情報社会のユニバーサルデザイン(’14)

主任講師: 廣瀬 洋子、関根 千佳

・ユニバーサルデザインやアクセシビリティの概念と世界的な流れを把握し、企業や社会活動において、多様なユーザーのニーズを考慮した情報発信やユーザー支援が行えるようになる。
・グローバルな観点から、人間の多様性と、今後の情報社会の在り方について自分の意見を持つようになる。
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各回のテーマと放送内容

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第1回 アクセシビリティおよびユニバーサルデザインとは
全体の説明                                
アクセシビリティ、およびユニバーサルデザインの定義、概要、歴史的背景、分類について説明する。「アクセシビリティ」という概念の誕生や、モノ・人間をとりまく環境・メディア環境の変化、および社会・文化・歴史的背景について解説する。 ユニバーサルにデザインという考え方・社会の在り方を強調
担当講師: 広瀬 洋子 (放送大学教授)  関根 千佳 (同志社大学教授)
第2回 ユニバーサルデザインを支える概念
ユニバーサルデザインに関連するノーマライゼーション、インクルージョン、デザインフォーオールなどの概念の整理と、国内外におけるその流れについて解説する。ユニバーサルデザインの主要な要素であるアクセシビリティとユーザビリティとの概念整理を行う。
担当講師: 関根 千佳 (同志社大学教授) 広瀬 洋子 (放送大学教授)
第3回 ユニバーサルデザインのまち・もの・サービス
アクセシビリティは、情報のみならず、建築・公共交通といったハード部分でも重要な概念であり、かつ公共サービス・公民権行使・教育体制・放送メディアなどのソフトやサービス部分においても重要である。ここではその広がりとカバーする範囲について解説する。
担当講師: 関根 千佳 (同志社大学教授) 広瀬 洋子 (放送大学教授)  ゲスト : 川内 美彦 (東洋大学教授)
第4回 アクセシビリティやユニバーサルデザインに関する条約・法律・国際標準
国連の障害者権利条約、各国の法律、国際標準などにおいて、アクセシビリティがどのように扱われ、確保されているかを解説する。
担当講師: 関根 千佳 (同志社大学教授) 広瀬 洋子 (放送大学教授) ゲスト : 長瀬 修(立命館大学客員教授)
第5回 ユーザー理解(障害者)
アクセシビリティやユニバーサルデザインを理解するためには、ユーザーが具体的に どのような問題を抱えているかを知る必要がある。 ここでは、障害の特性と問題点を中心に解説する。
担当講師: 近藤 武夫 (東京大学准教授) 広瀬 洋子 (放送大学教授)
第6回 ユーザー理解(高齢者)
アクセシビリティやユニバーサルデザインを理解するためには、ユーザーが具体的に どのような問題を抱えているかを知る必要がある。 ここでは、高齢者の問題点を中心に解説する。
担当講師: 榊原 直樹 ((株)ユーディット取締役主任研究員) 関根 千佳 (同志社大学教授)
第7回 ICTのアクセシビリティ
コンピュータ、モバイル機器、オフィス機器、家電、公共端末などの様々なICTデバイスは、多様な人の利用を考慮し、アクセシブルに作られるべきものである。ここでは機器やサービスのアクセシビリティを中心に解説する。
担当講師: 近藤 武夫 (東京大学准教授) 広瀬 洋子 (放送大学教授)
第8回 情報のアクセシビリティとその確保
IT機器やWebサイト、広報物や駅のサイン計画にいたるまで、社会にあふれる「情報」に対し、どのようにアクセシビリティを確保し、確実に伝えるべきなのか、概観する。また、アクセシビリティの向上のために、企業や自治体がどのように取り組んでいるか、実例を挙げて解説する。
担当講師: 榊原 直樹 ((株)ユーディット取締役主任研究員)  関根 千佳 (同志社大学教授)
第9回 Webアクセシビリティ概要
