幼児理解の理論及び方法(’15)

主任講師: 中澤 潤、砂上 史子

幼稚園教諭免許に必要な幼児理解について、以下の①~③を本科目の到達目標とする。
①基盤となる理論および幼児教育の特質との関連を理解する。
②幼児理解の具体的な技法である、観察、面接の実際を理解し、身につける。
③幼児理解に関連する具体的実践と、特別支援教育、幼小接続との関連を理解する。 検討中リストに追加

各回のテーマと放送内容

※テーマをクリックすると授業内容が表示されます。

第1回 幼児理解の理論
幼児教育に求められる幼児理解の概観を論じ、本講義の流れを解説する。
認知発達理論から、知的発達の側面からの幼児理解の基本的視点を与えるものとして、認知発達理論(構成主義と社会的構成主義)、情報処理理論を解説する。
社会・人格・臨床発達理論(カウンセリングの視点)から、社会・人格的側面からの幼児理解の基本的視点を与えるものとして、愛着理論、自我心理学、社会的学習の理論を解説する。また治療的理論としてカウンセリング理論を解説する。
担当講師: 中澤 潤 (千葉大学教授)
第2回 幼児教育における幼児理解
幼稚園教諭の専門性としての幼児理解のあり方を、幼児教育の特質と関連づけて解説する。
幼児理解の特質を、倉橋惣三、津守真らの理論から論じる。理解と実践、省察の関連を検討する。
幼児理解に影響を及ぼす保育者の見方や、関係論的視点について解説する。
担当講師: 砂上 史子 (千葉大学准教授)
第3回 幼児理解の方法
幼児理解のための最も基本的な技法としての観察、面接、ならびに、記録やその読みとりについて解説する。
遊び場面における幼児理解と援助との関連について述べる。
幼児理解の具体的方法としての記録の書き方を、具体的に述べ検討する。
担当講師: 砂上 史子 (千葉大学准教授)
第4回 幼児理解と映像によるカンファレンス
映像をもとにしたカンファレンスを通して、多様な視点からまた微細な視点から幼児の興味欲求や気持ちをとらえる幼児理解について実践的に論じる。さらに、撮影・再生方法と解釈の変化や映像を用いる限界や危険性についても論じる。
担当講師: 岸井 慶子 (青山学院女子短期大学教授)
第5回 幼児理解と保育計画
幼児理解に基づく「遊び」を中心とした保育計画の立案、改善等について実践的に論じる。
幼児が主体となる経験としての「遊び」を中心とした指導を通して総合的に教育のねらいが達成できるようにするための計画について事例を通して論じる。
担当講師: 久留島 太郎 (山武市立日向小学校教諭)
第6回 幼児理解と評価
幼児理解から評価を行うことの基本的な考え方を解説する。
幼稚園幼児指導要録の法的根拠及び役割を解説する。
一年間の指導の過程で捉えた幼児の記録を、どのように指導要録「指導に関する記録」に記入するのかを解説する。
【参考資料】
幼稚園教育指導資料集第3集「幼児理解と評価」文部科学省
担当講師: 當銀 玲子 (淑徳大学非常勤講師) 
第7回 特別支援教育と幼児理解
特別な支援を要する子どもが保育現場に増している現況をふまえ、幼児理解と個別支援のあり方、保育方法と家庭支援、子ども同士の育ち合いへの支援について、実践例とともに論じる。
担当講師: 太田 俊己  (関東学院大学教授)
第8回 幼児理解の今日的課題
幼児教育を取り巻く今日的課題をふまえ、今後の幼児理解のあり方について論じる。
特に、幼稚園教育と小学校教育の接続の実際と、そこでの子ども理解について論じる。
担当講師: 中澤 潤 (千葉大学教授) 砂上 史子 (千葉大学准教授)

放送メディア:

オンライン

第2学期:


2016年10月上旬~2017年2月末日

単位認定試験 試験日・時限:

2017年度 [第1学期]
2017年7月30日 (日曜)
1時限 (9時15分~10時05分)

単位認定試験 試験日・時限:

2016年度 [第2学期]
2017年1月28日 (土曜)
7時限 (16時45分~17時35分)

開設年度:

2015年度

科目区分:

専門科目

科目コード:

1529153

単位数:

1単位
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