「週刊文教ニュース」に神奈川学習センターの修了生の記事が掲載されました

2022年12月5日「週刊文教ニュース」に神奈川学習センターの修了生の記事が掲載されました。新規タブで開く

石野元文化庁文化財部長が出版『定義から考える無形文化遺産』
元文化庁文化財部長(現在、玉川大学教育博物館長・教授)の石野利和氏(63)が著書『定義から考える無形文化遺産 UNESCO Intangible Cultural Heritage by definition』を悠光堂から出版した。
石野氏は2021年に放送大学大学院文化科学研究科博士後期課程を修了(博士(学術))。同書では、その博士論文「無形文化遺産保護条約と国内法の関係に関する研究―同条約第2条の『無形文化遺産』定義規定の分析を踏まえて―」全文を第2部に掲載している。
第1部では、「無形文化遺産」の定義や日本の代表一覧表への対応などが整理されており、無形文化遺産保護条約の概要をわかりやすく知ることができる。
11月30日にはユネスコの政府間委員会で日本の「風流踊」が新たに登録されたばかりだが、同書巻末には2009~2019年に登録された世界各国の代表一覧表リストが掲載されており、これを眺めるだけでも興味深い(なお、石野氏の研究では、この一覧表リストの案件一つひとつを日本の文化財保護法にあてはめ該当の有無を分析している)。
今後、「伝統的酒造り」や「書道」などもユネスコへ提案の手続きが進められる可能性が高く、私たちにより身近な生活文化の分野から遺産が生まれることも多くありそうだ。これからの動向に注目しつつ、同書を読んで無形文化遺産の理解を深めたいものだ。
発行所は株式会社悠光堂、定価1980(本体1800円+税10%)、電話03-6264-0523、http://youkoodoo.co.jp/
写真:石野利和氏と無形文化遺産の理解を深められる著書

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