「徳島新聞」に徳島学習センターの卒業生の記事が掲載されました

2022年3月28日「徳島新聞」に徳島学習センターの卒業生の記事が掲載されました。新規タブで開く

2022年(令和4年)3月28日の徳島新聞、25面地域総合面の切り抜きの画像。徳島市新蔵町2の放送大学徳島学習センターで学位記を手にする清水さんの写真が掲載されている。記事の内容は以下。99歳 放送大学卒業 美馬市の清水さん 17年かけ「長年の夢」達成 放送大学徳島学習センターの卒業証書・学位記授与式が27日行われ、99歳の清水●市(げんいち)さん=美馬市美馬町丸山、養鶏業=が卒業した。太平洋戦争で途絶えた大学進学の夢をかなえようと17年かけて124単位を取得し、晴れて学士(教養)の学位を得た。(注:●は人偏に玄)
 清水さんは現在の美馬市穴吹町で7人きょうだいの四男として生まれ、尋常高等小学校を卒業後、16歳で上京した。毛布工場で働きながら大学進学を目指して予備校へ通っていたが、1944年に21歳で出征。満州(現中国東北部)で終戦を迎えるとシベリアに抑留され、過酷な捕虜生活を送った。
 48年に実家へ戻ったものの、経済的余裕がなかったため進学は諦め、養鶏業を始めた。以来、養鶏一筋で半世紀以上働いていたが、仕事をしながら受講して学位を取れる放送大学の存在を知り、学びたいという意欲が再燃して2005年に82歳で入学した。
 受講科目は、心理学を中心に選択した。抑留時代、旧ソ連軍将校と接する中で興味を持った、異なる人種間の心理的な共通点や違いを学びたいと考えた。毎日仕事を終えてから3時間ほど勉強を重ね、業務が多忙で単位をなかなか取れない時期もあったが、粘り強く挑戦を続けた。
 徳島市新蔵町2の徳島学習センターであった授与式には学部卒業生24人、大学院修了生1人のうち11人が出席。石川榮作所長が一人一人に学位記を手渡した。
 清水さんは「長年の夢だった大学卒業を果たせてうれしい。これまで支えてくれた家族や周囲の人に恩返ししながら、これからも勉強を続けたい」と意欲を新たにしていた。

※徳島新聞社許諾済み

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