著作権法(’18)

主任講師: 作花 文雄

全15回の講義を通じ、具体的な事例を踏まえつつ、著作物を利用するに当たり著作権法がどのようにかかわっているかということを的確に理解し、日常生活の中で法に基づく適切な判断ができるようにするとともに、職業生活において著作物の創造及び利用を行う上で必要となる法的素養を培う。 検討中リストに追加

各回のテーマと放送内容

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第1回 著作権制度の仕組み
知的財産権制度全体における著作権法の目的や位置づけを解説するとともに、著作権制度において保護の対象となるものや権利の主体となる者、権利の内容、権利の制限など、第2回以降の講義の導入として、制度全体の仕組みについて概説する。
担当講師: 作花 文雄 (弘前大学副学長)
第2回 著作物
著作権法の保護対象となる創作的な表現物である「著作物」の要件について解説するとともに、文芸、学術、美術あるいは音楽など様々な分野の著作物の特徴について解説する。また、翻訳物や編曲などの二次的著作物、新聞や百科事典などの編集著作物、そしてデータベースの著作物について解説する。
担当講師: 作花 文雄 (弘前大学副学長)
第3回 著作者
著作権法により権利の主体となる「著作者」とはいかなる者であるのかについて解説する。また、複数の者が関与して一つの作品が創作される場合に共同著作者となることができる要件や、職務上作成される著作物について職務著作(法人著作)が成立する場合の要件について解説する。
担当講師: 作花 文雄 (弘前大学副学長)
第4回 著作者人格権
著作権制度では、財産的権利である著作権のほか、著作者の人格的利益を保護するために著作者人格権が設けられている。著作者人格権は3つの種類の権利を中心に構成されており、それぞれの内容について解説する。
担当講師: 作花 文雄 (弘前大学副学長)
第5回 著作権(その1)
著作権は多様な支分権により構成されており、今回及び次回において、各支分権の内容等について解説する。今回は、著作物の複製物の作成に関する権利、及び著作物の公衆への提示に関する権利について解説する。
担当講師: 作花 文雄 (弘前大学副学長)
第6回 著作権(その2)
前回に続き、著作権の支分権について解説する。今回は、複製物等を介する著作物の利用に関する権利、及び二次的な利用に関する権利について解説する。また、多様な著作権等の侵害みなし規定について解説する。
担当講師: 作花 文雄 (弘前大学副学長)
第7回 著作隣接権・出版権
著作者のほか、著作権法では実演家、レコード製作者、放送事業者及び有線放送事業者を著作隣接権制度により保護しており、各著作隣接権者ごとに異なる権利内容について、それぞれ解説する。また、出版権制度について基本的な特徴を解説する。
担当講師: 作花 文雄 (弘前大学副学長)
第8回 権利の制限(その1)
著作権制度においては、著作物を権利者の許諾を得ることなく利用できる様々な場合が規定されており、それぞれの場合における適法な利用の要件や留意点について、2回にわけて解説する。この回では、私的使用のための複製、図書館での複製、引用、教育機関での複製などについて解説する。
担当講師: 作花 文雄 (弘前大学副学長)
第9回 権利の制限(その2)
前回に続き、著作物の自由利用ができる場合として、非営利目的の上演等、裁判手続き等のための複製、公開の美術の著作物の利用、プログラムの所有者による複製、情報の処理・送信の過程における蓄積などについて解説する。
担当講師: 作花 文雄 (弘前大学副学長)
第10回 著作権等の保護期間
著作権や著作隣接権は永続するものではなく、保護期間が設けられている。著作物の類型等に応じた多様な保護期間の計算方法について解説する。また、現在においても、名作映画など旧著作権法時代に創作された著作物が利用されることが少なくないことを踏まえ、旧法時代の著作物の例外的な保護期間について解説する。
担当講師: 作花 文雄 (弘前大学副学長)
第11回 著作物等の利用
著作物やレコード等の利用に際して留意すべき事柄を概観し、ライセンス契約の締結や著作権等の譲渡に伴う諸課題、集中管理団体の役割、著作物等の裁定による利用などについて解説する。
担当講師: 作花 文雄 (弘前大学副学長)
第12回 権利侵害に対する救済・制裁
著作権等が侵害された場合は、民事上の救済を受けることができるとともに、侵害者に対して刑事上の制裁も科せられる。著作権制度においては、民法に加えて、損害賠償や差止請求についての特別な規定が設けられており、その内容を解説するとともに、著作権制度上の刑事罰の内容について解説する。
担当講師: 作花 文雄 (弘前大学副学長)
第13回 著作権等の国際的保護
著作物等は国境を越えて利用されるものであることから、関連する条約の保護の原則を理解することが重要である。時代の進展に応じて、著作権及び著作隣接権に関して多様な条約の整備がなされており、国内の法制度の整備にも大きな影響を与えている。著作権等に関する主要な条約の制定経緯、内容等を解説する。
担当講師: 作花 文雄 (弘前大学副学長)
第14回 著作権制度の歴史
著作権制度の発展の歴史を俯瞰し、制度の変遷を全体的に把握する。また、近年において、貸レコード問題への対応やプログラム・データベースの保護、インターネット上の権利侵害への対応、技術的保護手段の回避に対する規制、グレイゾーンの利用行為の適法性の明確化による円滑な著作物の利用環境の形成、電子書籍への対応など、我が国の著作権制度は間断なく改正されてきており、これらの改正動向について解説する。
担当講師: 作花 文雄 (弘前大学副学長)
第15回 現代社会における課題
現代社会においてはインターネットなど情報伝達技術の飛躍的な発展を背景として、また、著作物の多様な利用形態の登場により、著作権制度は様々な課題に直面している。私的利用行為を構成要素とする事業、物の自由移動の原則と著作権の関与、ISPsの法的責任、マス・デジタル化に伴う著作権問題、フェアユースの導入を巡る問題などの概況や論点について解説する。
担当講師: 作花 文雄 (弘前大学副学長)

放送メディア:

ラジオ

放送時間:


2018年度 [第1学期] (日曜)
0時00分〜0時45分

単位認定試験 試験日・時限:

2018年度 [第1学期]
2018年8月1日 (水曜)
2時限 (10時25分~11時15分)

開設年度:

2018年度

科目区分:

専門科目

科目コード:

1639641

単位数:

2単位
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