社会調査の基礎(’15)

主任講師: 北川 由紀彦、山北 輝裕

社会調査に関する基本的事項(社会調査の目的、歴史、方法論、各種調査方法とその長所短所、調査倫理など)を身につけることを目標とする。 検討中リストに追加

各回のテーマと放送内容

※テーマをクリックすると授業内容が表示されます。

第1回 社会調査とは何か
社会調査は、「調べる」という営みのうちの一つであるが、「調べる」こと一般とはいくつかの点において区別される特別な営みである。この回では、社会調査という営みの固有の特徴を理解したうえで、社会調査の大まかな種類や、社会調査について学ぶことの意味について学習する。
担当講師: 北川 由紀彦 (放送大学准教授)
第2回 社会調査の歴史
社会調査の歴史は、社会の多様で複雑な現実をとらえようとしてなされてきた試行錯誤と発展の歴史でもある。この回では、そうした試行錯誤の中から、いくつかの調査や試行を採り上げ、社会調査の発展のうえで果たした意味について学習する。
担当講師: 北川 由紀彦 (放送大学准教授)
第3回 研究と社会調査
社会調査は研究の一部をなすが、全てではない。この回では、研究という一連の営みの中で社会調査が占める位置、仮説の種類や、仮説を検証するということの意味などについて学習する。
担当講師: 北川 由紀彦 (放送大学准教授)
第4回 社会調査の対象と方法
ひとくちに社会調査といっても、その方法は一つではないし、それによって集められるデータの性質も異なる。どのような方法を用いるのかは、調査の目的に応じて選択される。この回では、調査の方法について大きく量的調査、質的調査に区分した上で、それぞれの長所・短所などについて学習する。
担当講師: 北川 由紀彦 (放送大学准教授)
第5回 既存の資料・データの収集と活用
自ら調査を企画・実施しようとする調査を有意義なものとするためには、既存の資料やデータを収集・読解することが非常に重要となる。この回では、既存資料の探索・収集の方法やその意味、社会調査のデータ・アーカイブの活用可能性などについて学習する。
担当講師: 北川 由紀彦 (放送大学准教授)
第6回 質的調査(1) 質的調査の種類と考え方
質的調査の種類(フィールドワーク、参与観察、聞き取り調査等)を解説し、完成物としてのエスノグラフィーを紹介する。質的調査の基本的な考え方について解説する。
担当講師: 北川 由紀彦 (放送大学准教授) 山北 輝裕 (日本大学准教授) ゲスト : 飯嶋 秀治(九州大学大学院准教授)
第7回 質的調査(2) インタビュー調査 
インタビュー調査の一連のプロセス(アポイントメント、インタビュー、テープおこし)、具体的な方法を解説する。またインタビュー実施中の注意点について解説する。
担当講師: 山北 輝裕 (日本大学准教授)
第8回 質的調査(3) フィールドワークの方法と倫理
フィールドワークによって得られたデータ(「語り」など)をフィールドノートに記す方法や、データの整理・分析の手がかりについて解説する。またフィールドワーク全体における調査倫理について考察する。
担当講師: 山北 輝裕 (日本大学准教授)
第9回 量的調査(1) 調査の手順
量的調査においては、実際の調査(実査)の前の段階で準備しておく事柄が相対的に多く、また、調査員を使って行うことにともなう注意事項も多い。この回では、量的調査について調査全体の手順と、それぞれの段階で考慮すべき事項等について学習する。
担当講師: 北川 由紀彦 (放送大学准教授)
第10回 量的調査(2) 母集団と標本
社会調査において、全数調査を実施することが困難な場合には母集団からその「縮図」となるような標本を抽出して、その標本に対して調査が実施される。この回では、母集団から標本を抽出する際の各種の方法と留意点、母集団と標本との関係などについて学習する。
担当講師: 北川 由紀彦 (放送大学准教授)
第11回 量的調査(3) 調査票の作成
量的調査では調査票を用いて調査を行うが、限られた紙幅の中で必要な質問項目を網羅し、かつ、回答を的確に引き出すためには、さまざまな注意が必要になる。この回では、調査票の構成、質問項目の設定、質問文を作成する際の留意点について学習する。
担当講師: 北川 由紀彦 (放送大学准教授)
第12回 量的調査(4) 調査票の点検とデータ作成
量的調査を行なって回収された調査票は、そのままでは分析できない。回答内容を点検し、一定の規則に沿ってコードに置き換え、矛盾がなく分析に耐えるような行列データを作成する作業が必要になる。この回では、調査票を回収してから実際の分析にとりかかるまでの間に必要となる一連の作業の実際と注意点について学習する。
担当講師: 北川 由紀彦 (放送大学准教授)
第13回 量的調査(5) 変数間の関係を把握する
調査データの具体的な分析は、データの特徴を把握したうえで、具体的な変数間の関係についての検討という順番で進められる。この回では、変数の種類について確認した上で、データの基本的な特徴を把握する方法、特定の変数間の関係を把握するための方法、2変数間の関係についてより詳しく検討するための方法について学習する。
担当講師: 北川 由紀彦 (放送大学准教授)
第14回 量的調査(6) 母集団を推測する
社会調査では、標本調査の結果得られたデータから母集団の特徴を推測することがよく行なわれる。この回では、記述統計と推測統計の違いを確認したうえで、統計的推定と統計的検定という2つの推測の方法について、基本的な考え方を学習する。
担当講師: 北川 由紀彦 (放送大学准教授)
第15回 社会調査と現代社会
社会調査は、現代社会に欠かせない営みであるが、一方では、そのあり方自体も問われている。この回では、社会調査の報告書の作成の仕方、社会調査における回収率の低下と調査拒否という問題とその背景、社会調査を行なう際に求められる調査倫理について学習する。
担当講師: 北川 由紀彦 (放送大学准教授)

放送メディア:

テレビ

放送時間:


2017年度 [第1学期] (土曜)
16時45分〜17時30分
2016年度 [第2学期] (月曜)
6時45分〜7時30分

単位認定試験 試験日・時限:

2017年度 [第1学期]
2017年7月30日 (日曜)
5時限 (14時25分~15時15分)

単位認定試験 試験日・時限:

2016年度 [第2学期]
2017年1月26日 (木曜)
4時限 (13時15分~14時05分)

開設年度:

2015年度

科目区分:

共通科目

科目コード:

1128345

単位数:

2単位
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