アグリビジネスと日本農業(’14)

主任講師: 河合 明宣、堀内 久太郎

農業のグローバル化が進む中で、変化の目覚しい日本の農業経営及び関連産業である食品製造業、外食産業の現状を理解する。グローバル化した競争的環境下で産業としての農業発展の観点及び地球環境問題や人口増加と信頼できる食料の供給確保という観点から、日本農業の現状と課題を把握する。合わせて、人口爆発と言われる人口増加の中で世界で最も高齢化した日本における農業担い手の考察から、稲作を中心とするアジアの農業を理解する糸口も探りたい。 検討中リストに追加

各回のテーマと放送内容

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第1回 豊かな食生活を持続させるために
「アグリビジネス」を科目名に含む4回目の改訂。日本農業における「農業経営」(学)を基本にする流れの中で、今回の「アグリビジネス」の意味内容、(「日本」農業)の説明。全体構成を紹介する。
担当講師: 河合 明宣 (放送大学教授)  堀内 久太郎 (放送大学客員教授)
第2回 日本農業の家族経営(農家)
家族経営の歴史的意義、その経営的特色、農業経営の多様化や新しい農業経営の出現を踏まえ今後の課題を述べる。
担当講師: 堀内 久太郎 (放送大学客員教授)
第3回 職業として魅力ある法人経営
2章と関連させて、家族経営から法人経営への流れとその意義、魅力ある2、3の事例の説明。
担当講師: 堀内 久太郎 (放送大学客員教授)
第4回 農業経営の多角化と経営戦略
農業経営の多角化・6次産業化の理論とその事例を説明する。価値連鎖と価値システムや農業経営の戦略を述べる。
担当講師: 堀内 久太郎 (放送大学客員教授)
第5回 農業経営の異業種間連携
農業経営の異業種との連携に関して、食料産業クラスター論や農商工連携論を説明する。食料産業クラスターの具体的事例を紹介する。
担当講師: 堀内 久太郎 (放送大学客員教授)
第6回 農業と資材産業
種苗、肥料、農薬、農業機械、施設などの土地と労働以外で農業生産に関わる資材産業がある。資材産業の概要を種苗を中心に述べる。
担当講師: 河合 明宣 (放送大学教授)
第7回 食品製造業の展開と農業
加工食品、調理済み食品、飲料品などの食品は今日の食生活を支える重要なアイテムである。これらを製造する食品製造業とはどのような産業だろうか。本章では業種の構成と関連、部門ごとの成長率などを学び、さらに現代の食品製造業が抱える課題についても考える。
担当講師: 清原 昭子 (福山市立大学准教授)
第8回 外食産業と食生活
外食産業は今日の食生活に欠かせない産業である。また、「中食」もわれわれの食生活に欠かせないアイテムになりつつある。本章では、外食産業の構造と成長、「中食」産業の成長を部門別に学ぶ。さらに、外食、中食それぞれの社会的役割について学び、今後の食生活への貢献について考える。
担当講師: 清原 昭子 (福山市立大学准教授)
第9回 食品の安全、信頼とフードシステム
アグリビジネスの発展により、農業から、食品製造業、小売業、外食産業にいたる高度なフードシステムを築いたが、食品中の病原微生物や化学物質などによる健康への悪影響の防止が社会的課題になっている。ここでは、食品安全確保のために欠かせない食品由来リスク、リスクアナリシスの考え方について学び、食品事業者や政府、消費者の役割について考える。
担当講師: 新山 陽子 (京都大学大学院教授)
第10回 生産と消費を結ぶ流通
生産と消費を結ぶ流通の役割を明らかにした上で、農産物流通システムを4類型(原基型、小売業者主導型、卸売業者介在型、大口需要型)に区分し、それらの内容を具体的に説明する。

担当講師: 藤島 廣二 (東京聖栄大学客員教授)
第11回 農産物流通の変化と農業への影響
農産物流通のこれまでの変化(流通の広域化・グローバル化、業務用需要者向け供給比率の上昇、等)を明らかにし、それが国内農業に及ぼした主な影響(食料自給率の低迷、農産物価格の低位収斂化)を説明する。

担当講師: 藤島 廣二 (東京聖栄大学客員教授)
第12回 日本の食料自給
食料自給をどう考えるか。国内における生産が食品製造業及び外食産業の展開を受けどう対応しているか。国際市場(グローバル化)の動向にもふれる。
担当講師: 堀内 久太郎 (放送大学客員教授)
第13回 農業の多面的機能   -生物多様性を中心に-
二次的自然(里地、里山、里海など)における生物多様性とは何か、またその保全の現状を説明する。 「水源林の保全」、世界農業遺産(GIAH)、自然農法・有機農業等による生物多様性保全が産業と国土の均衡的発展とどう関連するか考察する。
担当講師: 河合 明宣 (放送大学教授)
第14回 都市と農村の交流
農業多角化(6次産業化)の中で生産―製造―流通・外食を捉えた。それを前提に、ここでは消費者や地域生活者の立場からの農村空間の意味を捉える。様々な形態の都市農村交流を事例を挙げて説明する。
担当講師: 堀内 久太郎 (放送大学客員教授)
第15回 国際化の中での日本農業の将来像
産業としての農業、信頼のおける食料の確保、生物多様性と共存する農村環境が、グローバルな国際状況下においてどうあるべきかについて考える。
担当講師: 河合 明宣 (放送大学教授)  堀内 久太郎 (放送大学客員教授)

放送メディア:

ラジオ

放送時間:


2017年度 [第1学期] (日曜)
11時15分〜12時00分
2016年度 [第2学期] (木曜)
14時30分〜15時15分

単位認定試験 試験日・時限:

2017年度 [第1学期]
2017年7月23日 (日曜)
6時限 (15時35分~16時25分)

単位認定試験 試験日・時限:

2016年度 [第2学期]
2017年1月22日 (日曜)
4時限 (13時15分~14時05分)

開設年度:

2014年度

科目区分:

専門科目

科目コード:

1639331

単位数:

2単位
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