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情報学の技術('18)

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主任講師
中谷 多哉子 (放送大学教授)
辰己 丈夫 (放送大学教授)
放送メディア
ラジオ
放送時間(2018年度)
第1学期:(日曜)14時30分~15時15分

講義概要

コンピュータ上で稼働する情報システムは、我々の生活を支え、様々な利便性を提供してくれている。このような情報システムを作るためには、様々な分析技術と設計技術が必要となる。本講義では、高度なネットワーク環境上でコンピュータを活用するための情報技術、人と人の相互理解に使われる情報技術、情報システムを開発する技術といった多様な技術を学びながら、それらが我々の社会生活を支えるために果たしている役割を理解する。
※詳しくはシラバス

開設年度
2018年度
科目区分
情報学プログラム
科目コード
8970130
単位数
2単位
単位認定試験
試験日・時限
2018年度 第1学期:2018年7月27日(金曜)2時限(10時25分~11時15分)
単位認定試験
平均点
備考
 
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授業の目標

情報学における技術や知識は、社会生活と結びつけて理解する必要がある。複数の視点から現代社会で活用されている技術を理解することで、情報システムの利用者、発注者、あるいは開発者として、配慮すべき事項を考察できるようになることを目指す。

履修上の留意点

学部科目「情報学へのとびら('16)」「自然言語処理('15)」「情報セキュリティと情報倫理('18)」、大学院科目「ソフトウェア工学('13)」「コンピューティング('15)」などが強く関連する科目である。そのため、これらの科目を共に履修していることが望まれる。

シラバス

テーマ 内容 執筆担当講師名
(所属・職名)
放送担当講師名
(所属・職名)
1 ソフトウェア開発プロセスと技術の役割 ソフトウェア工学の概要を紹介したあと、システム開発の全体のプロセスを示し、本講義で触れる技術の役割を概観する。

【キーワード】
開発プロセス、分析技術、設計技術、技術者教育
中谷 多哉子
(放送大学教授)
中谷 多哉子
(放送大学教授)
辰己 丈夫
(放送大学教授)
2 情報技術の役割と社会 身近な情報システムの例を示し、情報技術と社会との関わりについて述べ、システムの安全性を分析するための技術を紹介する。履修生は、私たちの生活を守るための技術の重要性を理解できるようになる。

【キーワード】
誤り、障害、故障、欠陥、フェールセーフ、HAZOP、FTA
中谷 多哉子
(放送大学教授)
中谷 多哉子
(放送大学教授)
辰己 丈夫
(放送大学教授)
3 システムの安心、安全と技術 システムが管理しているデータの保護に対する様々な脅威を分析し、軽減するための仕様を定義する技術を紹介する。履修生は、データをコンピュータに格納することによって生ずる運営者の責任を説明できるようになる。

【キーワード】
セキュリティ要求、アセット管理、コモンクライテリア、利用者、メンテナンス、バージョンアップ、検証、検疫認証、台帳管理
辰己 丈夫
(放送大学教授)
辰己 丈夫
(放送大学教授)
中谷 多哉子
(放送大学教授)
4 情報伝達と技術 インターネットのプロトコルを例として取り挙げ、多様な情報を伝達するための仕組みを解説する。履修生は、ネットワークを利用、運営するための技術を説明できるようになる。

【キーワード】
ISOのOSI7階層モデル、プロトコル、ウィルスと対策、デジタル放送、DNS、光ファイバーケーブル
辰己 丈夫
(放送大学教授)
辰己 丈夫
(放送大学教授)
中谷 多哉子
(放送大学教授)
5 要求工学 要求工学を用語の定義、プロセス、要求仕様書の品質に基づいて紹介し、以降の3回の講義を位置づける。履修生は、要求仕様書の重要性と仕様書作成において解決すべき課題を説明できるようになる。

【キーワード】
要求定義プロセス、ISO/IEC/IEEE 29148:2011、要求仕様の品質、要求と要求仕様、プロブレムフレーム
中谷 多哉子
(放送大学教授)
中谷 多哉子
(放送大学教授)
大西 淳
(立命館大学教授)
6 要求者と開発者の相互了解 企業で使われる情報システムを開発する際の要求者と開発者とが、相互了解を経て相互理解へ至るための手法を解説する。履修生は、情報システムの開発において、両者の協力関係の重要性を説明できるようになる。

