGO、個人などが国際関係の新しいアクターとして活躍している。この多様なアクターの織り成す万華鏡のような国際政治の風景を描写する。

【キーワード】
焼酎と人道、主権、グリーン・ピース、ODANGOとDANGO、eデモ
高橋 和夫
(放送大学教授)
高橋 和夫
(放送大学教授)
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