新時代の社会教育(’15)

主任講師: 鈴木 眞理

生涯学習・社会教育の基礎理念あるいは基礎概念の理解を前提とし、目指される生涯学習社会における社会教育の社会的・政策的背景とその応用課題・問題点と展望などの発展的内容を理解する。 検討中リストに追加

各回のテーマと放送内容

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第1回 社会教育の概念
学校教育とは異なる社会教育という概念について確認をする。生涯学習という用語が広がる中で混乱が生じているが、社会教育という概念を正確に理解することにする。教育という概念、学習という概念、偶発的学習という概念についても確認しておくこととする。
担当講師: 鈴木 眞理 (青山学院大学教授)
第2回 生涯教育論の出現とその展開
ユネスコにおいて生涯教育という概念が形成され世界的に広がるようになったのは1965年からであるが、ユネスコによる生涯教育の概念とその成立の背景、生涯学習等の類似概念やその後の展開について検討を加える。
担当講師: 鈴木 眞理 (青山学院大学教授)
第3回 生涯教育概念の社会的展開
生涯教育概念が移入され、定着するような時期の議論を概括的にとらえ、当時の政策提言文書をいくつか紹介する。さらに、生涯教育という発想への批判的立場の議論にもふれ、現在の状況にどうつながるのかについて検討を加える。
担当講師: 鈴木 眞理 (青山学院大学教授)
第4回 生涯教育概念の定着から生涯学習支援施策への転換
生涯教育概念の定着の時期から、「生涯学習」という用語が広く用いられるようになる時期の状況について解説を加える。当時実施された20年後の予測調査を、現在の状況に照らし合わせて検討しながら、生涯学習支援施策と社会教育行政の関係について考察する。
担当講師: 鈴木 眞理 (青山学院大学教授)
第5回 生涯学習社会という到達目標
生涯学習という用語が定着し、学歴社会に代わる「生涯学習社会」が政策的な到達目標として設定される。ユートピアとみまごうような生涯学習社会に問題はないか、また生涯学習社会といわれる社会において社会教育の役割はどのように考えられるべきか、について検討を加える。
担当講師: 鈴木 眞理 (青山学院大学教授)
第6回 社会教育における学習機会提供機関
生涯学習社会の構築という到達目標が設定される中、さまざまな施策が学校教育に関して展開される。社会教育の領域においても行政機関だけでなく、民間の営利機関・非営利機関の役割が重要な学習機会提供機関として登場してくる。その、総体的な把握を試みることにする。
担当講師: 鈴木 眞理 (青山学院大学教授)
第7回 社会教育の法制度と社会教育行政の基本原則
民間機関の役割が大きくなる中で、社会教育行政の役割を見直し、その基本原則について検討する。地方分権・環境醸成という原則のもと、社会教育主事・社会教育委員・社会教育関係団体・社会教育施設というような具体的な「道具立て」で展開される活動についての総体的な理解と変革の動きへの理解を深める。
担当講師: 鈴木 眞理 (青山学院大学教授)
第8回 社会教育の指導者・支援者の役割
社会教育法では、教育委員会事務局に社会教育主事を配置し、施設に専門的職員を置くことを想定している。教育は、教育する人の存在が不可欠であり、その意義は大きいが、学校教育をモデルにする教育の指導者の議論は、社会教育の場合には不十分である。社会教育主事を中心に、指導者・支援者の問題を検討する。
担当講師: 鈴木 眞理 (青山学院大学教授)
第9回 社会教育と集団・ボランティア活動
社会教育における集団・団体の意味について検討を加える。明治以降、団体は、教化活動の担い手として位置づいてきたが、社会教育法のもと、社会教育関係団体として重要な位置を与えられてきたことを確認する。NPOの活動やボランティア活動が活発になってきた現在の課題についての検討を加える。
担当講師: 鈴木 眞理 (青山学院大学教授)
第10回 社会教育における参加
社会教育においては、住民・学習者の「参加」が重視されていることを制度的な裏付けを確認しながら理解する。近年、規制緩和の動きが「参加」の制度を後退させるように機能している現実に注目しながら「参加」の意味を考察する。また、学習場面での「参加体験型学習」の功罪についても検討する。
担当講師: 鈴木 眞理 (青山学院大学教授)
第11回 社会教育における連携
社会教育の領域において、連携ということが注目されるようになっている。社会教育行政と民間諸機関との連携、地域の諸機関・社会教育施設と学校との連携などであるが、連携の意義と限界について検討を加える。特に学校教育と社会教育との連携に関してそれぞれの教育の特質・特性という観点から考察する。
担当講師: 鈴木 眞理 (青山学院大学教授)
第12回 社会教育施設の役割
行政によって担われる社会教育の中心を占める社会教育施設についてその役割・機能をトータルに把握する。全国に画一的に存在するわけではない社会教育施設の特質、社会教育施設の構成についての理解を基礎に、職員や運営への住民の参加、などの点について検討する。
担当講師: 鈴木 眞理 (青山学院大学教授)
第13回 社会教育の総合的施設 :公民館と生涯学習センターの機能
社会教育施設の中心的な存在である公民館について検討する。公民館の理解は、社会教育そのものの理解につながるものであるが、類似の施設であるコミュニティセンターや生涯学習センターとの異同に注目しながら公民館・社会教育の意味に迫ることを試みる。
担当講師: 鈴木 眞理 (青山学院大学教授)
第14回 社会教育の専門的施設 :青少年教育施設・図書館・博物館の機能
青少年教育施設・図書館・博物館という社会教育施設について検討する。これらの施設は、社会教育施設と認識されない場合もあるが、なぜ社会教育施設と考えることが必要かについて、その現状や機能に即して、特に職員の役割に注目しながら考察する。
担当講師: 鈴木 眞理 (青山学院大学教授)
第15回 新しい社会教育の形を考える
社会教育の役割は社会の変革に資するものでもあり、安定にも資するものでもあろう。これまでの社会教育に関する議論・考え方を総括しながら、社会教育の特質・特性に関する理解を基礎に、「新時代の社会教育」をどのように構築するかについて検討する。
担当講師: 鈴木 眞理 (青山学院大学教授)

放送メディア:

ラジオ

放送時間:


2017年度 [第1学期] (火曜)
6時45分〜7時30分
2016年度 [第2学期] (水曜)
21時30分〜22時15分

単位認定試験 試験日・時限:

2017年度 [第1学期]
2017年7月22日 (土曜)
2時限 (10時25分~11時15分)

単位認定試験 試験日・時限:

2016年度 [第2学期]
2017年1月20日 (金曜)
1時限 (9時15分~10時05分)

開設年度:

2015年度

科目区分:

大学院科目

科目コード:

8920656

単位数:

2単位
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