【キーワード】
ソフトシステムズ方法論、リッチピクチャ、CATWOE分析、PD、JAD
中谷 多哉子
(放送大学教授)
中谷 多哉子
(放送大学教授)
大西 淳
(立命館大学教授)
7 シナリオを用いた要求獲得 要求獲得のためにシステムや利用者の振舞をシナリオで表すと非専門家も理解しやすく、振舞の妥当性確認ができる。履修生は、シナリオを用いた要求獲得法を説明できるようになる。

【キーワード】
シナリオ、シナリオを用いた要求獲得
大西 淳
(立命館大学教授)
大西 淳
(立命館大学教授)
中谷 多哉子
(放送大学教授)
8 制限日本語による要求仕様化 要求仕様化のための言語を要求言語という。要求言語を分類し、利点と欠点を述べ、文法と語彙を制限した日本語と要求のあり方を述べる。履修生は、制限日本語による仕様化を理解できるようになる。

【キーワード】
要求言語、制限日本語、要求仕様
大西 淳
(立命館大学教授)
大西 淳
(立命館大学教授)
中谷 多哉子
(放送大学教授)
9 設計と再利用 設計の再利用の歴史を紹介し、実際の製品開発で使われているプロダクトライン開発について解説する。履修生は、再利用技術が製品にどのように活かされているかを説明できるようになる。

【キーワード】
アーキテクチャ、フレームワーク、パターン、プロダクトライン開発
中谷 多哉子
(放送大学教授)
中谷 多哉子
(放送大学教授)
神林 靖
(日本工業大学准教授)
10 プログラムの開発 プログラム開発に使われている技術を紹介する。具体的には統合開発環境が提供する機能と、プログラムをテストするための技術を学ぶ。履修生は、プログラムの信頼性を高めるための技術を説明できるようになる。

【キーワード】
プログラム開発環境、ホワイトボックステスト、ブラックボックステスト
神林 靖
(日本工業大学准教授)
中谷 多哉子
(放送大学教授)
神林 靖
(日本工業大学准教授)
中谷 多哉子
(放送大学教授)
11 コンパイラ 効率的なコンピュータの利用ために、コンパイラの技術開発が続けられている。この技術を学ぶことによって履修生は、効率的なプログラムの実行がどのように行われているかを理解できる。

【キーワード】
構文解析、コード生成、最適化
神林 靖
(日本工業大学准教授)
神林 靖
(日本工業大学准教授)
中谷 多哉子
(放送大学教授)
12 ソフトウェア開発とプロジェクトマネジメント ソフトウェア開発プロジェクト特有の問題とそれを解決するための手法を紹介する。履修生は、プロジェクトの立ち上げから計画立案および管理において重要な概念と手法を理解できるようになる。

【キーワード】
プロジェクトの立ち上げ、プロジェクトチーム、TSP(Team Software Process)
片峯 恵一
(九州工業大学准教授)
片峯 恵一
(九州工業大学准教授)
中谷 多哉子
(放送大学教授)
13 技術者教育に係わる技術 ソフトウェア技術者が自身の開発能力を定量的に評価するための手法を紹介する。履修生は、プロセスに基づくソフトウェア開発とデータに基づく自己改善手法を理解できるようになる。

【キーワード】
プロセス教育、PSP(Personal Software Process)、自己改善
片峯 恵一
(九州工業大学准教授)
片峯 恵一
(九州工業大学准教授)
中谷 多哉子
(放送大学教授)
14 これからのコンピュータの利用 ビッグデータや、ディープラーニング、そして量子コンピュータという高速計算を行うための技術が注目されている。これらの技術を学ぶことによって履修生は、コンピュータ利用の将来を展望できるようになる。

【キーワード】
モノのインターネット、センサネットワーク、エージェント、シミュレーション、ビッグデータ、量子コンピュータ
神林 靖
(日本工業大学准教授)
神林 靖
(日本工業大学准教授)
中谷 多哉子
(放送大学教授)
15 情報社会と技術 情報技術は情報社会を支える役割を果たしている。しかし、情報技術が社会を変える過程では、様々な課題が明らかになる。情報技術に対する期待と将来像を示すことを試みる。

【キーワード】
安全性、セキュリティ、複雑な問題、視点、技術者教育、IoT
中谷 多哉子
(放送大学教授)
辰己 丈夫
(放送大学教授)
大西 淳
(立命館大学教授)
神林 靖
(日本工業大学准教授)
片峯 恵一
(九州工業大学准教授)
中谷 多哉子
(放送大学教授)
辰己 丈夫
(放送大学教授)
大西 淳
(立命館大学教授)
神林 靖
(日本工業大学准教授)
片峯 恵一
(九州工業大学准教授)
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