資格関連について

ご質問一覧

Q&A

教員免許状

Q1
放送大学で教員免許状を取得することはできますか?
A1
放送大学には教職課程がないため、新たに教員免許状を取得することはできません。ただし、現職教員の方などが、上位、他教科、隣接校種又は特別支援学校等の教員免許状を取得するため、都道府県教育委員会が実施する「教育職員検定」に申請する際に、必要となる単位の一部または全部を修得することができます。一種、二種免許状については大学の単位を、専修免許状については大学院の単位を修得することが必要です。
資格の取得方法や対応科目について、詳しくはこちらをご参照ください。教員免許状及び各種資格について
Q2
他大学で教職課程を修了する前に卒業してしまったのですが、残りの必要な単位を放送大学で修得すれば、教員免許状を取得できますか?
A2
教員免許状をお持ちでない方が免許状を取得する場合には、教職課程の認定を受けている大学で必要な単位を修得する必要があります。放送大学は教職課程の認定を受けていないので、放送大学で足りない部分の単位を修得して教員免許状を取得することはできません。
Q3
現在、他大学で教職課程を履修中ですが、放送大学の科目を教職課程の修得単位として利用できますか?
A3
教職課程を有する大学に在学中の学生の方は、在籍されている大学が適当と認めれば、放送大学で「教科に関する専門的事項に関する科目」及び「教育職員免許法施行規則第66条の6」に定める科目の単位を修得することが可能です。詳しくは在籍されている大学までお問い合せください。対応科目については、こちらをご参照下さい。教員免許状及び各種資格について
Q4
「最低在職年数」に非常勤講師の経験年数を含めることはできますか?
A4
最低在職年数等、「教育職員検定」の詳細については放送大学で判断することはできませんので、各都道府県教育委員会までご確認いただきますようお願いいたします。なお、基礎となる資格を得た後であれば、最低在職年数の条件を満たす前に放送大学で必要単位を修得しておくことは可能です。
Q5
「教科に関する専門的事項に関する科目」等について、修得単位の内訳は決まっていますか。(各科目区分から何単位ずつ修得しなければなりませんか。)
A5
修得単位の内訳(例:中学校国語の「教科に関する専門的事項に関する科目」の場合、「国語学」、「国文学」、「漢文学」及び「書道」から何単位ずつ修得しなければならないか)については、申請先の都道府県教育委員会でご確認ください。なお、放送大学で対応していない科目については、他大学等で履修する必要があります。
Q6
放送大学の教員免許状に関する科目は「一般的包括的な内容」を含んでいますか?
A6
「一般的包括的な内容」とは、その科目の学問領域をおおまかに網羅するものであること、特定の領域に偏っていないものであること、とされています。教職課程のある大学では、「一般的包括的な内容」を含む科目であるかどうか、文部科学省が認定していますが、「教育職員検定」による方法で教員免許状を取得する場合は、都道府県教育委員会で判断されることとなっています。放送大学で履修予定の科目が「一般的包括的な内容」を含む科目であるかどうかの判断が必要な場合は、講義内容(シラバス)を提示して、申請先の都道府県教育委員会で判断をお願いしてください。

