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岩手学習センター 平成25年度 URL:http://www.sc.ouj.ac.jp/center/iwate/
プロジェクト名:被災地復興を考える現地視察型研修 〜地域貢献、私たちが伝えるべきこと〜
1.プロジェクト概要
写真
チラシPDF

震災を経験した私たちが地域のためになすべきことの一つに、被災地の現状や震災から学んだ教訓を、多くの人々や次世代に広く伝えていく使命がある。震災から2年が経過した今、復興が進まずに仮設住宅等で暮らす人々がいる一方で、内陸に暮らす人々の意識は徐々に薄れている現実がある。そこで、震災・復興・防災に関する知識を専門家からセミナーで学ぶとともに被災地を実際に訪れ、現状把握と同時に現状を伝える使命、そして自分にできる復興支援を考える契機を提供し、地域貢献につなげる。研修は、初日にセミナー、2日目に被災地(9/8:陸前高田市・大船渡市・釜石市編、9/22:釜石市・大槌町・山田町・宮古市編)を訪問する。

 

被災地復興を考える現地視察型研修

 

*実施体制(主催、共催、後援等) 岩手学習センター
*事務局体制(人数等) 所長、事務長、職員2名 計4名
2.プロジェクトの成果
本研修には、これまで被災地を訪れる気持ちになれなかったという者、現在もボランティアを続けている者、実際に家族を失った者など、2回の研修で延べ54名の学生が参加した。初日のセミナーを受講した後、2日目の被災地では、崩壊した街の様子、復興が進まない状況を体感するとともに、遺族や被災住民の話などに耳を傾け、メディアでは伝えきれていない現状を知ることができた。研修の最後には、研修で学んだことや自分ができる復興支援についての発表等が行われ、現地に来て初めて正しい理解ができたという感想から、地域に戻って町内会などで話し合い防災等に活かしていきたいといった意見なども話され、地域貢献につながる成果があった。
3.プロジェクトの課題
被災地への訪問は、日程調整が困難であり、日程の確定が遅くなったことで、違う日なら参加したかったという学生が多かった。また、現地でのより多くの被災者からの話を聞きたいという要望もあったが、その調整は非常に困難といえる。
4.今後の展開計画
被災地の復興は、まだまだ課題が山積みである。本プロジェクトは地域貢献型であり、継続性が重要である。今後も定期的にセミナーなどを開催するとともに、県外参加者を募り、被災地や被災県の状況を広く広めていきたい。
5.参加者の感想

初日、齋藤所長から講義を受け、次の日に現地視察という段取りで行われた。現地でも、日頃から復興活動に携わっている所長の案内で各地域を巡ることになったが、以前は人家や商店が立ち並んでいたところが、2年を経た今でも全て野原になっていて、案内がないと震災前の姿が想像できないほどだった。実際に津波襲来現場に立って周りを見ていたら、ここで今本当に津波が来たらどうしよう・・・という恐怖を感じた。差し迫った中で、冷静に判断して逃げ道を見つけられただろうか、と、とても不安になった。この怖さを含めた経験を、帰ったら家族や知り合いに伝え、地域の中でも実際に災害が起きた時どうすればいいのかみんなで一緒に考える機会をつくりたい。

 

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