大学マネジメント論(’14)

主任講師: 山本 眞一、田中 義郎

受講者が、大学問題に関心のあるすべての人々に加え、現職の大学職員あるいは役員や管理職にある教員であることが多いとの前提の下、従来の大学論を超えて、できる限り実践的かつ実際的な教育内容を提供するよう努める。このことにより、受講者に広く大学マネジメントに関する知識を提供するとともに、彼らが現実に直面している経営・管理・運営上の諸課題を適切に解決するための、幅広い実践力を身に着けさせるようにする。 検討中リストに追加

各回のテーマと放送内容

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第1回 大学と私たち
進学率の上昇に伴い、大学はわれわれ国民にとって身近な教育機関となってきた。受験勉強、学生生活、就職活動などを通じて、大学というものを考える機会が増える一方、わが国では、18歳人口の減少や国際化、知識基盤社会の到来などの社会変化の中で、大学を巡る諸環境は大きく変化してきている。これらが大学に及ぼす影響をさまざまな角度から考える。
担当講師: 山本 眞一 (桜美林大学大学院教授)
第2回 大学とは何か
この章では、まず、日本の大学の性格を、日本の古代から近世までつづいた伝統と、近代化以降に手本をされた欧米のユニバーシティの本質の把握を通じて、理解する。次に、日本の法制度における大学の概念について吟味し、国際的な視野のもとで、それが抱えている課題を認識する。 
担当講師: 舘 昭 (桜美林大学大学院教授)
第3回 大学と政府
ここでは、日本の大学の設置形態と設置認可の在り様を概観した上で、私立大学の現状について、法制度的、統計数値的に考察し、私立本来の自主性から生まれる個性的な展開のパイオニアという側面と、国公立に対する補助的位置づけからくる変化に対するバッファーという側面という2面性を明らかにし、今後の課題を検討することによって、大学と政府との関係への理解を深める。
担当講師: 舘 昭 (桜美林大学大学院教授)
第4回 大学経営を支える人材
近年、大学経営を支える事務職員の役割に関心が高まっている。これまでのアンケート調査等から見た彼らの現状を紹介するとともに、関心が高い「教職協働」のあり方やこれに関連して役員・教員の役割にも触れつつ、大学を経営する人材の養成のあり方を考える。
担当講師: 山本 眞一 (桜美林大学大学院教授)
第5回 外国の大学マネジメント
大学のマネジメントをより効果的にするには、外国の大学事例にヒントを求めることも意味がある。ここではアメリカ大学のマネジメント事例を取り上げ、組織化、意思決定、管理運営の方策など大学経営の諸側面について論じる。また、必要に応じてヨーロッパの現状にも触れる。
担当講師: 田中 義郎 (桜美林大学大学院教授)
第6回 大学広報・学生募集戦略
競争的環境が進む中で、大学経営にとって重要なことは、大学の認知度を高め、優秀で意欲ある学生を多数集めることである。ここでは、1980年代にアメリカの大学で広まったマーケティングとエンロールメント・マネジメントの手法の導入とその後、そして今日的課題について、我が国の大学事情に照らして論じる。

担当講師: 田中 義郎 (桜美林大学大学院教授)
第7回 国公立大学の人事・労務・財務
大学の教職員に関する人事・労務管理や、施設・財産・資金に関する財務管理は、大学マネジメントの基盤として押さえておかなければならない事項である。国公立大学の人事・労務・財務については、法人化を契機に、各大学の主体的判断や効率的実施が求められるように大きく変容した。これらに関する制度の枠組みや実際の運用を解説する。
担当講師: 工藤 敏夫 (元木更津工業高等専門学校長)
第8回 私立大学の人事・労務・財務
私立大学について、その経営にとって欠かせない人事・労務・財務の知識とその運用の実際を、専門的・実務的立場から眺め、実務者として必要な知識やノウハウについて、戦略的観点から教授する。
担当講師: 井原  徹 (学校法人実践女子学園理事長)
第9回 大学の教務・学生サービス
近年の大学教育を巡る環境変化の中で、大学教育の質的向上や学生支援の充実がますます重要性を増している。ここでは、大学経営の根幹である教務および学生サービス・プロフェッションについて、その現状と今後のあり方を論じる。
担当講師: 田中 義郎 (桜美林大学大学院教授)
第10回 大学の研究管理
科学技術の振興が重要な国家戦略となる中、大学における研究活動の役割に注目が集まるようになってきた。産業界との連携、知財関係なども含めて、効率的な研究管理のあり方について実態を踏まえて考える。
担当講師: 山本 眞一 (桜美林大学大学院教授)
第11回 評価と大学マネジメント
本章では、多様な評価の中にあって、国、公、私立の別なく、すべての機関が対象になり、かつ、各機関が法的に存続していく上で必須のものとして制度化された認証評価について、原点にもどって、その意義と実施上の課題について検討し、合わせて、その評価が機能するベースともなる大学マネジメントの課題について考察する。
担当講師: 舘 昭 (桜美林大学大学院教授)
第12回 大学の危機管理
大学マネジメントにとって危機管理のノウハウは必要不可欠である。各種の不祥事、教育・研究上の事件・事故、また長期的には財務上の問題など、大学経営を脅かす各種の要因を如何に軽減し、解決するかについて論じる。
担当講師: 山本 眞一 (桜美林大学大学院教授)
第13回 大学の社会貢献
大学には、教育、研究と並んで社会貢献という大きな機能がある。しかしその実態は複雑であり、これを総括的に捉えることは、大学経営に欠かせない。ここでは、いわゆる地域貢献や産業界との共同を含め、さまざまな側面から大学の社会的貢献について論じる。
担当講師: 山本 眞一 (桜美林大学大学院教授)
第14回 近年の大学改革
政府財政の緊縮、経済のグローバル化、18歳人口の減少など大学をめぐる環境の変化の中で、政府はさまざまな改革政策を打ち出し、また大学はこれを大学発展戦略に結び付けつつ、積極的に対応することが求められている。1990年代以降に生じた主な大学改革政策を概観し、その意味するところを解き明かす。

担当講師: 山本 眞一 (桜美林大学大学院教授)
第15回 21世紀知識社会と大学のマネジメント
これからの知識社会において大学は、知識の生産(研究)・伝達(教育)・活用(社会貢献)において大きな役割が期待されている。経営環境の変化の中で先行き不透明な側面があるが、これらの側面を克服しつつ役割を果たすべき大学の将来とそのマネジメントについて論じる。

担当講師: 山本 眞一 (桜美林大学大学院教授)

放送メディア:

ラジオ

放送時間:


2017年度 [第1学期] (日曜)
0時45分〜1時30分
2016年度 [第2学期] (木曜)
6時45分〜7時30分

単位認定試験 試験日・時限:

2017年度 [第1学期]
2017年7月23日 (日曜)
1時限 (9時15分~10時05分)

単位認定試験 試験日・時限:

2016年度 [第2学期]
2017年1月22日 (日曜)
7時限 (16時45分~17時35分)

開設年度:

2014年度

科目区分:

専門科目

科目コード:

1639340

単位数:

2単位
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