子ども・若者の文化と教育(’11)

主任講師: 武内 清、岩田 弘三

広い視野に立ち、現代の子ども、若者の成長の過程を客観的に知ると同時に、 どのような教育が必要なのかを考えるツールを身につけ、人間と教育に関する 思考力、実践力を身につける。 検討中リストに追加

各回のテーマと放送内容

※テーマをクリックすると授業内容が表示されます。

第1回 子ども・若者の社会化と教育 
子ども、若者(青年)は、一人前の大人に向けての社会化や教育の対象であり、それには、さまざまな人が関わり、またさまざまな集団や組織が関与している。同時に、子どや若者は独自の文化を形成し自ら変容し、社会変化の担い手となっている。講座の全体を概観する。

担当講師: 武内 清 (敬愛大学特任教授)
第2回 子どもの家庭生活
子どもを育てる家庭内の行事が衰退した。父親と母親の役割が不明になっている。子どもは家庭内で居場所を見出せなくなっている。かって家庭で行われてきた子どもを一人前にする社会化機能がなくなっている。動物社会の子育てや江戸時代、明治時代の子育てを参考にしながらこれからの家庭教育のあり方について論じる。

担当講師: 明石 要一 (千葉敬愛短期大学学長・教授)
第3回 子どもと家庭教育
子どもの第一次社会化の場としての家族や家庭に注目し、そこでの教育のあり方を社会的格差の視点から捉える。貧困家庭における子どもの育ちや虐待問題、その一方で高階層家庭における幼児早期教育や「お受験」ブームなどを具体例として紹介する。

担当講師: 小針 誠 (同志社女子大学准教授)
第4回 子どもの学校生活
子どもは小学校に入学し、生活の中心が家庭から学校に移行する。家庭と学校ではそこで働く原理が大きく違う。 顕在的カリキュラムだけでなく、潜在的カリキュラムも含めて、子どもたちはどのようなことを学んでいるのかを明らかにする。

担当講師: 武内 清 (敬愛大学特任教授)
第5回 子どもの遊び、校外生活
子どもの成長スタイルが変わってきた。仲間との遊びを通した成長が見られなくなっている。そこから、今の子ども達の「弱さ」が生まれている。とりわけ男子の行動が気になる。それは何が原因か明らかにしていく。一言で言えば、利便社会の落とし穴であり、子どもの放課後が消えたからである。子ども社会での規範意識が育っていない。

担当講師: 明石 要一 (千葉敬愛短期大学学長・教授) 
第6回 子どもの勉強と学力
2002年以降のiいわゆる「ゆとり教育」の実施以降、にわかに注目された学力問題について検討する。「ゆとり教育」の内容、子どもたちの学力低下・学力格差の実態、そして、その背景にある子どもたちの「学びからの逃走」の要因についても考える。

担当講師: 小針 誠 (同志社女子大学准教授)
第7回 子どもの問題行動
現代の子どもと若者の問題行動を明らかにする。社会規範が変動している中で、何が問題かのとらえ方自体も揺らいでいる。少年犯罪、いじめ、不登校、高校中退など、問題行動といわれることの実態を考察する。

担当講師: 武内 清 (敬愛大学特任教授)
第8回 高校生の生活と生徒文化
高校生の時期の生活と文化について考察する。高校生活は、勉強だけでなく、部活動、文化祭、体育祭、友人関係、異性関係の面でも活発になり、体力面でも精神面でも大きく成長する。若者独自の文化にもコミットし、生徒文化を形成し、大人に対峙する。
担当講師: 武内 清 (敬愛大学特任教授)
第9回 大学受験
若者にとって大学受験は、これまでどのような意味をもってきたのか、また高等教育が大衆化(マス化)・ユニバーサル化した現在において、それはどのように変わりつつあるのかを、現在の大学入試がもつ問題を含めて考察する。

担当講師: 岩田 弘三 (武蔵野大学教授)
第10回 ジェンダーによる進路選択と教育
教育には男女の平等を推進する機能があるが、その反面、固定的な性別役割規範を再生産するはたらきもある。ジェンダーによる教育機会や進路選択の差異は何によって決定されるのか。「ジェンダー・トラック」の背景として、家族におけるジェンダーの社会化や学校教育の顕在・潜在双方のカリキュラムなどに注目して議論する。
担当講師: 小針 誠 (同志社女子大学准教授)
第11回 大学生のキャンパスライフ
大学・短大進学率は5割を越え、若者の多くが大学で過ごすようになっている。若者たちは、大学のキャンパスでどのような生活を送り、どのように知識や技術や価値観を学び、これからの社会を担う一員としえ育っているのか。その現代の実態を、大学生調査のデータやインタビューから明らかにする。

担当講師: 武内 清 (敬愛大学特任教授)
第12回 キャンパスライフの歴史
戦後日本における大学生のキャンパスライフ(学生文化)が、どのように推移してきたのか。まじめ(勉強)文化、遊び文化の盛衰といった観点を軸に、恋愛・デート文化、サークル文化の動向を含めて、その様相を取り上げる。

担当講師: 岩田 弘三 (武蔵野大学教授)
第13回 学生とアルバイト
どのような変遷をへてアルバイトが、学生のなかに浸透し、いかなる意味をもつようになってきたのかを 、印刷教材では、歴史的に考察するとともに、番組ではゲストを招き、現在の問題について、若者の就労体験とに関連で考える。

担当講師: 岩田 弘三 (武蔵野大学教授)
第14回 ジェンダー・労働・再生産
若者の文化、生活、自立支援を考える上で、ジェンダー視点は欠かせない要素である。とくに女性労働、性別役割分業意識とその変化、再生産領域での男女の葛藤などに焦点を当てながら、若者にとっての自立の意味を現代のジェンダー構造とのかかわりで考える。

担当講師: 天童 睦子   (宮城学院女子大学教授)
第15回 子ども・若者文化と教育・支援
子ども・若者の生活と文化は、それぞれの時代の影響を受け変化する。現代の子ども・若者の生活と文化の特徴を、これまでの講義を整理する形でまとめ、子ども・若者文化の特質を明らかにすると同時に、現在に求められている教育や支援のあり方を明らかにする。

担当講師: 武内 清 (敬愛大学特任教授)

放送メディア:

ラジオ

放送時間:


2016年度 [第2学期] (月曜)
16時45分〜17時30分

単位認定試験 試験日・時限:

2016年度 [第2学期]
2017年1月22日 (日曜)
7時限 (16時45分~17時35分)

開設年度:

2011年度

科目区分:

専門科目

科目コード:

1527819

単位数:

2単位
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