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滋賀学習センター 平成27年度 URL:http://shiga.ouj.ac.jp/
プロジェクト名:
放送大学滋賀学習センターと湖南ネットしがの連携による地域ICT教育リーダーのパワーアップ講座
1.プロジェクト概要
写真
チラシPDF

地域で活躍するICT教育リーダーは、一般成人や外国人、児童などへの教育に従事し、自らの教育指導力を一層高めるための学習ニーズを有しているが、そのニーズを満たす機会にはあまり恵まれていない。そこで、滋賀学習センターでは、ICT教育リーダーのニーズに応えるために3ヶ年計画で標記事業を実施する。

実施2年目にあたる今年度は、引き続きNPO法人湖南ネットしがと連携し、講演会とワークショップの二本立てで事業を実施する。前者は県内大学教員を招聘し、ICT社会の現状と動向に関する新しい情報やICT教育に役立つ専門知識を学ぶ場として、後者は共通テーマを掲げ、本学学生と各地のICTリーダーが所属を越え、意見交換や情報交換ができる場として設定する。

*実施体制(主催、共催、後援等) 主催:放送大学滋賀学習センター、NPO法人湖南ネットしが
後援:滋賀県教育委員会
*事務局体制(人数等) 放送大学滋賀学習センター 所長、事務長、職員1名 計3名
NPO法人湖南ネットしが 理事長、職員1名    計2名
総計5名
2.プロジェクトの成果

第1部では「テレビとインターネットによる高齢者支援システムについて」と題し、滋賀大学の谷口 伸一教授に講演とテレビを利用した高齢者支援システムを実演いただいた。第2部では、前述の講演内容もふまえ、「シニアにとってのICT利活用」をテーマにワークショップを行った。
昨年度の講演が長時間でやや専門的な内容であったため、講演だけの一方通行にならないようにワークショップを取り入れた結果、滋賀県内をはじめ、京都、大阪からも多くのNPO関係者に参加いただき、活発な意見交換や交流がなされたことは大きな成果であったといえる。

【参加状況】
講演会     41名(内訳:本学学生10名、NPO関係者28名、一般 3名)
ワークショップ 36名(内訳:本学学生 8名、NPO関係者27名、一般 1名)

3.プロジェクトの課題
計画段階ではもっと多くの参加者を見込んでいたが、講演の詳しい内容を事前に周知しきれなかったことから、約40人に留まり、大盛況とまではいかなかった。次年度は近隣センターや関係サークルにも呼びかけるなど、開催方法も含めて再考したい。
4.今後の展開計画
本事業は3ヶ年計画での実施を想定しており、地域リーダー養成として一過性のものではなく、ICT教育リーダー活動の滋賀県内全域に渡る広域的な発展に寄与するべく、2016年度についても、NPO法人湖南ネットしがと協議し、引き続き事業を展開する。
5.参加者の感想

第1部の講演では、「テレビとインターネットによる高齢者システム」と題し、開発中の地上デジタルテレビを使った日々の生活支援システムが紹介された。このシステムは、高齢者の生活状況を離れた家族にも知らせることができるほか、防災システムとしての機能も兼ね備えており、高齢者だけの世帯には特に必要性が高いものとなっている。講師はこのシステムを高齢者にいかに毎日使用してもらうかが課題であると述べられ、開発中のシステムが今後どういう進化を遂げるのか大いに興味を持った。

第2部では、ワークショップとして各地のICTリーダーの交流の場が設けられた。各NPO法人等のICTリーダーの方々は積極的に情報交換をされており、普段得ることができない貴重なお話を間近で聴くことができた。

6.写真
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