ここだけの話。俺は今、大学生だ。入学したのは、仕事のためではない。ただ、学びたいからだ。学びが冒険というと、いささか大袈裟だろうか。毎日、新しいことを知るたびに未開の地に足を踏み入れた気分になり、どんどん先に進みたくなる自分がいる。家で授業の話をすると「えっ!?そうなんだ!」と娘と会話が続くのは思わぬ副産物だった。それに、社会と深くつながるような感覚もある。大学を、若者の特権と思っていてはもったいない。これかも、だれにも遠慮することなく未知の世界に没頭したい。
ひとつ、楽しみが増えました。今思えば、最初は習い事感覚でした。そんな軽い気持ちと、自分への小さな期待で大学に願書を送ったのが一年前。入ってみると大変なこともありますがそぐそばに、同じことを学ぶ仲間がいるから私も頑張らなきゃって心の支えになっています。学生は年代も職業もさまざまで、思いがけない学びも多いです。多様な仲間と共通の話題で盛り上がれるのも新鮮ですね。今は自分の成長が日々の楽しみになりました。心がワクワクする瞬間ってどこに転がっているか分からないものですね。
放送大学なら、1科目から大学生に。