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健康・スポーツ科学研究('17)

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主任講師
関根 紀子 (放送大学准教授)
放送メディア
ラジオ
放送時間(2018年度)
第1学期:(月曜)6時45分~7時30分

講義概要

我々が生活する現代社会は様々な情報が溢れ、運動・健康・スポーツに関する最新の研究結果や実践法が数多く紹介されている。これらの情報を正しく理解し、個人のライフスタイルに応じて運動・スポーツを組み込むための基礎を築くため、データの解説を通して健康・スポーツの科学的理解を深めることを目指す。はじめに、運動・スポーツに対する科学的アプローチおよび生理学的基礎について概説する。次に、筋生理学、遺伝学、疫学研究、身体活動・運動施策などについて、各分野におけるデータを示しながらオムニバス形式で解説する。 ※詳しくはシラバス

開設年度
2017年度
科目区分
生活健康科学プログラム
科目コード
8910723
単位数
2単位
単位認定試験
試験日・時限
2017年度 第2学期:2018年1月19日(金曜)3時限(11時35分~12時25分)
2018年度 第1学期:2018年7月28日(土曜)4時限(13時15分~14時05分)
単位認定試験
平均点
(2017年度 第1学期)45.3点
備考
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授業の目標

健康・スポーツ科学の分野における科学的理解を深め、具体的な応用例としての運動・スポーツ実践の意義・方法について、科学的根拠(エビデンス)に基づき正しく理解する。運動・スポーツを能動的に計画・実践する基礎を身につけることを目指す。

履修上の留意点

特になし。

シラバス

テーマ 内容 執筆担当講師名
(所属・職名)
放送担当講師名
(所属・職名)
1 健康・スポーツへの科学的アプローチ 運動・スポーツは健康の保持・増進にとって重要であるが、運動によって身体にはどのような変化が生じるのだろうか。その仕組みを理解することの意義や科学的アプローチの方法について、過去の研究例を示しながら解説する。

【キーワード】
健康、スポーツ、運動適応
関根 紀子
(放送大学准教授)
関根 紀子
(放送大学准教授)
2 運動・スポーツの生理学(1)
神経・骨格筋系
骨格筋は運動神経に支配され、神経からの信号を受けて収縮する。神経系および骨格筋の構造と機能、骨格筋の力学的特性、及び運動がそれらに及ぼす効果について解説する。

【キーワード】
脳・神経系、骨格筋、筋線維組成、運動制御
関根 紀子
(放送大学准教授)
関根 紀子
(放送大学准教授)
3 運動・スポーツの生理学(2)
呼吸・循環器系
呼吸・循環器系機能は生命維持に必須の機能であるとともに、健康の保持・増進に重要であるとされる。呼吸・循環器系の構造と機能を理解し、運動がそれらに及ぼす影響について解説する。

【キーワード】
呼吸器系、循環器系、酸素摂取量
関根 紀子
(放送大学准教授)
関根 紀子
(放送大学准教授)
4 運動・スポーツの生理学(3)
エネルギー供給系
無酸素的および有酸素的エネルギー発生機構、エネルギー代謝、運動のエネルギー源としての栄養素の役割と機能について説明する。

【キーワード】
エネルギー代謝、栄養素
関根 紀子
(放送大学准教授)
関根 紀子
(放送大学准教授)
5 運動・スポーツの生理学(4)
トレーニング科学
これまで解説した内容をふまえ、トレーニングの理論とトレーニング条件について概説するとともに、エアロビックおよびレジスタンストレーニングの効果について解説する。

【キーワード】
トレーニングの原理原則、エアロビック運動、レジスタンス運動
関根 紀子
(放送大学准教授)
関根 紀子
(放送大学准教授)
6 運動・スポーツの科学的理解(1)
栄養と筋肥大
運動・トレーニングによる機械的刺激によりタンパク質が合成され、筋は肥大する。筋肥大のメカニズムと栄養との関わりについて解説するとともに、効率よく筋を肥大させるための研究報告を紹介する。

【キーワード】
骨格筋肥大、タンパク質合成、タイプシフト
関根 紀子
(放送大学准教授)
関根 紀子
(放送大学准教授)
7 運動・スポーツの科学的理解(2)
不活動と筋萎縮
筋は可塑性をもつ器官であり、怪我などにより筋活動量が低下すると筋萎縮が生じる。不活動に伴う廃用性筋萎縮について、これまでの研究報告を示しながらそのメカニズムを解説する。

