学長メッセージ 地域貢献への取り組み 科目群履修認証制度
(放送大学エキスパート)
面接授業
(スクーリング)
地域貢献活動をする
学生の紹介
静岡学習センター 平成27年度 URL:http://www.sc.ouj.ac.jp/center/shizuoka/
プロジェクト名:富士山学の構築と地域リーダーの育成
1.プロジェクト概要
写真
「富士山学」報告書

今年度の計画は以下のとおりである。
1.体験学習:9月中旬1泊2日の日程で、①フィールドワーク(山宮浅間神社視察、森林限界近辺のウオーキング)、②富士山の維持、保全活動をしているボランテア活動への参画、③この活動参加を踏まえての座談会、意見交換会を開催し、維持保全の重要性を認識するとともに今後のボランティア活動継続へと繋げて行く。

2.最終報告書の作成:3ヵ年展開してきた成果を今後の地域貢献活動の参考に資する。報告書の内容は、①世界遺産のもつ意味、②世界遺産富士山の概要と課題、③プロジェクト実施報告、④富士山学の概要 を含めた約80ページのものを刊行する。

*実施体制(主催、共催、後援等) 静岡学習センター単独で実施であるが、宿舎及び講師に関して静岡県教育委員会の支援をいただいた
*事務局体制(人数等) 所長、事務長、主幹、職員3名  計6名
写真
「富士山緑の募金の森」における保全活動体験
写真
座談会(世界遺産の保護・保全の現状・課題)
2.プロジェクトの成果
本プロジェクトに対する感想を参加者各人に問うたところ、①富士山のすばらしさの秘密がわかった、②日頃見ている富士山の見る目が変わった、③富士山に関わる色々な分野の知識が深まった。④世界遺産登録の意義がわかった、⑤世界遺産の保護・保全の必要性がわかった、⑥富士山自然林の保護・保全のために長年活動されてきたNPOの活動のご苦労がわかった、⑦今後、何らかの活動を考えてみたい、⑧楽しく学べ、今後もこのような企画を継続して欲しい・・・など等、本プロジェクトの意図した所が少なからず達成できたのではないかと思われた。
3.プロジェクトの課題
富士山学の構築に関しては、座学、フィールドワークを通じてほぼ達成できたと考えるが、地域リーダーの育成に関して不十分である。時間的余裕とともに、リーダー育成を強力に進めるリーダーをセンター教員あるいは学生の中に見い出す必要があろう
4.今後の展開計画
3年間のプロジェクトの最終年度にあたり、一旦終了といたします。ただ参加者よりの再開要望が強いことから、次年度以降、資金源を見い出して小規模ながらも保護活動に繋がる企画を考えたい。
5.参加者の感想
バス車中での行き帰りのお話、宿舎での体験、夜間授業、知らぬことばかりの富士山、信仰の対象の大切な山であり、森林の保護活動に力を注がれておられる人たちに驚き、宝永火口の大きさ、強風に驚きました。森林限界等の自然観察など等、盛りだくさんの貴重な思い出を作っていただきました。学生でよかった、楽しい時を過ごすことができました。

▲ページの先頭へ