Webサイトのアクセシビリティを確保するために必要な、ユーザーの多様性に関する知識と、スクリーンリーダーなどの支援技術についての基礎知識を解説する。また国内外の法律や標準化動向、および、その基盤となる技術や自治体等における改善プロセスについて説明を行う。
担当講師: 榊原 直樹 ((株)ユーディット取締役主任研究員)  広瀬 洋子 (放送大学教授)
第10回 高等教育におけるユニバーサルデザイン
世界的に、社会があらゆる人々に教育の機会を提供する努力が広がりつつある。あらゆる事が刻々と変化する現代において、多様な人々が人生のあらゆるステージにおいて高等教育で学ぶことを求めている。前半では、障害者の高等教育について、米国・英国・EU・日本の状況について焦点をあてる。後半は高齢者の学びに関する新しい動きを紹介する。
担当講師: 広瀬 洋子 (放送大学教授)  関根 千佳 (同志社大学教授)
第11回 教育のアクセシビリティにおける合理的配慮
ICTや人的支援を活用することは、多様な学生が学びの場に参加するためには不可欠なものとなるケースがある。こうした配慮は、莫大にコストがかかったり、配慮の提供により他の学生に極端に不利に働くなど、度を超えたものとならない範囲(合理的な範囲)で、提供する義務があることが国際的に定められつつある。教育での合理的配慮とは何か、試験や教室での配慮の実例を題材として紹介する。
担当講師: 近藤 武夫 (東京大学准教授) 広瀬 洋子 (放送大学教授)
第12回 遠隔教育のアクセシビリティ
eラーニングを使った教育は、地域や通学範囲といった物理的な制約のみならず、病院や家庭から療養中などの理由で離れることができない学生にもメリットをもたらす。ここでは、英国のオープンユニバーシティを中心に、遠隔教育におけるアクセシビリティの事例とそこで用いられている解決策について解説する。放送大学のアクセシビリティについても紹介する。
担当講師: 広瀬 洋子 (放送大学教授)  関根 千佳 (同志社大学教授)
第13回 放送メディアのアクセシビリティ
欧米ではテレビやビデオ、ラジオやインターネット放送において、字幕や音声解説が義務付けられ、多様な人がリアルタイムに情報にアクセスできるようになっている。日本でもその動きは加速している。字幕はテキストがあれば、映像資料の検索や外国語への変換なども簡単にでき、今後その重要性は増していくだろう。本章では、その仕組みや技術、カバーする法律や制度について、社会歴史的背景も交えて解説する。
担当講師: 広瀬 洋子 (放送大学教授)  関根 千佳 (同志社大学教授)
第14回 図書のアクセシビリティ
図書(書籍や教科書なども含む印刷物)を読む上で求められるアクセシビリティについて解説する。読むことをサポートする対面朗読や拡大図書、録音図書などを取り上げるほか、著作権法についても解説する。電子書籍のアクセシビリティ向上となった事例などを紹介する。
 
担当講師: 近藤 武夫 (東京大学准教授) 広瀬 洋子 (放送大学教授)
第15回 ユニバーサルデザインの未来
世界各国で研究が行われている、触覚や視線入力などの新たなユーザーインターフェースによるアクセシビリティの動向や、高齢者が増える中で、アクセシビリティが今後の企業経営や、社会のあり方に対して果たす大きな役割について解説する。
担当講師: 関根 千佳 (同志社大学教授) 広瀬 洋子 (放送大学教授)

放送メディア:

テレビ

放送時間:


2017年度 [第1学期] (火曜)
11時15分〜12時00分
2016年度 [第2学期] (金曜)
23時15分〜24時00分

単位認定試験 試験日・時限:

2017年度 [第1学期]
2017年7月25日 (火曜)
6時限 (15時35分~16時25分)

単位認定試験 試験日・時限:

2016年度 [第2学期]
2017年1月28日 (土曜)
6時限 (15時35分~16時25分)

開設年度:

2014年度

科目区分:

専門科目

科目コード:

1570072

単位数:

2単位
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