NPOマネジメント(’11)

主任講師: 河合 明宣、齋藤 正章

公的サービスの担い手として日々に重要性を増しているNPOの設立、経営、業績評価等について、具体例の紹介を通して説明する。NPO活動の経験と新しい展開を重視する。 検討中リストに追加

各回のテーマと放送内容

※テーマをクリックすると授業内容が表示されます。

第1回 非営利組織とは
わたし達の生活において、町内会や自治会等の地縁組織を媒介して、行政が提供する様々なサービスを受け取ってきている。一方、行政という既成の枠組に囚われずに、ボランティア活動や、市民(住民)活動を進める組織が誕生し、時には行政と連携し様々な活動を行い、その存在感が大きくなっている。こうした市民(住民)活動が生まれる背景を述べる。
担当講師: 河合 明宣 (放送大学教授)
第2回 行政連携型非営利組織
公益目的で非営利活動を行う法人に、公益法人とNPO法人などがある。改正された公益法人法の要点にふれる。
社会福祉協議会(社協)は、行政の一部として、わが国におけるボランティア活動を育成した。NPO法施行により、行政から独立し、行政との強い連携の下で事業を展開する新しい団体が誕生した。地球温暖化防止活動を推進する、「環境ネットワーク埼玉」を事例にして、その流れを紹介する
担当講師: 河合 明宣 (放送大学教授)
第3回 特定非営利活動法人の経営
特定非営利活動促進法(いわゆるNPO法)に基づく狭義のNPOの特徴を捉える。NPO法が定める法人の要件、非営利の内容、組織構成、人材の確保やマーケティング活動等組織の経営について述べる。
担当講師: 齋藤 正章 (放送大学准教授)
第4回 特定非営利活動法人の事業とその評価
前回の議論を受けて、内閣府国民生活局等のデータを使いながら、NPO法人の活動を明らかにし、業績、経営内容の分析を行う。
また、申請受理数の推移、組織の規模、活動領域別法人数、活動内容、財政規模、及び収支の状況等の分析も併せて行う。
担当講師: 齋藤 正章 (放送大学准教授)
第5回 非営利組織のアカウンタビリティ
非営利組織が社会に広く受け容れられるには、その目的(活動理念)を明確にし、その活動の成果を開示する説明責任があると考えられる。また、非営利組織といえども必要経費をカバーする位の採算性が求められるであろう。
会計学のアプローチを用いて非営利組織の特徴をお金の面から明らかにしていく。
担当講師: 齋藤 正章 (放送大学准教授)
第6回 まちづくり等地域に密着した活動
6回から8回までは、主たる活動分野別にNPOの具体例を通して、非営利組織の経営や運営の特色を考える。身近な生活の場においてNPOが設立された背景、活動実績、他の組織との連携などを見る。6回では、景観の保全やまちづくり、地域の活性化などを主たる活動分野とするNPOを扱う。
担当講師: 河合 明宣 (放送大学教授)
第7回 保健・医療・福祉の増進
保育所、老人ホームなどの介護老人保健施設、障害者(児)福祉施設などの社会福祉に関するサービス供給型の経営について概観する。事例として、障害者(児)福祉施設を経営するNPOについて述べる。
担当講師: 河合 明宣 (放送大学教授)
第8回 環境の保全と適正技術
尾瀬の自然環境保護に関わる団地を取り上げる。また、環境と調和した適正技術や社会技術の研究・普及などを主要活動分野とするNPOについて経営の現状と課題を探る。
事例で地域の中小規模水道に対する水道技術サービス提供や運営支援を行うNPOを取り上げる。
担当講師: 河合 明宣 (放送大学教授)
第9回 ボランティア・グループ,市民(住民)活動団体
9回から10回までは、NPO法により法人組織化されたものとは別の組織形態による非営利組織の特色を考える。
9回は、主に住民の日常生活の範囲で生活に根ざした活動を行う任意団体を取り上げる。佐渡において、トキとその生息地の保護活動を目的とする団体について、地域住民組織の特徴と意義を述べる。
担当講師: 河合 明宣 (放送大学教授)
第10回 公益法人改革後の活動とその特徴
社団法人として活動してきた日本山岳会(自然保護委員会)と財団法人として活動してきた日本自然保護協会を事例として、公益法人改革への対応やその後の変化を中心に今度の課題を述べる。
担当講師: 河合 明宣 (放送大学教授)
第11回 生活協同組合
消費者が自らの生活向上を目指し、資金を出し合い生活物資の購買等の事業を運営する協同組合組織がある。これは1948年施行の消費生活協同組合法により設立された。地域生協と職域生協がある。改訂協同組合法の要点にも触れる。
担当講師: 齋藤 正章 (放送大学准教授)
第12回 NGOとは何か -国際協力NGOを中心に-
貧困や開発、気候変動や生物多様性などの環境問題、ジェンダーや人権、紛争や平和などの国際的な課題で活動するNPOは、NGO(非政府組織)と呼ばれている。日本の国際協力NGOの現状、歴史、課題について述べる。
担当講師: 大橋 正明 (聖心女子大学教授)
第13回 国際協力NGOの事例 -シャプラニールの活動を中心に-
日本に数百ある国際協力NGOの中から、70年代初頭に設立されたシャプラニール=市民による海外協力の会を取り上げる。このNGOがどのように発展し、バングラデシュやネパールを中心にどのような協力活動を行ってきたかを振り返る。
担当講師: 大橋 正明 (聖心女子大学教授)
第14回 非営利組織の経営改革
任意団体であれ、法人格を取得した組織であれ、構成員が主体的に参加し、組織が目的としている活動を持続させるのは容易ではない。構成員が生き生きと活動し、組織が再生産されるために財政上の安定と魅力ある理念を掲げるリーダーシップが必要である
今日の非営利組織経営改革の課題について述べる。
担当講師: 齋藤 正章 (放送大学准教授)
第15回 非営利組織の課題と展望
日本の町内会や自治会などの既成の住民組織や地縁組織でなく、非営利で社会貢献を目的とする新しい組織の凝集力や持続性は何に依存するのか。事例のまとめを通して非営利組織経営の課題を整理し、地域社会の展望を考える。
担当講師: 河合 明宣 (放送大学教授)

放送メディア:

ラジオ

放送時間:


2016年度 [第2学期] (金曜)
14時30分〜15時15分

単位認定試験 試験日・時限:

2016年度 [第2学期]
2017年1月28日 (土曜)
1時限 (9時15分~10時05分)

開設年度:

2011年度

科目区分:

専門科目

科目コード:

1547224

単位数:

2単位
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