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生涯学習を考える('17)

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主任講師
岩永 雅也 (放送大学教授)
岩崎 久美子 (放送大学教授)
放送メディア
オンライン
配信期間(2018年度)
第1学期:平成30(2018)年4月5日(木)~8月31日(金)

講義概要

生涯学習は、知っているつもりでも本当はよく理解されていないという、現代における「知っているつもり」概念の一つである。その生涯学習について、その基本的な意味がどんなのものであり、どのようにして、またどんな背景の元に形成されたのか、その基本的な理念は時代とともにどう変化してきたのか、さらに、現在、具体的場面でそれがどう実施されているのか、そこにどのような問題点があるのか、今後生涯学習はどのように展開していくのか、といったさまざまな観点から、多角的に考えていこうというのが本講義の趣旨である。オンライン科目であるため、非同期ながら双方向性は最大限に生かしたいと思う。
※詳しくはシラバス

開設年度
2017年度
科目区分
コース科目(心理と教育コース(専門科目))※共用科目(人間と文化)
〔2009年度~2015年度〕専門科目(心理と教育コース)※共用科目(人間と文化)
〔2008年度以前〕 専門科目(発達と教育専攻)※共用科目(人間の探究)
科目コード
5520010
単位数
2単位
単位認定試験
試験日・時限
単位認定試験
平均点
備考
 
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授業の到達目標

人の生涯にわたる活動と生涯学習との関わり、および社会システムとしての生涯教育・生涯学習のあり方について理解し、それによって自らの知的生活をより高度なものとすることを可能にする。

成績評価の方法

成績評価は、各回(15回)の最後に実施するまとめのテストの評点総計(60%)、計4回出題される課題に対するレポートの評価(40%)の合算により行う。
※オンライン上の学習で評価します。放送授業と異なり、通信指導や学習センターにおける単位認定試験は行いません。また、単位修得できなかった場合の再試験制度もありません。

履修上の留意点

本科目は、社会教育主事資格および学芸員資格に関連する学部科目としての認定を申請する科目である。本科目履修後に、大学院科目ではあるが、「生涯学習の新たな動向と課題('18)」の履修を勧めたい。
※本科目の受講には、インターネットなどの受講環境が必要です。詳細は本学ホームページをご参照ください。

シラバス

テーマ 内容 担当講師名
(所属・職名)
1 学びと人間 学ぶ生物としての人について、その本性と基本的な特性を原理的に考察する。

【キーワード】
ホモサピエンス、生理的早産、タブラ・ラサ、社会化、人間形成、カント、教育と学習、意図的社会化、生涯学習、学ぶ自由、動機付け、ボーダレスな学習
岩永 雅也
(放送大学教授)
2 フロントエンドの学校教育 近代社会におけるフロントエンド型の学校教育システムの成立と意義、そしてその限界について理解する。

【キーワード】
学校教育、国民教育、フロントエンド、学歴、人材配分、社会階層、労働市場、トレエナビリティ、OJT、リカレント教育
岩永 雅也
(放送大学教授)
3 生涯学習理念の誕生と変遷 生涯学習理念の誕生とその変遷、展開について、国際機関の提案・報告書・宣言などを通して、理論的に考える。

【キーワード】
コメニウス、コンドルセ、ラングラン、ユネスコ、生涯教育、OECD、リカレント教育、学習社会、フォール・レポート、ドロール・レポート、国際成人教育会議、学習権
岩崎 久美子
(放送大学教授)
岩永 雅也
(放送大学教授)
4 成人と高齢者の学習 成人あるいは高齢者が学ぶ意味について考察した上で、日本における現状についても理解する。

【キーワード】
成人、流動性知力と結晶性知力、アンドラゴジー、人生の正午と午後、ミドルエイジクライシス、高齢者の学習特性、学習の即自的目的
岩永 雅也
(放送大学教授)
5 日本型社会教育の特性 日本の社会教育の起源と歴史、現状およびその存在意義について体系的に理解する。

【キーワード】
社会教育、社会教育主事、社会教育法、公民館、社会教育調査、通俗教育、自由教育運動、国民教化、臨時教育審議会、コミュニティセンター、社会教育終焉論
岩崎 久美子
(放送大学教授)
ゲスト:野澤 久人(前東京都福生市長)
6 生涯学習振興法体制 新自由主義的教育政策体制のもとで展開した臨教審答申から生涯学習振興法への道程を踏まえ、振興法体制の意味と現状を理解する。

