疾病の成立と回復促進(’11)

主任講師: 松尾 ミヨ子、大和谷 厚

さまざまな疾病について、健康から疾病に至る変化のプロセス、疾病がもたらす身体内部の変化、疾病の生存・生活機能別の特性、そして疾病からの回復促進についての基礎知識から、健康問題を抱える人々の生活を調整するための看護の役割を理解する。 検討中リストに追加

各回のテーマと放送内容

※テーマをクリックすると授業内容が表示されます。

第1回 疾病の成立と疾病からの回復
疾病は全人的な理解に基づいて捉えねばならない。健康から疾病にいたるプロセスを、生体の反応、疾病発現の要因、疾病と健康レベルの関係、日常生活への影響から理解し、生体の回復力と身体心理社会的因子、疾病の個人とその生活への影響について学び、回復過程での看護の機能と役割を考える。
担当講師: 松尾 ミヨ子 (聖マリア学院大学教授)
第2回 基本的な病変(1) 病理変化
健康状態と比較して疾病のある状態とはどのような状態か、細胞や組織の変化から疾病の成り立ちについて学ぶ。疾病に罹患したとき、からだの細胞や組織はどんな状態にあるのか、その異常事態に対して、からだはどんな変化を示すのかについて学ぶ。
担当講師: 佐伯 由香 (愛媛大学大学院教授)
第3回 基本的な病変(2) 感染症と生体防御
人は微生物から多くの恩恵を受けており、人に感染症をおこすものはごく一部にすぎない。このような人と微生物のかかわりを正しく理解した上で、人に備わった微生物に対する防御のしくみと微生物がこれを突破して感染症をおこすメカニズム、さらに感染症を防ぐための手段について学ぶ。
担当講師: 岡田 忍 (千葉大学大学院教授)
第4回 疾病に対する医療(1) 診断と治療、予防
健康な状態からの変化を確認する診断過程と診断のための検査、看護の視点からのアセスメント、そして、その疾病を治療する方法と看護ケアについて学ぶ。さらに、疾病の予防についても考える。
担当講師: 三上 洋 (大阪大学名誉教授)
第5回 疾病に対する医療(2) 薬物療法と薬物の有害作用
疾病の治療に用いられる医薬品とその薬理作用について概説し、なぜ薬は病気(病態)に効くのか、また、安全かつ効果的に薬を効かせるにはどのように投与すれば良いかについて理解し、薬物療法における看護職者の役割について学ぶ。また、薬物による健康被害について考える。
担当講師: 大和谷 厚 (大阪大学名誉教授)
第6回 神経機能の障害
中枢神経系(脳と脊髄)、末梢神経系(体性神経系と自律神経系)、および感覚器系(視覚、聴覚など)に障害を引きおこす主要疾患と生じる機能障害について学ぶ。
担当講師: 大和谷 厚 (大阪大学名誉教授)
第7回 呼吸機能の障害と心臓機能の障害
呼吸機能、心臓機能のアセスメントについて解説し、主要な呼吸疾患と心臟疾患について学ぶ。また、生命の危機をもたらすショックや多臓器不全について、その発症メカニズムと経過を理解し、迅速な対応について学ぶ。
担当講師: 三上 洋 (大阪大学名誉教授)
第8回 血管系機能の障害と造血機能の障害
全身の血管系、血管内を流れる血液、そして血液の成分である血球や血液凝固系などの主要疾患について学ぶ。
担当講師: 三上 洋 (大阪大学名誉教授)
第9回 免疫機能の障害
人を感染症から護るべき免疫系の異常により発症する自己免疫疾患、アレルギー疾患、免疫不全について学ぶ。また、臓器移植に関わる免疫の問題についても考える。
担当講師: 佐伯 由香 (愛媛大学大学院教授)
第10回 栄養の摂取・吸収・代謝機能の障害(1) 栄養バランス
栄養状態のアセスメントと栄養指導、栄養バランスの不均衡による疾患について学び、生活習慣を含めての生活の調整するための看護の役割について考える。
担当講師: 山内 豊明 (名古屋大学大学院教授)
第11回 栄養の摂取・吸収・代謝機能の障害(2) 消化器系の疾患
口腔から肛門に至る消化管および肝臓、胆嚢、膵臓からなる消化器系の主要疾患と生じる機能障害について学ぶ。
担当講師: 大和谷 厚 (大阪大学名誉教授)
第12回 排泄機能の障害
泌尿器(腎、尿路、膀胱)の疾患、排尿・排便の障害について解説し、排泄機能の看護アセスメントとケアについて考える。
担当講師: 松尾 ミヨ子 (聖マリア学院大学教授)
第13回 内部環境調節機能の障害
人体の内的環境は、微妙な変化を伴いながら維持されている。この変化は様々なメカニズムによってコントロールされている。この恒常性の維持という仕組みをつかさどる内分泌機能と自律神経機能とそれらの障害について学ぶ。
担当講師: 山内 豊明 (名古屋大学大学院教授)
第14回 生殖機能の障害
生命の連続性をつくりだすために用意されている仕組み、すなわち生殖という機能を成り立たせている条件と、それらの障害によりこれらの機能が十分に果たせなくなる場合のメカニズムについて学ぶ。
担当講師: 山内 豊明 (名古屋大学大学院教授)
第15回 運動機能の障害と皮膚の障害
骨、関節、筋肉の疾患について学び運動障害・制限への支援を考える。また、皮膚の疾患と皮膚の観察とアセスメントについて学ぶ。
最後にこの科目においての15回の講義を通じての学びについてまとめる。
担当講師: 松尾 ミヨ子 (聖マリア学院大学教授)

放送メディア:

テレビ

放送時間:


2016年度 [第2学期] (木曜)
18時15分〜19時00分

単位認定試験 試験日・時限:

2016年度 [第2学期]
2017年1月29日 (日曜)
7時限 (16時45分~17時35分)

開設年度:

2011年度

科目区分:

共通科目

科目コード:

1233718

単位数:

2単位
このページの先頭へ