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市民生活と裁判('18)

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主任講師
川島 清嘉 (川島法律事務所弁護士)
川島 志保 (川島法律事務所弁護士)
放送メディア
テレビ
放送時間(2018年度)
第1学期:(土曜)0時00分~0時45分

講義概要

本講義は、(法曹を志すのではない)一般市民を対象として、一般市民が広く遭遇する可能性のある代表的な紛争を取り上げて、紛争の発生からその解決に至るまでのプロセスを具体的に説明し、裁判の機能、裁判の基本構造、手続の特徴等についてわかりやすく解説する。
※詳しくはシラバス

開設年度
2018年度
科目区分
コース科目(社会と産業コース(専門科目))
〔2009年度~2015年度〕専門科目(社会と産業コース)
〔2008年度以前〕専門科目(社会と経済専攻)
科目コード
1639625
単位数
2単位
単位認定試験
試験日・時限
2018年度 第1学期:2018年8月4日(土曜)7時限(16時45分~17時35分)
単位認定試験
平均点
備考
※この科目は「市民生活と裁判(’12)」を一部改訂しています。
「市民生活と裁判(’12)」の単位修得者に対する履修制限はありません。
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授業の目標

一般市民が広く遭遇する可能性のある代表的な紛争について、その予防や解決のために必要とされる基本的な法律知識を修得させて、受講者が実際に何らかの紛争に遭遇した場合に、その紛争を法的枠組みによる解決の土俵に乗せることができる能力を身につけさせることを目標とする。また、授業を通じて、紛争とは何か、法律とは何か、法律による紛争解決とは何か、裁判とは何か、実体的正義と手続的正義の区別、法的なものの考え方、日本社会の法的な特徴などについて、受講生の理解を深めることができれば望ましい。