看護師国家試験の受験資格

Q7
放送大学で看護師の資格を取得することはできますか?
A7
放送大学の学習だけでは、看護師の資格は取得できません。厚生労働大臣または文部科学大臣指定の看護系大学・短期大学・専門学校などに入学し、看護師国家試験の受験資格を得る必要があります。
Q8
准看護師なのですが、看護師を目指しています。放送大学の利用方法を教えてください。
A8
准看護師の方が看護師の免許を取得する方法の1つとして、看護師学校養成所2年課程(通信制)で学習していくという方法があります。准看護師として7年以上の就業経験を有した上で、看護師学校養成所2年課程(通信制)に入学し所定の68単位以上を修得し修了すると、看護師国家試験受験資格を得ることができます。
その際、放送大学で修得した単位は各看護師学校養成所の判断により、総取得単位数の2分の1を超えない範囲で当該養成所において履修したものとして認定を受けることができます。経験年数が7年未満の方も、放送大学で必要単位を先に修得していくことも可能です。
看護師国家試験の受験資格について詳しくはこちらをご参照下さい。看護師国家試験の受験資格
Q9
看護師資格取得に資する科目の登録方法を教えてください。
A9
2019年度まで、夏季集中型科目として開講していた「看護師資格取得に資する科目」は、2020年度より、学期型科目として通常学期に開講しています。
その他の通常学期型科目と同様に、出願時(または、科目登録時)に履修登録ができます。教養学部学生募集要項(在学生の方は科目登録申請要項)をご確認のうえ、手続きを行ってください。
なお、学習スケジュールもその他の通常学期型科目と同じです。
Q10
「学士(看護学)」を取得したいのですが、放送大学ではどのような活用ができますか。
A10
看護系の短期大学・高等専門学校や一定の基準を満たす専修学校専門課程を卒業された方が、大学改革支援・学位授与機構を利用して学士の申請をする場合、申請に必要な「積み上げ単位」の修得に本学をご利用いただくことが可能です。
学士(看護学) の学位取得について詳しくはこちらをご参照下さい。学士(看護学)の学位の取得

大学改革支援・学位授与機構

Q11
「学士(教養)」以外の学位を取得したいのですが、放送大学を利用して取得を目指すことはできますか。
A11
放送大学では、教養学部を卒業すると「学士(教養)」の学位を取得することはできますが、「学士(教養)」以外の学位を取得することはできません。しかし、「基礎資格」該当後の「積み上げ単位」の修得に放送大学をご利用いただき、「大学改革支援・学位授与機構」に申請することによって、「学士(教養)」以外の学位を取得することが可能です。詳細につきましては、「大学改革支援・学位授与機構」の発行する『新しい学士への途』をご覧いただくか、「大学改革支援・学位授与機構」までお問い合わせいただきますようお願いいたします。「大学改革支援・学位授与機構」ウェブサイト新規タブで開く
Q12
冊子「放送大学を利用して大学改革支援・学位授与機構で学士の学位取得をめざす方へ」に、私が取得しようと考えている学士の学位の対応科目表が掲載されていませんでした。どの科目を履修すればよいのか教えてください。
A12
「放送大学を利用して大学改革支援・学位授与機構で学士の学位取得をめざす方へ」には、一部の学士の学位を取得する上での対応科目表を掲載しています。これはあくまで履修の目安として作成しているものです。対応科目表が掲載されていない学士の学位の申請をお考えの場合は、大学改革支援・学位授与機構が発行している学位授与申請案内を参考に、ご自身でどの科目が対応しているかをご判断いただき、放送大学等で積み上げ単位を修得してください。
Q13
放送大学に全科履修生で在学中ですが、大学改革支援・学位授与機構へ学位の取得を申請できますか。
A13
放送大学に全科履修生として在学中の方は、大学改革支援・学位授与機構へ学位の取得を申請することはできません。卒業又は退学後に申請することが可能です。