【キーワード】
臨教審答申、生涯学習振興法、セーフティネット、社会教育終焉論、教育委員会、首長部局、行政の二重構造、公民館、カルチャーセンター、民間成人教育機関
岩永 雅也
(放送大学教授)
7 地域社会教育施設の活動 図書館、博物館、青少年教育施設等の社会教育施設が、地域でどのような活動を行っているか、その現状と課題について考察する。

【キーワード】
社会教育法、図書館法、博物館法、地方教育行政の組織及び運営に関する法律、図書館司書、博物館学芸員、青少年教育施設指導系職員、ネットワーキング、連携・協働
岩崎 久美子
(放送大学教授)
ゲスト:佐久間 大輔(大阪市立自然史博物館主任学芸員)
8 生涯学習とまちづくり 生涯学習を核としたまちづくりや地域活性化について、その動向を踏まえながら考えていく。

【キーワード】
生涯学習まちづくり、少子高齢化、地域共同体、生涯学習宣言都市、生涯学習行政、地域活性化、地域分権一括法、地方創生、生涯活躍
岩永 雅也
(放送大学教授)
ゲスト:吉田 敦也(徳島大学地域創生センター長)
9 学校との連携 学校教育と社会教育の関わりを、地域との連携・協働の観点から考える。

【キーワード】
地域、地域社会/コミュニティ、地域住民、地域と学校、地域社会学校、学社連携・融合、学校支援地域本部、コミュニティ・スクール、学校という場、まちづくり
岩崎 久美子
(放送大学教授)
ゲスト:竹原 和泉(特定非営利活動法人まちと学校のみらい代表理事)
10 大学と社会人教育 大学公開講座や社会人入学等、高等教育と社会人の学習との関わりについて考察する。

【キーワード】
大学の三機能、社会貢献、18歳人口急減期、市場としての成人学習、大学公開講座、社会人入学、単位互換、放送大学、大学院、学位
岩永 雅也
(放送大学教授)
ゲスト:吉田 敦也(徳島大学地域創生センター長)
11 生涯スポーツの展開 生涯スポーツの現状を踏まえ、生涯にわたって行われるスポーツ活動の意味を考える。

【キーワード】
労働時間、余暇活動、休息、気晴らし、自己開発、生涯スポーツ、スポーツ・フォー・オール、アクティブスポーツ人口、スポーツ基本法、高齢者スポーツ
岩永 雅也
(放送大学教授)
ゲスト:永島 美典(東御市健康福祉部福祉課地域包括支援係保健師)、岡田 真平(公益財団法人身体教育医学研究所所長)
12 生涯学習の評価と学習支援 成人学習者の特性を把握し、生涯学習を支援する上で求められる評価と支援の手法について学ぶ。

【キーワード】
学習者の特性、社会化、アンドラゴジー、自己決定性、学習スタイル、学習プログラム・評価、学習相談
岩崎 久美子
(放送大学教授)
ゲスト:金藤 ふゆ子(文教大学人間科学部教授)
13 海外の生涯学習(1) 海外の生涯学習の状況について、特に西欧諸国の特徴と課題を学ぶ。

【キーワード】
社会階層、社会移動、民衆教育、英国、ドイツ、フランス、継続職業教育・訓練、職業経験認定制度、社会文化アニマシオン、欧州連合、失業率、市民教育、高齢化
岩崎 久美子
(放送大学教授)
ゲスト:夏目 達也(名古屋大学高等教育研究センター教授)
14 海外の生涯学習(2) 海外の生涯学習の状況について、特に米国とアジア諸国の特徴と課題を学ぶ。

【キーワード】
社会階層、社会移動、ライシアム運動、米国化プログラム、モリル法、ランドグラント大学、シャトウカ運動、成人基礎教育・中等教育、エクステンション、コミュニティカレッジ、終身教育、業余学校、平生教育、学点銀行制
岩崎 久美子
(放送大学教授)
岩永 雅也
(放送大学教授)
ゲスト:苑 復傑(放送大学教授)
15 ネットワークとメディア利用 日本における生涯学習の新たな動きを把握し、その今後について展望する。

【キーワード】
ハード、ソフト、ネットワーク、インターネット、ICT、生涯学習プラットフォーム、学びと活動の循環、SNS、前橋市、富山県、地域の活性化
岩永 雅也
(放送大学教授)
岩崎 久美子
(放送大学教授)
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