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都市社会構造論('18)

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主任講師
森岡 淸志 (放送大学教授)
北川 由紀彦 (放送大学准教授)
放送メディア
ラジオ
放送時間(2018年度)
第1学期:(水曜)17時30分~18時15分

講義概要

都市社会学の基本的な概念と理論、その背景にある研究上の問題構成等について論じる。併せて、都市・地域社会に関する具体的なトピックをいくつか取り上げて、そのトピックに関する社会学の研究成果の紹介などを行う。
※詳しくはシラバス

開設年度
2018年度
科目区分
社会経営科学プログラム
科目コード
8930767
単位数
2単位
単位認定試験
試験日・時限
2018年度 第1学期:2018年7月28日(土曜)6時限(15時35分~16時25分)
単位認定試験
平均点
備考
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授業の目標

都市社会学に関する基本的な概念と理論、考え方等を理解し、身近な地域社会の諸現象等について的確に考察できるようにする。

履修上の留意点

特になし。

シラバス

テーマ 内容 執筆担当講師名
(所属・職名)
放送担当講師名
(所属・職名)
1 都市と都市化 社会学において都市という集落が固有の研究対象とされてきた経緯と初発の問題関心について概説した上で、都市化という概念の意味、また、「コミュニティ」という用語の多義性について論じる。

【キーワード】
近代化、都市化、シカゴ学派、実験室としての都市、都市=村落連続法、理念型、コミュニティ、分析概念と期待概念
北川 由紀彦
(放送大学准教授)
北川 由紀彦
(放送大学准教授)
2 都市的生活様式の新しい捉え方 ワースの仮説的命題以降、都市的生活様式に関する議論は大きく変化してきた。この間の議論を整理し、新しい概念の定立を試みる。

【キーワード】
都市的生活様式、共通・共同の生活問題、第一次的関係の衰退、共同処理、専門処理システム
森岡 淸志
(放送大学教授)
森岡 淸志
(放送大学教授)
3 都市化に伴う家族と親族の変容 戦後日本の家族は、「家」の衰退、核家族化、多様化と、大きく変化し、それとともに親族関係も個人中心のネットワークへと変化した。この変化の様相を整理し、説明する。

【キーワード】
親族関係、世帯、夫婦家族、直系家族、「家」、家族周期、核家族化、同族
森岡 淸志
(放送大学教授)
森岡 淸志
(放送大学教授)
4 都市化とパーソナル・ネットワーク 都市居住に伴い、親密なつながりはどのように変化するのか、この問いは、長い間、都市社会学の議論の中心をなしてきた。ワースから近年にいたる研究を整理し、成果について説明する。

【キーワード】
第一次的関係、ワース流アーバニズム論、社会構造派アーバニズム論、下位文化理論、コミュニティ解放論、都市度
森岡 淸志
(放送大学教授)
森岡 淸志
(放送大学教授)
5 都市社会の多様性 都市は、多様な集団や文化が生成される場と考えられてきた。前半では都市社会学の草創期に様々な都市エスノグラフィーが蓄積され都市に関する理論形成の礎となっていったことを論じる。後半では、都市が多様で非通念的な下位文化を生み出すことの理論的な説明を試みた「アーバニズムの下位文化理論」について検討する。

【キーワード】
都市エスノグラフィー、下位文化理論
北川 由紀彦
(放送大学准教授)
北川 由紀彦
(放送大学准教授)
6 都市の社会-空間構造に関する理論 都市社会構造を捉えるための基本的な視座である社会-空間理論について、どのような議論がなされ、また、どのようなアプローチがなされてきたかを論じる。

【キーワード】
同心円地帯理論、セクター理論
高木 恒一
(立教大学教授)
高木 恒一
(立教大学教授)
7 社会-空間構造の分析手法 公的統計データなどを用いて、都市の社会-空間構造を地図化し分析する具体的な手法について実例を示しながら論じる。

【キーワード】
社会地図、国勢調査、GIS
高木 恒一
(立教大学教授)
高木 恒一
(立教大学教授)
8 日本の都市社会形成の経緯 日本における都市形成の経緯について、その歴史的特質を理解することを通して、諸外国における都市研究との異同や、それゆえに国際的に貢献できる側面について紹介する。

【キーワード】
都市化、郊外化、再都市化、資本主義世界経済
玉野 和志
(首都大学東京教授)
玉野 和志
(首都大学東京教授)
9 都市類型と社会構造 都市の社会構造を把握するための概念装置の一つである都市類型の考え方とヴァリエーションについて論じるとともに、都市類型論に基づく社会構造の分析事例の代表的なものを紹介する。

【キーワード】
都市類型、前産業型都市、消費都市、産業都市、媒介過程論
北川 由紀彦
(放送大学准教授)
北川 由紀彦
(放送大学准教授)
10 日本社会における地域集団の特質 近代以降の日本における地方自治制度の展開とそれに応じた地域集団の変遷を紹介し、住民自治のあり方に関する特質を考える。

【キーワード】
都市社会構造、生活協力、共同防衛、都市システム、明治地方自治制
玉野 和志
(首都大学東京教授)
玉野 和志
(首都大学東京教授)
11 町内会の歴史と意味 日本の地域社会にはどこでも存在する自治会・町内会について、その歴史的な成立事情と変遷、現代的な意義について紹介する。

【キーワード】
自治会、町内会、町内会体制、大企業体制
玉野 和志
(首都大学東京教授)
玉野 和志
(首都大学東京教授)
12 日本における都市住宅政策の展開とその特質・課題 社会学の視点から都市政策を分析する視点を提示したうえで日本の都市住宅政策の流れを検討し、その特質と問題点を論じる。

【キーワード】
構築主義的アプローチ、住宅の55年体制、権利としての住宅
高木 恒一
(立教大学教授)
高木 恒一
(立教大学教授)
13 住宅政策と都市住民の生活実践 第12回の内容を受けて、都市住宅政策がどのように都市に生きる人々の「住むこと」を規定したか、また、人々はこれにどのように対応したかを検討する。

【キーワード】
郊外化、住民運動、ジェントリフィケーション
高木 恒一
(立教大学教授)
高木 恒一
(立教大学教授)
14 都市と社会的不平等・貧困 都市は多様な人々が暮らす空間であると同時に、社会的不平等が具体的に立ち現れる場でもある。日本人の寄せ場労働者と、外国人の一部として在日韓国・朝鮮人と日系南米人を取り上げて、そうした人々が社会的にどのような位置におかれてきたのかを概観しつつ、貧困との関係について考える。

【キーワード】
社会的不平等、貧困、寄せ場労働者、在日韓国・朝鮮人、日系南米人
北川 由紀彦
(放送大学准教授)
北川 由紀彦
(放送大学准教授)
15 グローバル化と都市 都市をグローバル化という大きな社会変動と関連づけて考察する議論である世界都市論の基本仮説とそれに先行する新都市社会学の議論について紹介するとともに、「世界都市」という言葉それ自体が都市の変容を促すイデオロギーとして作用する側面についても考える。

【キーワード】
都市の外部項、新都市社会学、世界都市論、イデオロギー
北川 由紀彦
(放送大学准教授)
北川 由紀彦
(放送大学准教授)
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