認定心理士について

Q14
認定心理士とはどのような資格ですか?
A14
認定心理士は公益社団法人日本心理学会が認定している資格です。日本心理学会が資格取得希望者に対し、「心理学に関する標準的な基礎知識と基礎技術とを正規の課程において修得している」ことを認定するものです。資格取得希望者は日本心理学会が発行する「資格申請の手引き」及び申請書類を入手し、記載内容を理解した上で学習を進めてください。「公益社団法人日本心理学会」ウェブサイト新規タブで開く認定心理士について
Q15
認定心理士資格取得にはどの科目を履修すればよいのでしょうか?
A15
日本心理学会の発行する「資格申請の手引き」に記載されている単位認定基準をご確認ください。単位認定基準に合致するように学習を進める必要があります。
また、放送大学で認定心理士資格取得を目指す場合の具体的な方法については、放送大学が発行している冊子『認定心理士資格取得の手引き』を参照してください。認定心理士資格取得の手引き
Q16
大学院で修得した単位も申請できますか?
A16
複数の教育機関(大学院や他大学)で修得した単位も認定の対象となります。大学院で修得した科目は、主に選択科目(d~h領域)として利用できます。どの科目が資格取得に利用できるかについては、「年度別資格取得対応項目一覧」でご確認ください。年度別資格取得対応項目一覧
Q17
認定心理士の申請方法について教えてください。
A17
認定心理士の資格取得をするには、日本心理学会に申請する必要があります。申請方法は郵送と電子申請の2つの方法があります。いずれの方法でも申請可能ですが、利便性の高さから電子申請を推奨します。◆郵送での申請をご希望の場合
2022年6月22日より、認定心理士の申請書類の様式が一部変更になりました。様式3「心理学関係科目修得単位表」については、証明者氏名欄が廃止になりましたので、本学へ証明を依頼する必要はありません。日本心理学会へ直接申請書類を送付して申請してください(申請書類は日本心理学会のウェブサイトからダウンロード、もしくは郵送でお取り寄せください)。
また、様式3「心理学関係科目修得単位表」や様式4「基礎科目c領域実験・実習課題リスト」が作成できる『認定心理士単位表作成ツール』を放送大学のウェブサイトで公開しています。詳しくは認定心理士単位表作成ツールをご覧ください。◆電子申請をご希望の場合
日本心理学会のウェブサイトから直接申請してください。
電子申請の申請方法等については、放送大学ではお答えできませんので、直接日本心理学会にお問い合わせください。
「公益社団法人日本心理学会」ウェブサイト新規タブで開く
Q18
認定心理士(心理調査)の対応科目を教えてください。
A18
本学は「認定心理士(心理調査)」資格取得のためのカリキュラムを整備していません。そのため、本学では対応科目の判断をしておりません。
ただし、「認定心理士(心理調査)」資格を申請する場合には、本学の授業科目の内容をご確認いただき、ご自身の判断で「認定心理士(心理調査)」資格を申請することは可能です。

その他の資格について

Q19
放送大学で司書の資格は取得できますか。
A19
放送大学だけでは司書の資格を取得することはできません。対応する科目は、下記の1科目です。不足単位は他大学で修得する必要があります。また、他大学で司書講習を受講する場合には、当該大学が認めれば、講習科目の一部が免除されます。
文部科学省令に定める科目及び単位数 放送大学における対応科目
甲群) 生涯学習概論 2単位 生涯学習を考える('17)
Q20
放送大学で学校司書の資格は取得できますか。(放送大学で「学校司書のモデルカリキュラム」に定める科目の単位を修得できますか。)
A20
放送大学では、文部科学省の「学校司書のモデルカリキュラム」(以下、これを「モデルカリキュラム」といいます。)に定める10科目のうち4科目の単位を修得することができます。放送大学で対応していない6科目の単位は他大学で修得する必要があります。
文部科学省「学校司書のモデルカリキュラム」に定める科目及び単位数 放送大学における対応科目
学校図書館の運営・管理・サービスに関する科目 学校図書館概論 2単位 学校経営と学校図書館('23)〔注1〕
図書館情報技術論 2単位
図書館情報資源概論 2単位
情報資源組織論 2単位
情報資源組織演習 2単位
学校図書館サービス論 2単位 学校図書館サービス論('21)
学校図書館情報サービス論 2単位
児童生徒に対する教育支援に関する科目 学校教育概論〔注2 2単位
学習指導と学校図書館 2単位 学習指導と学校図書館('22)〔注1〕
読書と豊かな人間性 2単位 読書と豊かな人間性('20)〔注1〕
〔注1〕司書教諭の対応科目ですが、モデルカリキュラムに利用できます。授業は夏季学習期間に実施されます。詳しくは司書教諭をご参照ください。なお、既に閉講した下記科目の単位もモデルカリキュラムに利用できます。
  • 学校図書館概論............「学校経営と学校図書館('17)、('13)、('09)、('04)、('00)」

