ダイナミックな地球(’16)

主任講師: 大森 聡一、鳥海 光弘

生命惑星地球の成り立ちと現在の地球で起きている現象の学習を通して、自然現象を探求するために、様々な時間・空間スケールからの視点が重要であることを理解する。 検討中リストに追加

各回のテーマと放送内容

※テーマをクリックすると授業内容が表示されます。

第1回 イントロダクション:地球を4次元的に概観する
科目の導入として、これから学習しようとする地球をさまざまな時間・空間スケールで概観する。このスケールを支配しているのは対流という物理現象であることを、直感的に理解してもらう。ダイナミックな地球への探究を始めよう。
担当講師: 大森 聡一 (放送大学准教授) 鳥海 光弘 (東京大学名誉教授、海洋研究開発機構特任上席研究員)
第2回 100億年スケールの歴史
宇宙における地球の位置づけを明らかにする。また、地球の形成過程、原料、およびすべての物質の起源である元素の生成にさかのぼって解説する。
担当講師: 鳥海 光弘 (東京大学名誉教授、海洋研究開発機構特任上席研究員)
第3回 10億年スケールの循環
地球における「循環」を概観する。特に、ダイナミックな地球の根源的原動力である、地球内部の循環を紹介する。
担当講師: 鳥海 光弘 (東京大学名誉教授、海洋研究開発機構特任上席研究員)
第4回 数億年スケールの循環(1)
地球内部の循環は、生命の住む表層環境にも大きな影響を与えている。プレートテクトニクスの紹介を中心に、大陸移動やプレートの沈み込み、造山運動など、地球が少しずつ、しかし強力かつ大規模に、表層を改変してゆく現象を取り扱う。
担当講師: 鳥海 光弘 (東京大学名誉教授、海洋研究開発機構特任上席研究員)
第5回 数億年スケールの循環(2):プレートの沈み込み
プレートテクトニクスは、地表の地形的様相を変化させるだけではなく、化学的な環境変動にも大きな役割を持っている。地表を構成する岩石の成因から、マントルと表層環境を結ぶ物質循環までを扱う。
担当講師: 大森 聡一 (放送大学准教授)
第6回 気候変動:1000万年~数万年のダイナミックス
数千万年スケールで起きる表層のテクトニクスは、大気、海洋の循環にも関連し、短い時間で表層環境を変化させる。また、太陽系内における地球の運動が、表層の環境に周期的な変動をもたらしていることがわかってきた。人類史にも関わるこのような変動とその原理を紹介する。
担当講師: 大森 聡一 (放送大学准教授)
第7回 海洋の循環(1)
現在の海洋の循環の様相、およびその原因について、解説する。
担当講師: 河野 健 (海洋研究開発機構地球環境観測研究開発センター長)
第8回 海洋の循環(2)
海洋の循環が、地球表層の環境に与える影響について解説する。また、その実例として、約1万年前に起きた大規模な気候変動を紹介する。
担当講師: 河野 健 (海洋研究開発機構地球環境観測研究開発センター長)
第9回 大気の循環 -基本的な大気の流れ
地球上を循環する大規模な大気の流れについて、その基本的な構造を解説する。とくに大気の流れを作り出し、また逆に流れによって作り出される「雲」の主要な発生メカニズムが熱帯と中緯度で大きく異なることを理解する。
担当講師: 米山 邦夫 (海洋研究開発機構分野長、神戸大学客員教授)
第10回 大気の循環 -天気と気候に影響を与える大規模変動
定常的に観測される大気の状態に対して、発生間隔は変化するものの、ある程度の周期性を持ち、各地の天気や気候を根幹から変える力を持つ代表的な大気変動現象について解説する。
担当講師: 米山 邦夫 (海洋研究開発機構分野長、神戸大学客員教授)
第11回 地震と火山のダイナミックス
地震や火山活動など、固体地球起源の変動現象について解説する。日本に住んでいれば、地震や火山は、一生の間に必ず遭遇するといってもよい現象である。しかし、その原動力は、数億年スケールのプレート運動であることを学ぶ。
担当講師: 大森 聡一 (放送大学准教授)
第12回 一方通行の歴史(1):地球史の研究方法
地球のダイナミクスの探求を、地球形成時から現在に至るまでの時間に拡大する。この様な研究がなぜ可能なのか、その説明として、地球史研究で用いられている研究方法の概要を紹介する。
担当講師: 大森 聡一 (放送大学准教授)
第13回 一方通行の歴史(2):地球史概観とその特性
地球の歴史を概観する。地球が生命の惑星になった理由はなんだろうか? 惑星が冷却してゆく過程で一度だけ起きる現象と、繰り返す現象、そしてこれらと表層環境・生命の進化との関連について考察する。
担当講師: 大森 聡一 (放送大学准教授)
第14回 日本列島の形成史
日本列島の形成史と地球における地学的位置づけを紹介する。ここまで学習した内容を、日本列島を例に復習しながら、その個性と一般性について理解を深める。
担当講師: 大森 聡一 (放送大学准教授)
第15回 まとめと発展
これまでの学習を振り返り、地球システムとしてまとめる。システムの範囲を拡げて、火星と地球の類似性や、地球環境と太陽系・銀河系との関わりに関する、最近の研究の一部を紹介する。
担当講師: 大森 聡一 (放送大学准教授) 鳥海 光弘 (東京大学名誉教授、海洋研究開発機構特任上席研究員)

放送メディア:

テレビ

放送時間:


2018年度 [第1学期] (日曜)
13時00分〜13時45分
2017年度 [第2学期] (金曜)
22時15分〜23時00分

単位認定試験 試験日・時限:

2018年度 [第1学期]
2018年8月4日 (土曜)
8時限 (17時55分~18時45分)

単位認定試験 試験日・時限:

2017年度 [第2学期]
2018年1月25日 (木曜)
6時限 (15時35分~16時25分)

開設年度:

2016年度

科目区分:

導入科目

科目コード:

1760033

単位数:

2単位
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