データサイエンスの講演会公開収録を東京文京学習センターで実施します。この講演会は収録して、テレビ特別番組としてBSやインターネット等で放送・配信するものです。
■「データサイエンス講演会 in 東京文京」
■プログラム
講演会は、以下の2部構成を予定しております。
第1部 統計学の現代的役割とデータサイエンス
中野純司 教授(統計数理研究所モデリング研究系)
データサイエンスは最近注目を集めている分野です。それに対して、統計学はデータを扱う科学としてより長い歴史を持ち、データサイエンスの基礎の一つとなっていることはご存知の通りです。本講演では統計学とデータサイエンス、さらにそれと関連の深い機械学習やAIとの関係をもう一度考察し、統計学の現代的な役割を検討します。その例としていくつかのデータ可視化の手法も紹介します。
第2部 データサイエンスにおけるプライバシー保護
南和宏 准教授(統計数理研究所モデリング研究系)
ビッグデータの安全な利活用には、個人、組織の機密情報を保護する匿名化技術が不可欠です。ただし、安全な匿名化データの作成には、個人の識別子情報(名前、ID等)の削除だけでは十分ではなく、既に流通している外部情報とのリンケージを防ぐための追加の秘匿処理が必要になります。本講演では、匿名化データの安全性を評価するための代表的な指標を紹介し、匿名化データを作成するための秘匿処理アルゴリズムの概要を解説します。
総合司会:中谷多哉子 教授(放送大学)
■事前登録方法
参加を希望される方には、事前登録をお願いしております。
以下のURLからお一人ずつお申し込みください。
「データサイエンス講演会 in 東京文京」事前登録URL
https://reas3.ouj.ac.jp/reas/q/53624
受付は6月中旬まで行いますが、定員に達し次第締め切ります。(先着150名)
定員に達する前に事前登録いただいた方には、後日、参加証を送付いたします。
本講演会は放送大学のテレビ番組として撮影を行います。収録・編集後、テレビ放映やインターネットで配信されます。来場者も映る場合がありますので、あらかじめご了承下さい。これに伴い、本講演会参加者の方には、承諾書にご署名をお願いします。