  • 学習指導と学校図書館...「学習指導と学校図書館('16)、('10)、('05)、('00)」

  • 読書と豊かな人間性......「読書と豊かな人間性('15)、('09)、('04)、('00)」

〔注2〕「学校教育概論」については、教職課程の一部科目の単位をこれに読み替えることができます。しかし、放送大学に教職課程はありませんので、教職課程の認定を受けた他大学で単位を修得する必要があります。なお、教員免許状のうち普通免許状を有する者は、学校教育概論を既に履修したものとみなされます。

<文部科学省「学校司書のモデルカリキュラム」について>

2014年の学校図書館法一部改正(2015年施行)により、学校には、司書教諭のほか、学校図書館の運営の改善及び向上を図り、児童又は生徒及び教員による学校図書館の利用の一層の促進に資するため、専ら学校図書館の職務に従事する職員である「学校司書」を置くよう努めるものとされました。

その後、文部科学省において学校司書としての資格の在り方、その養成の在り方等について検討した結果、学校司書の資格化は困難とする一方、学校司書の養成の在り方については、現行の司書や司書教諭の養成と同様に大学等において担うことが適切であるとし、学校司書の養成に関して、大学等のモデルカリキュラムとして望ましい科目や単位数等を示すこととしました。

そして、2016年に学校司書の職務から求められる専門的な知識・技能を習得できる科目から構成される「学校司書のモデルカリキュラム」が定められました。モデルカリキュラムは、学校司書の採用に際し、学校側で活用することが想定されています。

モデルカリキュラムについて、詳しくは文部科学省ウェブサイトをご参照ください。(制定)新規タブで開く(改正)新規タブで開く「司書教諭」と「学校司書」及び「司書」に関する制度上の比較については、文部科学省ウェブサイト新規タブで開くをご参照ください。
Q21
専門学校の視能訓練士科(1年制)に入学するために、大学で所定の科目を履修している事が必要なのですが、放送大学ではどの科目が対応していますか。
A21
ご入学予定の専門学校の判断によります。放送大学では判断することが出来ませんので、ご入学を検討されている専門学校へお問い合わせください。
Q22
産業カウンセラー試験の受験資格を取得したいのですが、受験資格に指定される科目群について、放送大学の対応科目を教えてください。
A22
産業カウンセラー試験の受験資格にどの科目が該当するかについては、資格認定団体である一般社団法人日本産業カウンセラー協会が判断を行います。協会に本学から対応科目の問合せをしても情報は得られない状況です。したがいまして、本学では、確実な判断を行う事は出来ません。
産業カウンセラー試験についてご不明な点がある場合には、直接日本産業カウンセラー協会へお問合せください。一般社団法人 日本産業カウンセラー協会ウェブサイト新規タブで開く
Q23
放送大学で受講した教員免許更新講習の修了(履修)証明書の再発行は可能でしょうか。
A23

再発行をご希望の場合は次の(1)~(3)を揃え,放送大学連携教育課企画推進係あてに郵便で請求してください。
なお,証明書の再発行には証明書交付願等必要書類を放送大学で確認受領後,2週間ほどかかります。
土日祝祭日を挟む場合や郵便事情なども考慮し,余裕を持って請求してください。

(1)証明書交付願 新規タブでPDFを開く 印刷し,必要事項を記入してください (2)発行手数料(1通につき200円)分の郵便小為替 小為替の受取人欄には何も記載しないでください。 (3)返信用封筒(長形3号の封筒に84円切手を貼付し,あて名を明記) お急ぎの場合は,速達料金分の切手を貼付してください。

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電話 : 043-276-5111

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