財政と現代の経済社会(’15)

主任講師: 諸富 徹

本講義では、財政と経済、そして社会との相互関係が理解しやすいよう講義する。また、われわれにとって財政システムとは何なのか、一見、遠く思える財政システムが、実は我々の生活と密接にかかわっており、その分析・理解能力を身に着けることがすなわち、現代社会を理解することに他ならないことを理解できるようにしたい。 検討中リストに追加

各回のテーマと放送内容

※テーマをクリックすると授業内容が表示されます。

第1回 財政学と現代日本の財政
1. 日本財政の現状
2. 日本の財政危機と財政システムの持続可能性
3. 財政学は何を考えるべきか
担当講師: 諸富 徹 (京都大学大学院教授)
第2回 国家の役割とは何か
1.国家・市場・市民社会
2.国家の経済的機能とは何か?
3.国家の経済目的と社会的価値の選択
担当講師: 諸富 徹 (京都大学大学院教授)
第3回 経費の発展と社会変動
1.公共財の理論
2.経費の歴史的・制度分析
担当講師: 諸富 徹 (京都大学大学院教授)
第4回 公共投資・財政改革・産業構造転換
1.公共投資とは
2.公共投資と社会資本
3.「国土政策」の光と影
4.「公共投資依存」からの脱却と財政改革~長野県の財政改革
担当講師: 諸富 徹 (京都大学大学院教授)
第5回 社会保障と費用負担制度
1.社会保障の財政規模
2.福祉国家モデルと費用負担制度
3.日本の社会保障制度と費用負担原理
担当講師: 諸富 徹 (京都大学大学院教授)
第6回 社会保障各論 -年金・医療・介護・生活保護-
1.年金
2.医療
3.介護
4.生活保護
担当講師: 諸富 徹 (京都大学大学院教授
第7回 現代税制の基礎理論と所得税
1.私たちはなぜ租税を納めるのか
2.租税構造の歴史的変動
3.包括的所得税の理論と実際
4.税制による所得再分配と累進課税
5.所得税が労働供給に与える影響
6.所得税の将来像
担当講師: 諸富 徹 (京都大学大学院教授)
第8回 消費課税と資産課税
1.消費課税の体系
2.付加価値税
3.資産課税
担当講師: 諸富 徹 (京都大学大学院教授)
第9回 グローバル化と法人税の運命
1.法人とは何か
2.法人税の課税根拠
3.「政策課税」としての法人税
4.経済のグローバル化と法人税
5.グローバル化と日本の法人税改革への示唆~ドイツを教訓として
担当講師: 諸富 徹 (京都大学大学院教授)
第10回 国境を越え始めた税制
1.グローバル化、租税回避、タックスヘイブン
2.グローバルタックスとは何か
3.グローバルタックスとしての「EU金融取引税」の挑戦
4.グローバル・ガバナンスと財政民主主義
担当講師: 諸富 徹 (京都大学大学院教授)
第11回 持続可能な発展と財政システム
1.「持続可能な発展」と財政
2.環境税の理論と実際
3.日本の「地球温暖化対策税」
4.「投資政策」としての環境政策
担当講師: 諸富 徹 (京都大学大学院教授)
第12回 地方分権化と政府間財政関係
1.政府間財政関係の理論
2.政府間税源配分論と日本の地方税制
3.政府間補助金の理論と実際‐国庫支出金と地方交付税‐
4.三位一体改革から更なる分権改革へ
担当講師: 諸富 徹 (京都大学大学院教授)
第13回 公債と日本財政の持続可能性
1.公債に関する基礎知識
2.公債のマクロ経済効果
3.公債は誰が負担するのか
4.日本財政の持続可能性と財政再建
5.金融政策と財政政策の融合
担当講師: 諸富 徹 (京都大学大学院教授)
第14回 財政民主主義と予算
1.財政民主主義と予算編成
2.予算をどうとらえるか
3.予算循環と予算原則
4.財政再建と予算改革
5.統治機構改革と財政民主主義
担当講師: 諸富 徹 (京都大学大学院教授)
第15回 財政システムの未来
1.「公共投資国家」から「持続可能な社会的投資国家」へ
2.国家は何に投資すべきか
3.「社会的投資国家」とは何か
4.「知識経済」への移行と財政政策の転換
5.21世紀国家の財政システム
担当講師: 諸富 徹 (京都大学大学院教授)

放送メディア:

テレビ

放送時間:


2017年度 [第1学期] (火曜)
6時00分〜6時45分
2016年度 [第2学期] (日曜)
22時15分〜23時00分

単位認定試験 試験日・時限:

2017年度 [第1学期]
2017年7月27日 (木曜)
6時限 (15時35分~16時25分)

単位認定試験 試験日・時限:

2016年度 [第2学期]
2017年1月25日 (水曜)
4時限 (13時15分~14時05分)

開設年度:

2015年度

科目区分:

専門科目

科目コード:

1639366

単位数:

2単位
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