【キーワード】
廃用性筋萎縮、不活動、筋線維組成
関根 紀子
(放送大学准教授)
関根 紀子
(放送大学准教授)
8 運動・スポーツの科学的理解(3)
加齢と筋萎縮
加齢に伴い骨格筋は萎縮するが、介護予防や健康寿命の伸張の観点から、運動・スポーツによってそれを抑制する試みが行われている。加齢性筋萎縮について、廃用性筋萎縮との違いやそのメカニズムを解説する。

【キーワード】
サルコペニア、加齢、速筋線維
関根 紀子
(放送大学准教授)
関根 紀子
(放送大学准教授)
9 運動・スポーツの科学的理解(4)
スポーツと遺伝1
-運動能力と核遺伝子多型-
遺伝を基礎から学び、スポーツ科学における遺伝子研究の関わりについて理解する。また、スポーツパフォーマンスに遺伝要因がどの程度関与しているかを解説する。

【キーワード】
ゲノム、遺伝子、DNA、競技力、遺伝率
福 典之
(順天堂大学准教授)
福 典之
(順天堂大学准教授)
10 運動・スポーツの科学的理解(5)
スポーツと遺伝2
-運動能力とミトコンドリア遺伝子多型-
核およびミトコンドリア遺伝子多型がスポーツパフォーマンスに及ぼす影響について解説する。また、日本や世界のアスリートの遺伝に関する相同・差異を理解する。

【キーワード】
遺伝子多型、核、ミトコンドリア、競技力
福 典之
(順天堂大学准教授)
福 典之
(順天堂大学准教授)
11 運動・スポーツの科学的理解(6)
日本人の体力
文部科学省の体力・運動能力調査は、幅広い年齢層を対象に継続して測定した世界でも類を見ない調査である。半世紀にわたる日本人の体力の推移および現代日本人の体力・運動能力における問題点を解説する。

【キーワード】
体力・運動能力調査、新体力テスト、運動・スポーツ実施率
関根 紀子
(放送大学准教授)
関根 紀子
(放送大学准教授)
12 運動・スポーツの科学的理解(7)
健康に関する疫学研究
健康情報が溢れている現代社会において、健康に関して信頼のおける情報とはどのような条件をクリアした情報かを解説し、ヘルスリテラシーを高めるための参考情報を提供する。また、信頼のおける健康情報はどのような研究デザインによって得られるのかを具体例を示しながら紹介し、信頼のおける健康情報を発することの重要性を伝える。

【キーワード】
疫学、研究デザイン、コホート研究、ランダム化比較試験
澤田 亨
(国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所室長)
澤田 亨
(国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所室長)
13 運動・スポーツの科学的理解(8)
寿命や生活習慣病の関係
一般的に「運動はからだに良い」と考えられているが、どこまで健康・スポーツ科学がそのことを証明できているかについて、身体活動や体力と寿命や生活習慣病の関係を調査した国内外の疫学研究の概要を紹介する。

【キーワード】
相対危険度、罹患率、死亡率、交絡因子、バイアス
澤田 亨
(国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所室長)
澤田 亨
(国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所室長)
14 運動・スポーツの科学的理解(9)
日本における身体活動・運動関連施策
日本の健康づくり政策である「健康日本21(第2次)」における「身体活動・運動」分野の取組や、健康づくりのために必要な身体活動量が示された身体活動基準2013の概要や策定方法について解説する。

【キーワード】
健康づくり施策、身体活動基準、システマティックレビュー
村上 晴香
(国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所室長)
村上 晴香
(国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所室長)
15 運動・スポーツの科学的理解(10)
身体活動・運動促進のためのポピュレーションアプローチ
身体活動増大や運動実施率増大のためのポピュレーションアプローチ方法や、日本において国民の身体活動増大を目的に出されている身体活動指針「アクティブガイド」の内容について解説する。

【キーワード】
ポピュレーションアプローチ、アクティブガイド、プラステン
村上 晴香
(国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所室長)
村上 晴香
(国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所室長)
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