オンライン教育センター

概要

オンライン教育センターは、放送大学における情報通信技術(ICT)を活用した教育(以下「オンライン教育」という)の推進を行うことを目的としています。具体的には、オンライン教育に係る調査研究、教材等の開発・制作、システム等の開発・運用・管理、運用の支援、その他オンライン教育の推進に関する業務などを行っています。

基本理念

上記の目的を達成するための基本理念として、オンライン教育センターは、以下のビジョンとミッションを掲げ、運営の方針としています。

ビジョン

学生の知性を高めるためのICTを介したパートナーとなることを目指し、放送大学における新しい学習システム基盤を構築すると共に、生涯学習およびリカレント教育のリーディングセンターになります。

ミッション

すべての人々がより多くの知識・情報を得るための機会を、多様なメディアを駆使して提供します。また、質の高い教育コンテンツを提供することによって、生涯学習およびリカレント教育の発展に貢献します。

放送大学は、これまで放送授業と面接授業、およびオンライン授業を行ってきました。2020年度にはコロナ禍のもと、インターネットによる面接授業も行われました。このような授業は同時双方向Web授業として、開始される予定です。授業形態の多様化は、学ぶ方法の選択肢を学生に提供する活動であると考え、これからも力を入れて取り組んでいきます。
コロナの影響により、日本の他の教育機関でも遠隔授業が急速に普及しました。データサイエンスに関する教育を日本全国の教育機関で実施し、教育効果を生むためには、質の高いコンテンツを用いた学習環境が必要となります。オンライン教育センターでは、データサイエンスに関連する教育コンテンツを、他の教育機関に提供するという新しいビジネスを視野に入れ、その仕組みを開発することで、広く人々の知性の向上に貢献していきます。

組織

オンライン教育センターには、教員から選出された3名のマネージャーも参画しています。事務組織には、オンライン授業などの制作・運用を行う情報部オンライン教育課があり、相互連携しています。特に、数理・データサイエンス・AIに関する教育は、情報コースと自然と環境コースの教員が中心となって構成されるデータサイエンス部門で話し合われ、コンテンツ開発を推進しています。さらに、オンライン教育センターには、各コースから選出された委員などから構成されるオンライン教育委員会が置かれ、オンラインを用いた教育の開発・運用に関して審議をしています。