初歩からの生物学(’14)

主任講師: 松本 忠夫、二河 成男

生涯教育の場における学生にとっては、最近の生物学の進歩は著しいので、過去の教育で受けた内容が古くなっていることが多い。そこで、本科目では、生物学を基本から解きほぐすことを目標とする。取り上げる題材はできるだけ日常生活と関係する事柄にするが、さらに、現在における先端的研究でのトピックスも、できるだけやさしく講義したい。 検討中リストに追加

各回のテーマと放送内容

※テーマをクリックすると授業内容が表示されます。

第1回 生物学を学ぶ意義  ※改訂回
本章は全体の序章として、生物学とはいかなるものか、そして学ぶ意義について考える。そのために、生物学とはどのような学問構造をしているか、また、どのような研究課題があるかの大筋を学ぶ。
担当講師: 松本 忠夫 (放送大学客員教授)
第2回 生物の特性     ※改訂回
生物には、他の物体には見られない顕著な特徴がある。この章では”生命・生物の世界”が、”非生命・非生物の世界”とどのように異なるのかを学ぶ。そのためには、地球の40億年前に、生命体がいかなる場所で、どのようにして誕生したかについて、また、宇宙全体での生命体の存在可能性についての考えを及ばす必要がある。
担当講師: 松本 忠夫 (放送大学客員教授)
第3回 生物の誕生と歴史
太古の地球において最初の生物が誕生し、長い年月をかけて世代交代を繰り返しながら徐々に変化し、現在のような多種多様な生物たちが共存する世界が形成されるに いたった。このような生物の歴史と、生物の時間的な変化、すなわち進化のしくみについて学ぶ。
担当講師: 二河 成男 (放送大学教授)
第4回 多様な生物の世界(1)
現在の地球にはどのような生物が存在しているのか、大分類について説明する。2回にわたるが、この回では単細胞生物に関して、その栄養獲得様式と、生活型について説明する。また、多細胞生物では、光合成生物、従属栄養生物などにふれる。
担当講師: 松本 忠夫 (放送大学客員教授)
第5回 多様な生物の世界(2)
前回に引き続いて、現在の地球にはどのような生物が存在しているのか、特に動物についてその栄養獲得様式と生活型について説明する。さらに動物の形態、生理、生態などいろいろな側面から説明する。
担当講師: 松本 忠夫 (放送大学客員教授)
第6回 細胞 :生命の最小単位
私たちの体も、他の生物と同様に細胞からできている。細胞といっても多種多様なものが存在する。その一方で、細胞全般に共通するしくみもたくさんある。このような相違点と共通点について、細胞のかたちや中身といった物理的な特徴と、移動や分裂といった機能的な特徴から考える。
担当講師: 二河 成男 (放送大学教授)
第7回 生命活動を支える物質
生物は細胞からできている。では、細胞は何から構成されているのであろうか。細胞も、われわれの身の回りにある物と同様に分子から構成されている。細胞を構成する分子には非生物世界を構成する分子とは違った特徴があること、さらに地球上のすべての細胞は基本的には共通の分子を利用して共通のしくみで活動していることを学ぶ。
担当講師: 二河 成男 (放送大学教授)
第8回 生体内の化学反応  ※改訂回
様々な生命活動は、体内で合成される物質や、物質を分解することによって得られるエネルギーによって支えられている。このような物質の合成や分解は、代謝とよばれ、その実体は良く制御された化学反応の連鎖である。生物が営む化学反応の特徴と、主な代謝の反応経路について学ぶ。
担当講師: 二河 成男 (放送大学教授)
第9回 個体の統合と恒常性 ※改訂回
多細胞体制をとる生物の体は、細胞、組織、器官、器官系、個体といった階層化された構造からなる。各構造の働きをほどよく調節することによって、個体としての統一性が保たれている。ここでは、個体にみられる細胞を基盤とした階層構造と、統一性を支える生体内の調節機構について学ぶ。
担当講師: 二河 成男 (放送大学教授)
第10回 個体の再生産 ※改訂回
生物は、自己とほとんど同じものを産生することによって、増殖する。ここではその個体の再生産を、生殖、発生、成長、繁殖、老化といった、多細胞体制を捕る生物に一般的に見られる個体のライフサイクルに沿って解説する。
担当講師: 二河 成男 (放送大学教授)
第11回 世代を越えた情報の伝達
子は親に似る。このことはすべての生物に共通に見られる現象である。これは遺伝情報を担ってるDNAが親から子に受け渡されるためである。この遺伝のしくみと、DNAの情報を細胞がどのようにして読み取るかについて学ぶ。
担当講師: 二河 成男 (放送大学教授)
第12回 情報の交換(1) 個体内の情報伝達
細胞は、さまざまな物質を利用してお互いの間での情報伝達を行っている。その結果、われわれの体全体の細胞が協調して働くことができたり、子孫の細胞に遺伝情報を伝達することができる。ここでは、いくつかの代表的な体の中の情報伝達について学ぶ。
担当講師: 二河 成男 (放送大学教授)
第13回 情報の交換(2) 個体間の情報伝達
生物は個体間でさまざまな手段を使って情報交換を行っているが、その様相を同種間の場合、異種間の場合で説明する。そして、それらの情報交換の機能や進化的由来について考察する。
担当講師: 松本 忠夫 (放送大学客員教授)
第14回 生物群集の成り立ち
生物は多数の種が競争、共生、寄生、捕食などの関係をもって同所的に存在して群集を構成している。そして、群集はさらにそれぞれのおかれた地域環境とともに、生態系をなしている。この回では、おもに沖縄県の八重山諸島を例にとって、そこでの生物群集の様相、そしてその生物群集の保全活動について説明する。
担当講師: 松本 忠夫 (放送大学客員教授)
第15回 生き物としての人間 ※改訂回
いうまでもなく人類も生き物であり、哺乳類の霊長類の仲間である。しかし、人類は他の霊長類に見られない特別な進化をとげた。人類は他の霊長類からどのような経緯で進化したのだろうか。今や人類は世界拡散をとげ、著しく個体数が増大し、すべての他生物に多大な影響を与えているが、その様相を環境生物学の視点から見ることにする。
担当講師: 松本 忠夫 (放送大学客員教授)

放送メディア:

テレビ

放送時間:


2017年度 [第1学期] (金曜)
13時00分〜13時45分
2016年度 [第2学期] (水曜)
13時45分〜14時30分

単位認定試験 試験日・時限:

2017年度 [第1学期]
2017年7月26日 (水曜)
5時限 (14時25分~15時15分)

単位認定試験 試験日・時限:

2016年度 [第2学期]
2017年1月29日 (日曜)
4時限 (13時15分~14時05分)

開設年度:

2014年度

科目区分:

基礎科目

科目コード:

1234234

単位数:

2単位
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