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フィジカルアセスメント特論('16)

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主任講師
山内 豊明 (名古屋大学大学院教授)
放送メディア
オンライン
配信期間(2018年度)
第1学期:平成30(2018)年4月5日(木)~8月31日(金)

講義概要

看護師が適切に特定行為を遂行するために欠かすことのできない身体面に関する情報収集の方法論と所見の解釈についての理論と技能を習得することを目指す。看護師の特定行為研修制度の対応科目のひとつであり、指定の以下の内容を含むものとする。
1.身体診察基本手技の理論
2.部位別身体診察手技と所見の理論
  全身状態とバイタルサイン/頭頸部/胸部/腹部/四肢・脊柱/泌尿・生殖器/乳房・リンパ節/神経系
3.身体診察の年齢による変化
  小児/高齢者
4.状況に応じた身体診察
  救急医療/在宅医療
※詳しくはシラバス

開設年度
2016年度 ※第2学期開設
科目区分
生活健康科学プログラム
科目コード
6910033
単位数
1単位
単位認定試験
試験日・時限
 
単位認定試験
平均点
 
備考
 
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授業の到達目標

看護師が適切に臨床実践するに際して、対象の身体的情報を的確に捉え、それらを臨床場面における推論に結びつけていていく必要がある。
本科目においては生活者として「生きていく」ための身体機能のアセスメントを進め生活者を支える看護活動への指針を与えることができるようになるとともに、その根本にある生命体として「生きている」ことをモニタリングし、その逸脱の早期発見と適切な対処への連携を着実に果たせる医療者としての責務を果たすことができるようになることを目指し、それに不可欠な知識および技能の理論を学ぶ。このことを通して、多様な臨床場面において重要な病態の変化や疾患を包括的にいち早くアセスメントする基本的な能力を身につけることを目標とする。

成績評価の方法

成績評価と単位認定は、小テスト(50%)および最終テスト(50%)の評価により行う。インターネットによる受講環境があれば、自宅などでもテスト受験、単位取得が可能である。
※オンライン上の学習で評価します。放送授業と異なり、通信指導や学習センターにおける単位認定試験は行いません。また、単位修得できなかった場合の再試験制度もありません。

履修上の留意点

この科目を履修するにあたっては「臨床推論」などの科目とあわせて履修することが望ましい。
受講にあたっては別途指定教材(図書)での自己学習を必須とする。
 『フィジカルアセスメント ガイドブック-目と手と耳でここまでわかる』
 (山内豊明/医学書院; 第2版 (2011/12/9)/\2,592/単行本224頁/ISBN978-4-260-01384-0)
※本科目の受講には、インターネットなどの受講環境が必要です。詳細は本学ホームページをご参照ください。

シラバス

テーマ 内容 担当講師名
(所属・職名)
1 フィジカルアセスメントの進め方・臨床推論/バイタルサイン 以下の4つのセグメントで進める。
・臨床推論の実際・進め方
・「生きている」と「生きていく」:生命維持と生活場面
・フィジカルアセスメントの進め方
・バイタルサインの意義:コア中のコアとなる情報

【キーワード】
全身状態とバイタルサイン、身体診察基本手技の理論、臨床推論の理論と実践への展開、状況に応じた身体診察/救急医療/在宅医療
山内 豊明
(名古屋大学大学院教授)
2 呼吸のフィジカルアセスメント 以下の4つのセグメントで進める。
・呼吸のフィジカルアセスメント方略
・異常呼吸音
・呼吸音聴取の完成に向けて
・呼吸音聴取の手技

【キーワード】
部位別身体診察手技/胸部
山内 豊明
(名古屋大学大学院教授)
3 循環のフィジカルアセスメント 以下の4つのセグメントで進める。
・循環の総合評価
・動脈系・静脈系のアウトカム評価
・心音聴取の原理と手法
・心雑音の臨床的意義の理解と判断手法

【キーワード】
部位別身体診察手技/胸部
山内 豊明
(名古屋大学大学院教授)
4 栄養・消化系・泌尿器系のフィジカルアセスメント 以下の4つのセグメントで進める。
・栄養・消化系・泌尿器系の概要
・脳神経系の意義
・腹部臓器とフィジカルアセスメント、腹部のアセスメントの順序・問診、腹部の視診、腹部の聴診、腹水のアセスメント、腹部の触診・腹部のアセスメントのまとめ
・消化・排泄のアセスメントのまとめ

【キーワード】
部位別身体診察手技/腹部/泌尿・生殖器
山内 豊明
(名古屋大学大学院教授)
5 中枢神経系のフィジカルアセスメント 以下の4つのセグメントで進める。
・中枢神経系のフィジカルアセスメントの進め方
・意識とは、「生きていく」前提条件としての意識レベルの評価
・意識障害の原因、緊急性の高い意識障害についてのフィジカルアセスメント
・「生きていく」ための高次脳機能の基本性能評価、高次脳機能ならではの評価

【キーワード】
部位別身体診察手技/頭頸部、状況に応じた身体診察/救急医療
山内 豊明
(名古屋大学大学院教授)
6 感覚系のフィジカルアセスメント 以下の4つのセグメントで進める。
・脳神経系の考え方とフィジカルアセスメント
・視覚のフィジカルアセスメント
・聴覚のフィジカルアセスメント
・他の感覚系のフィジカルアセスメント

【キーワード】
部位別身体診察手技/頭頸部/神経系
山内 豊明
(名古屋大学大学院教授)
7 運動系のフィジカルアセスメント 以下の3つのセグメントで進める。
・運動系のフィジカルアセスメントのコアと進め方
・関節可動域の評価方法の原理、関節可動域の評価の実際と看護臨床への活用
・筋力のスクリーニング評価、MMTの評価方法の原理、MMTの評価の実際と看護臨床への活用

【キーワード】
部位別身体診察手技/神経系/四肢・脊柱
山内 豊明
(名古屋大学大学院教授)
8 発達課題・場面に応じたフィジカルアセスメント 以下の3つのセグメントで進める。
・発達段階に応じたフィジカルアセスメントの進め方、生直後、乳児期、幼児期
・救急場面・在宅場面におけるフィジカルアセスメントの進め方
・対象の特性に応じたフィジカルアセスメントの進め方、高齢者

【キーワード】
身体診察の年齢による変化/小児/高齢者、部位別身体診察手技/乳房・リンパ節、状況に応じた身体診察/救急医療/在宅医療
山内 豊明
(名古屋大学大学院教授)
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