履修上の留意点

予備知識や他の科目の事前履修は不要である。

シラバス

テーマ 内容 執筆担当講師名
(所属・職名)
放送担当講師名
(所属・職名)
1 市民生活と裁判へのいざない 「市民生活と裁判」という授業が、何をねらいにして、どのような内容の授業を、誰が、どのように進めるかを説明する。また、裁判に関係する重要な用語についての解説に加え、本講義を受講する場合の心構えについても説明する。
川島 清嘉
(川島法律事務所弁護士)
川島 清嘉
(川島法律事務所弁護士)
川島 志保
(川島法律事務所弁護士)
2 刑事事件に関する問題 刑事事件の目的を知り、刑事事件の手続きの流れについて学習するとともに、被害者がどのように刑事事件に関わるかを考察する。
藤田 香織
(藤田・戸田法律事務所弁護士)
藤田 香織
(藤田・戸田法律事務所弁護士)
3 裁判員裁判と少年事件 前回で勉強した刑事手続をふまえ、刑事手続の特例として規定されている、裁判員裁判及び少年事件手続について学習する。
藤田 香織
(藤田・戸田法律事務所弁護士)
藤田 香織
(藤田・戸田法律事務所弁護士)
4 家族間の紛争とその解決(1)
離婚に関わる問題
夫婦関係の解消に伴い、夫婦間、親子間における身分及び財産について、様々な法律問題が生じること、夫婦間の紛争が、どのように解決されているのか、法律の仕組みや家庭裁判所の役割について説明する。
川島 志保
(川島法律事務所弁護士)
川島 志保
(川島法律事務所弁護士)
5 家族間の紛争とその解決(2)
DVと離婚訴訟
深刻なドメスティックバイオレンス(DV)の実態を統計資料を基に明らかにし、DV等が原因で夫婦が離婚にいたるケースの多くが離婚訴訟を経ることから、離婚訴訟について、その手続きや、訴訟の内容等について明らかにする。
川島 志保
(川島法律事務所弁護士)
川島 志保
(川島法律事務所弁護士)
6 家族間の紛争とその解決(3)
相続に関わる問題
人が亡くなった場合、その人の財産がどのように引き継がれていくのかについて考える。
川島 志保
(川島法律事務所弁護士)
川島 志保
(川島法律事務所弁護士)
7 家族間の紛争とその解決(4)
高齢者をめぐる紛争
高齢化に伴い判断能力が不十分になったお年寄りが、不必要なものを大量に買わされたり、家中のリフォームをしたり、投機性の高い株に投資したりする等の被害を受けることが後を絶たない。判断能力が不十分な人について、民法には、成年後見の規定がある。どのような制度なのか概観し、実際の事例についても検討する。
川島 志保
(川島法律事務所弁護士)
川島 志保
(川島法律事務所弁護士)
8 障害のある人の権利と差別をめぐる紛争とその解決 障害者権利条約批准に向けた国内障害福祉法制の改正と制定の流れを理解しながら、実際に、市民生活の中で、障害のある人に関して、どのような事件や問題が生起しているかを概観し、障害者権利条約の理念や、これを取り入れた国内障害福祉法が、その解決に果たすべき役割について、具体的な事例をもとに解説する。
徳田 暁
(法律事務所インテグリティ弁護士)
徳田 暁
(法律事務所インテグリティ弁護士)
9 住まいに関する紛争とその解決 新築住宅の雨漏りに関する事例を素材として、契約書で合意した事項と新築住宅の品質に関する法律の定め(強行法規)との関係について検討した上で、法律上認められた権利を実現するための方法やプロセスについて理解する。
川島 清嘉
(川島法律事務所弁護士)
川島 清嘉
(川島法律事務所弁護士)
10 日常生活で生じる事故による紛争とその解決(1)
交通事故を例として
交通事故で重大な後遺障害が生じた被害者の事例を素材として、誰に対し、どのような内容の損害賠償請求ができるかを検討する。また、交通事故が原因で生じる損害について、これを補償するための保険の種類やその機能について理解する。
川島 清嘉
(川島法律事務所弁護士)
川島 清嘉
(川島法律事務所弁護士)
11 日常生活で生じる事故による紛争とその解決(2)
学校体育中の事故を例として
日常生活において、交通事故以外にどのような事故による紛争が発生し、責任が生じるかを概観するとともに、学校体育活動中の事故を例として、常に事故の危険が内在しているスポーツ事故について、深く掘り下げながら、その具体的な解決方法、及び、その予防について解説をする。
徳田 暁
(法律事務所インテグリティ弁護士)
徳田 暁
(法律事務所インテグリティ弁護士)
12 雇用をめぐる紛争とその解決 従業員が会社を解雇された事例を取り上げ、従業員と会社とが、それぞれの弁護士に相談をする場面を設定して、弁護士が依頼者に対して助言を行う場合のプロセスを紹介するとともに、各当事者が置かれた立場によって、物事の理解や判断に違いが生じることを理解する。新しく始まった裁判所の労働審判において、紛争がどのように解決されるかの過程についても説明する。
川島 清嘉
(川島法律事務所弁護士)
川島 清嘉
(川島法律事務所弁護士)
13 会社の支配をめぐる紛争とその解決 老舗のイタリアンレストランの経営方針をめぐる紛争を素材として、取締役会や株主総会などの仕組みと役割りについて学習し、会社の経営方針は、最終的には多数決による株主の意思により決定されることを理解する。
川島 清嘉
(川島法律事務所弁護士)
川島 清嘉
(川島法律事務所弁護士)
14 個人情報の保護 個人情報の重要性やその保護が、市民や一般企業にとって重要な課題として認識されるようになり、かつ、インターネットの利用等により、誰もが情報の受け手であると同時に発信者となることができる現在の状況を前提として、個人情報の保護の問題や表現の自由、名誉毀損、プライバシーの権利等の問題を取り上げる。
中村 真由美
(川島法律事務所弁護士)
中村 真由美
(川島法律事務所弁護士)
15 市民生活と裁判のこれから 過去14回のテーマを振り返り、本講義の目的について再度確認する。また、司法改革による弁護士数の急増や市民の司法への参加によって弁護士や裁判所の置かれた環境に変化が生じていることを説明した上で、弁護士の上手な利用法についても解説する。
川島 清嘉
(川島法律事務所弁護士)
川島 清嘉
(川島法律事務所弁護士)
川島 志保
(川島法律事務所弁護士)
徳田 暁
(法律事務所インテグリティ弁護士)
藤田 香織
(藤田・戸田法律事務所弁護士)
中村 真由美
(川島法律事務所弁護士)
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