授業科目一覧
基盤研究科目
特定研究科目
メニューここまで

社会福祉学研究法

※印刷用にはシラバスPDF版新規ウィンドウをご利用ください
担当教員名
大曽根寛、山田知子

授業の概要

子育て支援、高齢者の生活支援、障害のある方への支援、職業リハビリテーション、利用者の権利擁護など、実践への関与と政策分析に基づいた実証的研究の方法を学び、それらに関する研究論文の作成のための基礎的能力を習得する。また、研究成果をいかに実践と政策の場にかえせばいいのか、その手法についても学ぶ。
※詳しくは授業計画

開設年度
2015年度
科目の種類
基盤研究科目
科目コード
9310037
開講時期
第2学期
履修年次
第1・2年次 ※「履修の手引き」参照
授業の形式
演習
単位数
2単位
備考
 

実施方法

実施期間
10月~1月の期間に、原則1週毎に1コマとする。ただし、学生の状況に応じて集中講義等により対応することも可能とする。
実施場所及び実施方法
幕張本部及び学習センター等にて行う。
直接対面指導、Web会議システムによる間接対面指導及びメール等による指導を行う。
課題
各講義実施後、必要に応じてレポート課題を与える。
放送教材・印刷教材の活用
レポート課題の出題にあたっては、必要に応じて、指定の放送教材・印刷教材をレポート作成の素材として利用させる。その際、放送教材・印刷教材は単に知識の伝達手段として用いるのではなく、今後の研究遂行及び学位論文執筆のためのモデルとして利用させる。
評価方法
提出された各レポートをもとに、総合的に評価する。
評価配分:レポート(100%)
評価責任者:大曽根寛
教科書
 
参考書
大曽根寛編『改訂版福祉政策の課題(’18)-人権保障への道-』(放送大学教育振興会)
山田知子編『生活変動と社会福祉(’18)-福祉研究の道標-』(放送大学教育振興会)
大曽根寛『成年後見と社会福祉法制』法律文化社、2000年
山田知子『大都市高齢者層の貧困・生活問題の創出過程-社会的周縁化の位相』学術出版会、2010年
備考
 
このページのトップへ本文ここまで

到達目標

ある研究テーマについて、日本国内の文献と外国語の文献とを同時に取り上げながら解釈をしつつ、日本の現状を調査する方法を学びながら、それらの知見を社会福祉の実践と、今後の政策形成に役立てることのできる論文を作成するための基礎的な力を体得することを目標とする。

授業計画

テーマ 担当教員名
第1部 社会福祉に関する基本文献や学生の研究テーマに関する先行研究文献の講読をする。
第1回 本授業のオリエンテーション、自己のテーマに関する問題意識と研究方法について語り合う。 大曽根寛
山田知子
第2回 大曽根寛編『改訂版福祉政策の課題('18)-人権保障への道-』(放送大学教育振興会、2018)を素材に、受講生のテーマと結びつけながら議論をし、学生本人の研究方法とどのように重なり合うのかについて検討する。 大曽根寛
山田知子
第3回 山田知子編『生活変動と社会福祉('18)-福祉研究の道標-』(放送大学教育振興会、2018)を素材に、受講生のテーマと結びつけながら議論をし、学生本人の研究方法とどのように重なり合うのかについて検討する。 大曽根寛
山田知子
第2部 社会福祉の研究方法(質的研究と量的研究を含む)に関する文献・資料の講読をしながら、学生自身のオリジナルな研究方法を探る手助けとする。
第4回 山田知子著『大都市高齢者層の貧困・生活問題の創出過程-社会的周縁化の位相』(学術出版会、2010)を素材に、質的調査を中心とする研究方法に関する議論をする。 山田知子
第5回 山田知子著『大都市高齢者層の貧困・生活問題の創出過程-社会的周縁化の位相』(学術出版会、2010)を素材に、量的調査を中心とする研究方法に関する議論をする。 山田知子
第6回 子ども・高齢者・障害者の権利侵害に関する裁判例を素材に、判例に記述された事実認定から社会福祉学的な研究アプローチをする方法を学ぶ。 大曽根寛
第7回 未成年後見・成年後見など後見制度に関する多くの裁判例を素材に、判例動向の量的な分析から社会福祉にアプローチする方法を学ぶ。 大曽根寛
第3部 社会福祉の対象となる人々の生活実態を把握する方法について学ぶ。とくに、子育て支援の現状、高齢者や障害のある人の生活実態を知り、ソーシャルワーカー・行政職など実践を担っている人々と研究者との間で問題を共有するために、現場・フィールドとの接点をどのように持ったらいいのか、また政策的研究としてどういった方向性がありうるのかについて、演習方式の議論を行う。
第8回 参加者から、子育て支援に関するフィールド調査(第2部に書かれている研究方法を含む。第9回、第10回も同様)の計画案を提出してもらい、それを素材に議論する。 大曽根寛
山田知子
第9回 参加者から、高齢者の生活支援に関するフィールド調査の計画案を提出してもらい、それを素材に議論する。 大曽根寛
山田知子
第10回 参加者から、障害のある方の生活支援に関するフィールド調査の計画案を提出してもらい、それを素材に議論する。 大曽根寛
山田知子
第4部 研究成果をどのように、社会福祉の実践と政策の場に還元するのか、そのアプローチについて、外国語の先行文献を講読し演習を行う。それらをもとに、海外におけるデータ解析の手法、比較研究の方法、政策化のプロセスを学び、自らの研究テーマにどのように活用し、日本のために、どうしたら応用できるのかを検討し、学生自身の研究計画と論文作成に反映させる。
第11回 貧困研究の国際的動向について、OECDの報告書等を素材に、データの分析方法等を議論する。 山田知子
第12回 社会的排除に関する国際動向について、OECDの報告書等を素材に、制度の国際比較に関する議論をする。 山田知子
第13回 国際連合の「障害者権利条約」に関して、英語正文と仏語正文を対比しながら検討し、日本の政策形成にどのような影響を与えるかを、参加者とともに考える。この回は、障害概念、差別禁止など総論についての議論をし、日本における問題点と対策を明らかにする。 大曽根寛
第14回 国際連合の「障害者権利条約」に関して、英語正文と仏語正文を対比しながら検討し、日本の政策形成にどのような影響を与えるかを、参加者とともに考える。この回は、障害のある子どもの教育・リハビリなどについての議論をし、日本の問題点と対策を検討する。 大曽根寛
第15回 国際連合の「障害者権利条約」に関して、英語正文と仏語正文を対比しながら検討し、日本の政策形成にどのような影響を与えるかを、参加者とともに考える。この回は、成人障害者の職業生活・地域生活についての議論をし、日本の問題点と対策を検討する。 大曽根寛
このページのトップへ本文ここまで
授業科目案内 博士後期課程 放送大学