健康科学(’15)

主任講師: 田城 孝雄、星 旦二

近代、健康問題が多様化しているが、これに対してその問題点を明らかにし、健康科学の目指すべき方向性について考える力を習得する。 検討中リストに追加

各回のテーマと放送内容

※テーマをクリックすると授業内容が表示されます。

第1回 健康科学の意義と必要性 -健康を科学する-
人々の健康維持増進を支援する各フィールド活動を対象として、科学の視点を導入し、具体的な調査研究方法を学習し、より科学的なエビデンスを明確にする能力を身につける。また、科学的なエビデンスを基にして、その後の健康を支援する政策改善に活かしていく具体的なプロセスと実践的な健康支援方法を学習する。
担当講師: 田城 孝雄 (放送大学教授)
第2回 新しい健康の概念
WHOが示した、健康の定義に対して、1991年には、新しい視点が導入されている。ここでは、 WHOが検討した新しい健康の概念として、spiritual dynamic の意味づけを明確にする。特に高齢者や障害者に於ける健康の定義を踏まえ、一病息災的な健康、健康を受容する意義について学習する。
担当講師: 星 旦二 (首都大学東京名誉教授)
第3回 国際生活機能分類
全ての人を対象とした国際生活機能分類の概要を学修する。特に、住民の参画と支援環境の整備を重視する視点の理解を深める。また、このモデルを活用した、生活機能を維持するための、住民参加、機能維持のための支援環境を整備するという視点から、様々な事例を提示し、個別の健康支援環境整備活動とその効果について考究する。
担当講師: 星 旦二 (首都大学東京名誉教授)
第4回 健康水準
都道府県別にみた健康水準を平均寿命や要介護認定割合を見てみよう。また、視覚化するために、図表やマップづくりを習得しよう。健康度には、様々な較差が見られるが、ここではそれらの実態を把握すると共に、それらの関連要因について、医療整備状況、地域の特性などについて、関連性を学習する。
担当講師: 星 旦二 (首都大学東京名誉教授)
第5回 健康規定要因
健康を規定する要因について、WHOが示した概要を学修する。また、健康を規定する要因として幅広い分野が提示されていることを学修する。さらに、健康を規定する要因の各寄与割合について、米国の健康づくり報告書の理解を深める。さらに、疾病を予防し、健康の維持増進のための医療の歴史的な役割と、その意義についても、考究する。
担当講師: 星 旦二 (首都大学東京名誉教授)
第6回 ヘルスプロモーション
WHOが提示したヘルスプロモーションを学修する。ここでは、その定義、主な活動の特性を学ぶ。また、対応する分野、その評価方法、活動戦略について、理解を深める。さらに、各地で推進されている健康づくり活動の実践事例を紹介すると共に、その成果についても評価してみる。
担当講師: 星 旦二 (首都大学東京名誉教授)
第7回 健康日本21
日本の厚生労働省が示した、健康日本21について、その概要と、推進方法、活動分野、そして評価の概要と、次の目標設定について学修する。ここでは、各地での優れた事例を学び、その特性と推進要因について、考究する。また、評価結果を踏まえた、新しい目標の設定についても学修する。
担当講師: 星 旦二 (首都大学東京名誉教授)
第8回 健康づくりを支援する理念と方法及び支援環境整備
健康を支援する方法について、その方法、技法、推進方法、戦略について、学修する。また、対象の特性に応じた、実践内容の評価についても学修する。特に活動を推進したその効果を明確にする評価デザインをバリエイションを含めて提示する。具体的な評価についても考究する。
担当講師: 星 旦二 (首都大学東京名誉教授)
第9回 調査研究
人々の健康維持増進を支援する各フィールド活動を対象として、科学の視点を導入し、具体的な調査研究方法を学修し、より科学的なエビデンスを明確にする能力を身につける。また、科学的なエビデンスを基にして、その後の健康を支援する政策改善に活かしていく具体的なプロセスと実践的な健康支援方法を学修する。
担当講師: 星 旦二 (首都大学東京名誉教授)
第10回 量的な調査研究
より客観的な調査研究方法は、量的研究である。疫学的な手法を紹介すると共に、いくつかの事例を提示する。特に、追跡研究による因果構造を明確にする研究を紹介する。
担当講師: 星 旦二 (首都大学東京名誉教授)
第11回 質的な調査研究 -住民活動の分析-
地域保健活動は、住民の自治意識をいかに向上させるかが鍵である。行政と住民の活動を、社会学的視点から歴史的経過を分析した質的な調査研究を紹介する。市の市政開始からヘルスプロモーションの具現化である協働型まちづくりに至った事例の分析を通して、学修する。
担当講師: 櫻井 尚子 (東京慈恵会医科大学大学院教授)
第12回 市町村における地域活動の連携要因 -ヘルスプロモーションの視点からの分析-
多数の事例を対象にして、研究の問を明らかにする質的な調査研究を紹介する。市町村において地域保健と職域保健の連携に必要な要因を明らかにし、連携に有用な具体的な方策を理解する。各地の先駆的地域保健活動事例をヘルスプロモーションの5行動戦略の視点から分析した研究である。理論枠組みを使用した実践に寄与する地域保健活動の研究方法を学修する。
担当講師: 櫻井 尚子 (東京慈恵会医科大学大学院教授)
第13回 住民参加による保健計画策定と健康づくり活動 -参加型研究-
市町村の健康づくり推進員が健康づくりの核になり、行政とパートナーになって保健計画を策定し、評価し実施計画を再検討しながら活動を進めている。その活動を、協働して行う参加型研究として紹介し、Healthy city を意識した市民活動の推進要因を学修する。
担当講師: 櫻井 尚子 (東京慈恵会医科大学大学院教授)
第14回 健康づくりを支援する保健師機能に関する研究 -ミクストメソッド-
健康科学分野の多様で複雑な社会現象を捉え、実践に結びつけるためには、研究目的であるリサーチクエスチョンに基づく多様な方法を組み合わせることが求められる。健康づくりを支援する保健師機能に関する質的研究と量的研究を用いたミクストメソッドの研究を紹介する。
担当講師: 櫻井 尚子 (東京慈恵会医科大学大学院教授)
第15回 未来の健康科学
健康科学の領域は、アクションリサーチ、ICTの活用、ウェラブルセンサーやナノテクノロジーによるマイクロセンサーによる生体データの収集、ビッグデータ解析などを行うことにより、さらに進歩し、新たな局面を迎えている。未来の健康科学として、科学技術振興機構・社会技術研究開発センターの「コミュニティで創る新しい高齢社会のデザイン」の取り組みと、文部科学省「革新的イノベーション創出プログラム」から、例を挙げる。
担当講師: 田城 孝雄 (放送大学教授)

放送メディア:

ラジオ

放送時間:


2017年度 [第1学期] (木曜)
12時00分〜12時45分
2016年度 [第2学期] (土曜)
9時45分〜10時30分

単位認定試験 試験日・時限:

2017年度 [第1学期]
2017年7月22日 (土曜)
4時限 (13時15分~14時05分)

単位認定試験 試験日・時限:

2016年度 [第2学期]
2017年1月20日 (金曜)
3時限 (11時35分~12時25分)

開設年度:

2015年度

科目区分:

大学院科目

科目コード:

8910685

単位数:

2単位
このページの先頭へ