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岡山学習センター | 平成25年度 | URL:http://www.campus.ouj.ac.jp/~okayama/index.html | ||||||
プロジェクト名:過疎地域における地域リーダー育成への貢献事業 | ||||||||
1.プロジェクト概要 | ||||||||
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岡山県の北部に位置する地方公共団体では、地域活性化のために様々な取り組みを行っている。 また、かなりの数のNPOも地域おこしのために様々な取り組みを行っているところであるが、それぞれの人材の確保、育成については有効な方策が採られていないのが現状であり、自然発生的な成り行きに任されているところである。 そこで、地方公共団体の職員を含め人材バンクやNPOに集まる住民の多くを放送大学につなげることにより、地域リーダーの育成にかかわることはとても重要なことと思われる。 そのため、今年度はこの市と連携を図り、広く地域の活性化にかかわる次の事業を展開する。 事 業 : 講演・討論会の開催
*実施体制(主催、共催、後援等) ※ 事前に「つやまNPO支援センター」と打ち合わせは行ったが,共催・後援等は無し。
*事務局体制(人数等) ※ 当SC全員で対処した。 |
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2.プロジェクトの成果 | ||||||||
本企画を立てるにあたって、対象地域である津山市教育委員会、さらには津山市のNPOを束ねる「津山NPO支援センター」を訪ね、同センター事務局長の村上氏と意見交換を行った。この意見交換から明らかになったことは、過疎化が進行するこの地域を活性化するために少なからぬNPOなどが活動しているが、いずれの団体も、後継者をどのように育成するかについては頭を痛めていることであった。その意味でこの企画は大変時宜を得たものであった。 岡山県の出先機関である「美作県民局」管内で岡山県が認証したNPO法人の代表者達に集まっていただき、放送大学教授の田代孝雄(地域活性化伝道師)による「地域再生、いつまでも地域で生きる」の講演を行った。 また、岡田雅夫岡山学習センター所長を司会として、田城教授及び本学岡山学習センター学生の水野博宣氏(前岡山市役所局長)、地域NPO代表として神田寿則氏(現岡山県津山作陽高等学校教頭)の参加を得て討論会を行った。 その討論の中において、NPO法人を維持・継続していくための様々な問題点が提起され、参加者からも種々発言があり、活発な討論会となった。さらに、参加者(NPO代表者各位)に対して、視野の広がりを感じられる学びが放送大学で出来ることの説明を行った。 |
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3.プロジェクトの課題 | ||||||||
今後の課題としては、開催時期の設定について、地元との連絡を密にして企画する必要がある。また地元のNPO支援センターとの連携を密に、講師派遣などにも取り組んでいく必要がある。 | ||||||||
4.今後の展開計画 | ||||||||
今現在、津山市立図書館と当SCとは良好な関係を保持しており、例年連携講座を数回開催して、放送大学の広報を行っている。次年度以降においてもこの連携を継続しつつ、地域リーダーとの話し合い等を持つなど、地域活性化への協力を行うこととしたい。 | ||||||||
5.参加者の感想 | ||||||||
開催日当日、津山市では大きな地域イベントが開催されたにもかかわらずNPO代表者等が多く集まり、テーマに対する関心の高さが窺えた。 メインの田城教授による講演は、少子高齢化社会の長期的見通しを分かりやすく話され、今後地方が産業・交通・生活環境等において衰退・悪化し、地域における各種定住問題を地域住民自らが共助により解決していくことの重要性がよくわかった。そのためには地域再生リーダーをより多く育てることによるNPO活動の更なる活性化が必要であり、いかなる地域においても学べる放送大学を活用したリーダー養成が効果的だと感じた。 又、NPO代表者等からは、財政基盤の強化と若い後継者育成が大きな課題であるとの発言が相次いだが、これらの課題解決のためには、地域再生リーダーがNPOマーケティングの知識や個別分野における理論的深化を基礎とした共助機能の設計能力の修得が必要であり、放送大学の授業はこれらの要請にも大いに応えてくれると思った。 |
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6.写真 | ||||||||
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